湯梨浜町議会 > 2017-03-06 >
平成29年第 3回定例会(第 1日 3月 6日)

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  1. 湯梨浜町議会 2017-03-06
    平成29年第 3回定例会(第 1日 3月 6日)


    取得元: 湯梨浜町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    平成29年第 3回定例会(第 1日 3月 6日)   ────────────────────────────────────────    第3回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                            平成29年3月6日(月曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第1号)                          平成29年3月6日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 請願・陳情の付託 日程第5 議案第9号 平成29年度湯梨浜町一般会計予算 日程第6 議案第10号 平成29年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第7 議案第11号 平成29年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計予算 日程第8 議案第12号 平成29年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算 日程第9 議案第13号 平成29年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算 日程第10 議案第14号 平成29年度湯梨浜町介護保険特別会計予算 日程第11 議案第15号 平成29年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算 日程第12 議案第16号 平成29年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算
    日程第13 議案第17号 平成29年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算 日程第14 議案第18号 平成29年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算 日程第15 議案第19号 平成29年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算 日程第16 議案第20号 平成29年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算 日程第17 議案第21号 平成29年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算 日程第18 議案第22号 平成29年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算 日程第19 議案第23号 平成29年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算 日程第20 議案第24号 平成29年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算 日程第21 議案第25号 平成29年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算 日程第22 議案第26号 平成29年度湯梨浜町水道事業会計予算 日程第23 議案第27号 平成28年度湯梨浜町一般会計補正予算(第10号) 日程第24 議案第28号 平成28年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算            (第1号) 日程第25 議案第29号 平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計補正予算(第1号) 日程第26 議案第30号 平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 日程第27 議案第31号 平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第28 議案第32号 平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第29 議案第33号 平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第2号) 日程第30 議案第34号 平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第7号) 日程第31 議案第35号 平成28年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算            (第5号) 日程第32 議案第36号 平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号) 日程第33 議案第37号 平成28年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計補正予算(第2号) 日程第34 議案第38号 平成28年度湯梨浜町東郷財産区特別会計補正予算(第2号) 日程第35 議案第39号 平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号) 日程第36 議案第40号 平成28年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第5号) 日程第37 議案第41号 湯梨浜町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例            の制定について 日程第38 議案第42号 ゆりはま暮らしお試し住宅の設置及び管理に関する条例の制定に            ついて 日程第39 議案第43号 天女のふる里・東郷湖「花」基金条例の制定について 日程第40 議案第44号 湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す            る条例を廃止する条例について 日程第41 議案第45号 湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例について 日程第42 議案第46号 湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第43 議案第47号 湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する            条例について 日程第44 議案第48号 湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に            ついて 日程第45 議案第49号 湯梨浜町土地開発基金条例の一部を改正する条例について 日程第46 議案第50号 湯梨浜町税条例等の一部を改正する条例について 日程第47 議案第51号 湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について 日程第48 議案第52号 湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例について 日程第49 議案第53号 湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設の設置及び管理に関する            条例の一部を改正する条例について 日程第50 議案第54号 湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例に            ついて 日程第51 議案第55号 湯梨浜町と鳥取県との間の地方公共団体における情報通信技術の            共同化に関する事務の委託に関する規約に関する協議について 日程第52 議案第56号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の変            更について 日程第53 議案第57号 町道の路線認定について 日程第54 議案第58号 工事請負契約の変更について 日程第55 諮問第1号 湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに            ついて     ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 請願・陳情の付託 日程第5 議案第9号 平成29年度湯梨浜町一般会計予算 日程第6 議案第10号 平成29年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第7 議案第11号 平成29年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計予算 日程第8 議案第12号 平成29年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算 日程第9 議案第13号 平成29年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算 日程第10 議案第14号 平成29年度湯梨浜町介護保険特別会計予算 日程第11 議案第15号 平成29年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算 日程第12 議案第16号 平成29年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算 日程第13 議案第17号 平成29年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算 日程第14 議案第18号 平成29年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算 日程第15 議案第19号 平成29年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算 日程第16 議案第20号 平成29年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算 日程第17 議案第21号 平成29年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算 日程第18 議案第22号 平成29年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算 日程第19 議案第23号 平成29年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算 日程第20 議案第24号 平成29年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算 日程第21 議案第25号 平成29年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算 日程第22 議案第26号 平成29年度湯梨浜町水道事業会計予算 日程第23 議案第27号 平成28年度湯梨浜町一般会計補正予算(第10号) 日程第24 議案第28号 平成28年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算            (第1号) 日程第25 議案第29号 平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計補正予算(第1号) 日程第26 議案第30号 平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 日程第27 議案第31号 平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第28 議案第32号 平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第29 議案第33号 平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第2号) 日程第30 議案第34号 平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第7号) 日程第31 議案第35号 平成28年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算            (第5号) 日程第32 議案第36号 平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号) 日程第33 議案第37号 平成28年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計補正予算(第2号) 日程第34 議案第38号 平成28年度湯梨浜町東郷財産区特別会計補正予算(第2号) 日程第35 議案第39号 平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号) 日程第36 議案第40号 平成28年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第5号) 日程第37 議案第41号 湯梨浜町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例
               の制定について 日程第38 議案第42号 ゆりはま暮らしお試し住宅の設置及び管理に関する条例の制定に            ついて 日程第39 議案第43号 天女のふる里・東郷湖「花」基金条例の制定について 日程第40 議案第44号 湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す            る条例を廃止する条例について 日程第41 議案第45号 湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例について 日程第42 議案第46号 湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第43 議案第47号 湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する            条例について 日程第44 議案第48号 湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に            ついて 日程第45 議案第49号 湯梨浜町土地開発基金条例の一部を改正する条例について 日程第46 議案第50号 湯梨浜町税条例等の一部を改正する条例について 日程第47 議案第51号 湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について 日程第48 議案第52号 湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例について 日程第49 議案第53号 湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設の設置及び管理に関する            条例の一部を改正する条例について 日程第50 議案第54号 湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例に            ついて 日程第51 議案第55号 湯梨浜町と鳥取県との間の地方公共団体における情報通信技術の            共同化に関する事務の委託に関する規約に関する協議について 日程第52 議案第56号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の変            更について 日程第53 議案第57号 町道の路線認定について 日程第54 議案第58号 工事請負契約の変更について 日程第55 諮問第1号 湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに            ついて      ───────────────────────────────                出席議員(12名)       1番 増 井 久 美       2番 寺 地 章 行       3番 河 田 洋 一       4番 浜 中 武 仁       5番 入 江   誠       6番 松 岡 昭 博       7番 酒 井 幸 雄       8番 上 野 昭 二       9番 浦 木   靖       10番 會 見 祐 子       11番 米 田 強 美       12番 光 井 哲 治      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名  事務局長 ───── 川 本 栄 二   副主幹 ────── 足 立 祐 子  臨時職員 ───── 岩 本 佐登美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名  町長 ─────── 宮 脇 正 道   副町長(福祉事務所長)仙 賀 芳 友  副町長(地方創生担当)山 根 孝 幸   教育長 ────── 土 海 孝 治  総務課長 ───── 蔵 本 知 純   企画課長 ───── 森   輝 信  みらい創造室長 ── 岩 﨑 正一郎   町民課長 ───── 重 松 雅 文  子育て支援課長 ── 丸   真 美   健康推進課長 ─── 瀬 戸 隆 行                       長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)  総合福祉課長 ─── 米 増   誠          ─── 竹 本 恵 子  産業振興課長 ─── 前 田 啓 嗣   建設水道課長 ─── 小 林 長 志  会計管理者(兼)出納室長           ─ 川 田 信 行   水明荘支配人 ─── 中 山   明  総務課参事 ──── 尾 坂 英 二   教育総務課長 ─── 西 原 信 男  生涯学習・人権推進課長         ─── 山 田 昭 彦   農業委員会事務局長─ 杉 原   寛  代表監査委員 ─── 礒 江 俊 二     ───────────────────────────────              午前10時16分開会 ○議長(光井 哲治君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから平成29年第3回湯梨浜町議会定例会を開会します。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(光井 哲治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、10番、會見祐子議員、11番、米田強美議員を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(光井 哲治君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  本定例会の会期については、去る2月27日に議会運営委員会を開催し協議しましたので、議会運営委員長から報告を求めます。  寺地委員長。 ○議会運営委員会委員長(寺地 章行君) 皆さん、おはようございます。  ただいま議長の報告のとおり、2月27日議会運営委員会を開催、協議した結果を報告をいたします。  本定例会の町長提出議案は、当初予算18件、補正予算14件、条例の制定及び改正14件、その他4件、諮問1件の合計51件でございます。一般質問は5名です。請願・陳情は、新たなもの2件でございます。  会期は、本日6日から17日までの12日間といたしたいと思います。  なお、最終日には契約の締結4件の提案、議員発議による意見書の提出などを行う予定でございます。  本日の日程はお手元に配付をいたしておりますが、この後、請願・陳情の委員会付託をいたしまして、当初予算、補正予算、条例関係等の町長提出議案の説明を受け、契約の変更1件と諮問1件を審議、採決し、本日は散会といたしたいと思います。  7日は一般質問を行い、8日はその予備日といたします。9日から15日までは委員会審査及び議事の都合により休会とし、16日に提出議案及び請願・陳情審査報告等の審議、採決を行い、17日を予備日とする会期日程でございますので、御協力いただきますようによろしくお願い申し上げます。  以上、報告といたします。 ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。ただいまの寺地委員長の報告のとおり、本定例会の会期は本日6日から17日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日6日から17日までの12日間と決定しました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(光井 哲治君) ここで、本会議開会に当たり、町長に挨拶並びに平成29年度の施政方針について説明をお願いいたします。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。  平成29年度の当初予算を提案するに当たりまして所信を申し述べ、議員各位及び町民の皆様の御理解と御協力を賜りたく存じます。  新年度は、特徴的なことといたしまして鳥取県中部地震を踏まえた防災対策の強化と復興の促進、湯梨浜町の未来をつくるための積極的な施策展開、全国に打って出る情報発信などが上げられます。  まず、1点目の復興の促進と防災対策強化についてです。  昨年10月21日に発生した鳥取県中部地震は我が町にも多くの被害をもたらし、被災世帯数も2,000世帯を超えました。今議会で議決をお願いする平成28年度3月補正予算後の鳥取県中部地震関連予算の総額は、一般会計で4億2,900万円、特別会計分が1億8,400万円と総額6億1,300万円に上っており、そのうち一般会計分1億7,200万円と特別会計分1億3,400万円の合計3億600万円を平成29年度へ繰り越すこととしており、これに平成29年度当初予算の一般会計1億6,100万円、特別会計分700万円を加えますと平成29年度の執行予定額は一般会計分3億3,300万円、特別会計分1億4,100万円の合計4億7,400万円の事業を実施することになります。これらをなるべく早く円滑に進めてまいらねばなりません。  また、ソフト面では被災者住宅再建支援補助金等の円滑な交付と振興対策本部を通じた再建支援を積極的に行うとともに、このたびの地震を踏まえた集落ごとの防災対策の強化、県と連携した町防災計画の見直しを行うなど、町の防災力強化に取り組みます。  さらに、震災からの復興活動支援として行われます「由紀さおり・安田祥子童謡コンサート」の開催支援、復興PRと閑散期の集客増を図るため旅館組合が行うダイレクト予約キャンペーンの支援等も行い、物心両面での震災からの復興を促進いたします。
     2点目の湯梨浜の未来をつくるための積極的な施策展開については、まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる事業の実施に努めますが、ここでは地方創生推進交付金を活用して行う予定の生涯活躍のまちの推進とグラウンド・ゴルフの国際化について申し上げ、その他の項目は後ほどの分野別の際に申し上げたいと思います。  生涯活躍のまち(日本版CCRC)につきましては、この3月で基本計画の策定が終わり、松崎地区の多世代地域交流拠点施設や総合相談センター、お試し住宅の実施設計と建設工事に着手しますが、なるべく早期にできることから実践に移す一方で、サービスつき高齢者住宅、町営住宅、一般分譲宅地等の需要調査などの進度を速め、全体事業の早期着手を図りたいというふうに考えております。  また、グラウンド・ゴルフの国際化につきましては、県や日本グラウンド・ゴルフ協会とも連携し、近隣諸国へのグラウンド・ゴルフの普及、発祥地である潮風の丘の聖地化、ワールドマスターズゲームズ2021に向けた国際大会などの開催に取り組んできました。その結果、これまでに7カ国と交流を持ち、過去2度の国際大会には海外6カ国から193人に参加していただき、日本在留の外国人を含めますと16カ国、229人の外国人の参加を得ました。今後は、国の観光庁や文部科学省、外務省等へも働きかけ、海外の国々及び外国大使館等を通じた海外諸国への道筋をつけ、国際組織の立ち上げ等ワールドマスターズゲームズ世界大会に向け取り組みを加速してまいります。  3点目の打って出る情報発信につきましては、さまざまな事業を通じて首都圏あるいは関西等の都市圏で湯梨浜町及び産品のPRに努め、移住促進、新規就農者の確保、産業の振興等を図ることにしています。具体的には、まず生涯活躍のまち推進のため首都圏のフェア等で相談会や移住やサービスつき高齢者住宅の掘り起こしのためのセミナーを開催するほか、移住体験ツアーやお試し住宅への入居促進等を進めます。  また、産業関係では東郷二十世紀梨のさらなるブランド化や販路拡大、さらには商品開発や新規就農の促進を図るため大手芸能プロダクションと連携し、お笑い芸人を当町に居住させ、梨栽培の様子をウエブやメディア等により全国に情報発信することとしています。  さらに、これらを展開するための大もとの素材として町内の女性をターゲットにしたポスターや湯梨浜を紹介するDVDを作成し、首都圏主要駅への掲出、セミナー開催時の湯梨浜町紹介のツールとして活用するほか、それらの女性が従事する産業等を大手新聞、テレビ局等とタイアップして情報発信することにより、産業の振興や地域活性化、男女共同参画、ひいてはワーク・ライフ・バランスの確立等を図るゆうゆうゆりはま事業を展開します。  加えて、ふるさと名物応援事業に取り組んでおられる民間事業者によります体験プログラムの紹介やコース動画の作成等のウオーキング商品づくり、旅行業者のモニター誘致、商談会への参加、アプローチも行われる予定です。  このようなことから、かつてないほど湯梨浜町の情報発信がある年になるということでございます。これらが平成29年の特筆すべき事柄でございますが、そのほかにも新規施策、重要施策等が多くあります。以下、分野別に申し上げます。  まず、町民の安全で快適な生活の面から、道路整備については松崎田畑橋線第2期工事、新中学校の通学路であります長和田小池線の整備などを進めます。そのほか、県と町が連携して進めている筒地地区地すべり対策工事の完成、県により行われる藤津の急傾斜地、ここ「地」が抜けております、地面の「地」が脱字いたしております、御修正をお願いいたします、行われます藤津の急傾斜地崩壊対策の工事着手、国によります青谷羽合道路安全対策工事の促進など、大型工事も着実に進められています。  下水道につきましては、東郷地域の管渠更生、新中学校への管渠布設のための実施設計と水道配水管布設と同時施行の管渠布設工事を行います。  水道では、主に湯梨浜-倉吉間緊急連絡管布設、南谷等の配水管布設・改良工事、安定的供給のための羽合東郷管布設工事等のほか、将来に向けた管路更新計画の策定、新水源地調査も実施いたします。  さらに、公共事業について、ハワイアロハホールの設備等の改修や更新、中央公民館の屋上防水工事を施行するほか、平成28年度に実施した空き家調査の結果を踏まえ、危険度が高い空き家の除去等に取り組みます。  次に、まちづくりの面では天女のふる里づくりの一環としてふるさと納税等を活用して東郷湖周に桜の木等を植樹し、湖周の魅力を高めるため東郷湖「花」基金を創設するほか、宇宙を旅した四国・仁淀川町のひょうたん桜の種から生育した苗木を宇宙から舞いおりた天女桜として植樹し、100年、200年後の一本名木を育てる事業に取り組みます。  また、泊地域で進めております小さな拠点づくりの検討を促進し、年度内に基本的な事業計画の策定にこぎつけたいと考えています。  次に、移住定住の促進についてでございます。若者世帯の住宅新築等を支援する若者夫婦・子育て世代住宅支援事業について、平成28年度に40件の活用があったことから予算額を大幅に増加しますとともに、全町的な促進を図るため新築等の場所が過疎地域、中山間地域である場合にはかさ上げ補助を実施したいと考えています。そのほか、県外都市部から移住促進のため川上地区のお試し住宅の運営を開始するとともに、土地開発公社分譲地でモデルハウスを建築、運営する事業者に対する支援制度を検討いたします。  次に、産業振興関係では、農業については産地パワーアップ事業で農家の低コストハウス導入を支援いたしますほか、二十世紀梨を守る事業により新植等を行う農業者を支援いたします。  漁業については、平成28年度予算で実施に至らなかった泊漁港周辺を中心とした地域活性化を図るため、海の駅協議会及びその会員が行うブランドデザインの作成、ブランド構築のためのコーディネート、新商品開発のための設備新設の支援等を行います。  次に、健康づくりの面では、今秋本町で日本ノルディック・ウオーク学会が開催されるのにあわせ、ゆりはま天女ウオークを開催するほか、町内7つのウオーキングコースへ多言語案内表示を設置し、いつでも誰でも歩けるコースづくりに取り組み、町民の健康増進と町外ウオーカーの集客を図ります。  また、昨年県のモデル事業として実施したフッ化物洗口を今年度から単町事業として町内小・中学校で継続して実施します。  なお、平成30年度からの健康ゆりはま21プランを策定する年であり、現状分析の中で健康寿命を延ばす取り組みをしっかりと盛り込むようにしたいと考えています。  福祉関係では、引き続き地区集会所のバリアフリー化支援を行うほか、70歳以上の高齢者のみの世帯で免許を自主返納された方、及び障がい者の方等へのタクシー利用助成制度を創設します。  また、認知症の人やその家族を支援するため、認知症初期支援チーム及び認知症地域支援推進員を配置し、訪問による適切なサービスの提供と認知症ケアの向上を図る事業などを充実します。  子育て支援につきましては、1歳6カ月児までの家庭内育児支援を引き続き実施するほか、人員の確保が整ったことにより子育て世代包括支援センター、いわゆるネウボラを本格稼働させ、専門スタッフによる訪問や相談サービス等を充実させます。加えて、産後1カ月の産婦健診の助成と町単独による1カ月児健診の助成を行います。  なお、これらのうち我が町が平成27年度から始め、現在は1歳6カ月まで延ばして実施している1歳未満児の家庭内育児について、県が新年度から支援制度を設け、より広く県内他市町村でも推進されるようになったこと、これまで県を通じ国に要望してきた産後1カ月の産婦健診、生後1カ月児健診の公費支援のうち、産後1カ月の産婦健診が国の公費負担支援の対象となったことはとても喜ばしいことと感じています。  教育関係では、新中学校の校舎棟・学校給食センターの建設工事が本格化するほか、現中学校の跡地利用の検討に着手します。  また、泊小学校で小規模校であることを生かした充実した教育を提供するため特定地域選択制を導入し、羽合地域の小学生が泊小学校に通学するようになりますが、課題は地域との連携にあると思っています。子ども会など地域の中での変わらぬ関係の維持について、集落の方と保護者の方双方の御理解をこの場をおかりしてお願いしたいと思います。  以上、新規施策を中心に平成29年度町政で推進する主要事業等を申し述べました。平成29年度は、予算規模もさることながら震災対応、産業を強くするためのさまざまな施策、住みやすく活気のある地域づくり、情報発信の大幅な強化など、例年にも増して創造力やスタミナが求められます。役場職員が一丸となってこれらを推進し、足腰が強く魅力と活気にあふれるまちの実現に努めてまいりますが、いつも申し上げておりますように防災、産業の振興、福祉、教育等のそれぞれの分野で町民の皆さんあるいは地域ぐるみの活動が不可欠です。町民の皆さんの参加と御協力をお願いして、所信の表明とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(光井 哲治君) 日程第3、諸般の報告をします。  議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 請願・陳情の付託 ○議長(光井 哲治君) 日程第4、請願・陳情の付託を行います。  今期定例会において受理した請願・陳情は、お手元の請願・陳情文書表のとおりそれぞれの常任委員会に付託します。  本日は、日程第5号から日程第53までの49議案については提案理由の説明を受け、当初予算については総括質疑を行い、ほかは提案理由の説明のみといたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第9号 から 日程第22 議案第26号 ○議長(光井 哲治君) 日程第5、議案第9号、平成29年度湯梨浜町一般会計予算から日程第22、議案第26号、平成29年度湯梨浜町水道事業会計予算までの18議案を一括議題とします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第9号、平成29年度湯梨浜町一般会計予算から議案第26号、平成29年度湯梨浜町水道事業会計予算までの18議案について、一括して提案理由を申し上げます。  まず、議案第9号、平成29年度湯梨浜町一般会計予算ですが、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ123億5,000万円の予算を提出するもので、予算規模といたしましては平成28年度の当初予算額104億2,000万円に比較して19億3,000万円、率にして18.5%の大幅な増額となっています。合併後初の通年予算であった平成17年度の126億6,200万円に次ぐ規模となっています。  対前年度に比較した性質別の増減理由を申し上げてみますと、人件費が3,500万円の増、物件費は3,400万円の増、扶助費は社会福祉費、児童福祉費など2,500万円の増、補助費等では鳥取梨生産振興事業や産地パワーアップ事業など農業関係事業などの増額により約6,900万円の増、建設事業費では道路新設改良事業の増加や新中学校・学校給食センター建設工事の本格着手により約21億6,000万円の増、災害復旧事業では鳥取県中部地震の復旧事業のために3,600万円、公債費の減等により約1億900万円の減、積立金ではふるさと納税の減少などにより約7,200万円の減、繰出金では特別会計の繰出金など約7,100万円の減などとなっております。  主な事業といたしましては、新中学校・学校給食センター建設事業約32億8,500万円、ふるさと湯梨浜応援基金事業約1億5,400万円、社会資本整備総合交付金に係る道路新設改良事業約2億5,100万円、グラウンドゴルフふる里公園施設整備事業約1,300万円、ゆうゆうゆりはま事業1,800万円、空き家対策支援事業約800万円、若者夫婦・子育て世代住宅支援事業約3,000万円、臨時福祉給付金事業約5,600万円、家庭子育て支援事業約3,000万円、長期債の繰り上げ償還約1億9,800万円などがあります。  また、新規事業といたしましては、防災力強化事業約400万円、宇宙(そら)桜植樹交流事業約200万円、産前産後サポート事業約100万円、介護予防・生活支援サービス事業約2,300万円、湯梨浜地域ブランド力向上事業約1,800万円、海の駅とまりブランド化事業約2,300万円などを計上いたしております。  次に、議案第10号、平成29年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ260万9,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第11号、平成29年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算は、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ404万5,000円の予算を提出いたしております。  次に、議案第12号、平成29年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ21億7,403万5,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第13号、平成29年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億6,986万5,000円の予算を提出しています。  次に、議案第14号、平成29年度湯梨浜町介護保険特別会計予算は、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ19億646万9,000円の予算を提出しております。  次に、議案第15号、平成29年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算は、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ729万5,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第16号、平成29年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算は、歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ10億9,841万円の予算を提出するものです。  次に、議案第17号、平成29年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算については、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億8,684万6,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第18号、平成29年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6,015万5,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第19号、平成29年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算は、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ97万3,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第20号、平成29年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ38万1,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第21号、平成29年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ293万6,000円の予算を提出するものです。  続いて、議案第22号、平成29年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算は、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ7万5,000円の予算を提出するものでございます。  続いて、議案第23号、平成29年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ77万6,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第24号、平成29年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8万8,000円の予算を提出するものです。  次に、議案第25号、平成29年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算ですが、業務の予定量は年間の宿泊予定人員1万2,900人、休憩予定人員3万4,100人で、事業収益は3億1,514万5,000円とし、1,644万2,000円の収益を予定しています。資本的支出では、企業債償還金8,413万9,000円を予定をしており、過年度分損益勘定留保資金と当年度分損益勘定留保資金で補填することといたしました。なお、営業運転資金に充てるため、一般会計から長期借り入れとして3,400万円を借り入れることといたしております。  次に、議案第26号、平成29年度湯梨浜町水道事業会計予算は、事業収益1億9,203万円を見込み、事業費用1億9,175万5,000円とし、27万5,000円の収益を予定しております。  以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、副町長及び各担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、仙賀副町長より当初予算の概要説明を求めます。  仙賀副町長。 ○副町長(福祉事務所長)(仙賀 芳友君) そうしますと、私のほうからは当初予算参考資料をもとに説明をさせていただきますので、皆さんそれをごらんいただきたいと思います。  そうしますと、私のほうから平成29年度当初予算概要について説明をいたします。  平成29年度当初予算概要について、当初予算参考資料の中でまず1ページをごらんください。平成29年度の当初予算は、一般会計と15の特別会計を合わせて179億6,495万8,000円で、平成28年度当初予算と比較しますと10.3%、16億7,369万4,000円の増額予算となりました。また、国民宿舎事業、水道事業の2つの企業会計、企業を合わせて5億717万5,000円と対前年度比で1.2%、590万1,000円の減額予算となりました。このうち、一般会計予算は123億5,000万円と対前年度比で18.5%、19億3,000万円の増額予算となりました。また、これは平成28年度の当初予算との比較の中で平成27年度との比較では15.1%、13億7,000万円の増額予算を計上いたしておりますので、連続しての増額予算となりました。その主な要因としましては、平成28年度から新中学校・学校給食センターが本格化したものによるものでございます。  次に、3ページをごらんください。まず性質別です。対前年度と比較しますと、例年増額傾向にあった扶助費は28年度と同様に1%台の伸びで推移し、また公債費につきましては積極的に繰り上げ償還を行った結果、平成28年度より1億9,000万円余、7.7%の減額することができました。また一方、新中学校・学校給食センターの建設が本格化することにより、普通建設事業費が21億6,268万円余、率にして222%の大幅な伸びとなっております。  また、5ページから7ページにつきましては新規事業、主要事業の一覧を掲載しておりますので、後でごらんいただけばと思います。  次に、歳入について説明いたします。  国が示す平成29年度の地方一般財源総額は、社会保障の充実等により過去最大の62兆1,000億円余が見込まれています。地方交付税の交付金は15兆5,671億円余で、平成28年度と比べて2,860億円増となりますが、交付税の特別会計による加算が見込まれないことから地方交付税配分額は3,705億円余減ることになり、16兆3,298億円となる見込みです。また、地方創生の本格展開のため、地方創生推進交付金に1,000億円、及び地方財政計画歳出にまち・ひと・しごと創生事業に1兆円が引き続き確保されております。  そうしますと、私のほうからは町の歳入について説明をいたします。  2ページをごらんください。一般会計予算の68.1%を占めます町税、地方交付税及び地方債の概要について説明をいたします。  最初に、平成29年度における町税は11.5%、14億1,900万円余で均等割、所得割の対象人員は微減となっておるものの、前年とほぼ同額の歳入を計上いたしました。  次に、歳入の32.9%を占めます地方交付税は40億6,200万円で、前年度より1億6,800万円の減額予算を計上いたしております。湯梨浜町は、平成27年度から5年間の合併特例債分の激変緩和措置期間中の中間の3年目に入ります。平成28年度は90%、29年度は85%が確保される予定になっております。平成29年度の普通交付税は前年度予算と比較しますと1億6,800万円の減額でありますが、内訳としまして普通交付税が対前年度比5,800万円減の38億4,200万円を計上いたしました。主な増の要因としまして、社会福祉事務所に係る経費が特別交付税から普通交付税に移行した、この金額が1億6,000万円余程度を見込んでおります。  一方、減額する要因としましては、高齢者保健福祉の単位費用の減、これが約4,000万円、地域経済・雇用対策の減、これが約2,000万円の減、包括算定の減が3,000万円、公債費の償還終了に伴う減額が約5,500万円、それと合併特例債の縮減に伴うものが約7,000万円と見込んでおります。  次に、特別交付税は対前年度比で1億1,000万円の減額で2億2,000万円を計上いたしました。内訳としましては、社会福祉事務所の経費が移行することにより1億4,000万円程度の減、地方創生交付金事業に係る措置で2,000万円程度の増額を見込んでおります。町債、地方債は対前年度比で123%、16億1,740万円増の29億3,240万円となりました。増額の主な要因としましては、新中学校・学校給食センター建設事業に伴う学校教育施設等の整備事業債、過疎対策事業債、それと合併特例債を合わせ24億9,880万円を充てる計画でおります。合併特例債発行限度額は全体で84億1,330万円で、平成29年度までの起債累計額は71億9,720万円となり、発行可能残高は12億1,610万円となりますが、新中学校・給食センター分を差し引くと発行可能残高は5億8,650万円となります。  次に、財政調整基金及び減債基金の状況について説明をいたします。8ページをお願いいたします。  平成28年度末の財政調整基金、減債基金の積立金は、財政調整基金が2億3,400万円余の減、減債基金が2,460万円余の増となり、2つの基金を合わせて2億900万円余の減、40億9,200万円余を見込んでおり、平成29年度末では5億7,200万円を取り崩し35億2,000万円余を見込んでおります。  最後に、公債費の推移について説明をいたします。13ページをお願いいたします。  合併時の平成16年度15億6,300万円余、ピーク時には18億2,800万円余であった公債費も、繰り上げ償還等を積極的に取り入れたことにより平成28年度では16億余と徐々にではありますけども減額することができました。また、平成29年度も積極的に繰り上げ償還を行う計画でおります。今後、新中学校・給食センター事業あるいは地方創生事業に係る地方債、公債費の増額も予想されていますが、常に健全な財政計画を立てながら行政運営を実施してまいります。  以上で平成29年度の当初予算の概要説明を終わります。 ○議長(光井 哲治君) 次に、順次担当課長より詳細説明を求めます。  初めに、一般会計予算について、総務課長、企画課長、みらい創造室長、町民課長、子育て支援課長、健康推進課長、総合福祉課長、長寿福祉課長、産業振興課長、農業委員会事務局長、建設水道課長、教育総務課長、生涯学習・人権推進課長の順に説明を求めます。  それでは、総務課長から説明を行ってください。  総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第9号、平成29年度湯梨浜町一般会計予算の補足説明をさせていただきます。  私のほうからは、予算書に基づきましてまず歳入の全体について御説明をさせていただいた後に、概要書に基づいて総務課、議会事務局、出納室関係の主な事業を説明をさせていただきたいと思います。  では、白い表紙のこの予算書のほうの歳入のほうから説明をさせていただきたいと思います。  予算書をはぐっていただきまして、最初7ページをお願いいたします。第2表の債務負担行為でございます。中小企業小口融資の損失補償から一番下の集会所等災害復旧事業補助金まで9件、期間、限度額、それぞれ記載しているとおりでございます。  めくっていただきまして8ページ、第3表の地方債です。公共事業等債、限度額8,410万円から一番下の臨時財政対策債2億7,100万円まで、合計29億3,240万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法は記載しているとおりでございます。
     11ページからが歳入になります。後ほど担当課長のほうからそれぞれ詳細な説明がございますので、歳入の特徴的な主な部分のみ説明をさせていただきたいと思います。  最初に11ページの一番上、1款の町税、1項町民税のところでございます。1目の個人でございますが、前年度比1,024万6,000円、それから法人のほうも160万8,000円の増を計上しております。個人につきましては、納税者数は減少傾向にございますが、所得の伸びによりまして増額を見込んでおります。それから法人のほうも法人数の増加と、それから法人税割の増加によるものでございます。  それから、2項の固定資産税でございます。1目の固定資産税518万7,000円の減額を見込んでおります。これは家屋は増額が見込まれますが、土地と償却資産が減額となる見込みによるものでございます。  3項の軽自動車税でございます。809万1,000円の増でございます。これは平成28年度から課税の仕組みが変更になりましたが、平成28年度当初予算の作成時にその情報が反映できていなかったことによるものでございます。  一番下の4項の市町村たばこ税435万6,000円の減額です。これは税率の上昇と近年の健康志向や禁煙施設の増加などを背景に、売上本数が年々減少していることによるものでございます。  それから、はぐっていただきまして12ページの上のほうです。5項の入湯税、こちらのほうも若干の減額を見込み2,378万2,000円を計上しております。  その次の2款の地方譲与税から13ページの中ほどの8款の地方特例交付金につきましては、それぞれ県の試算額をもとに計上したところでございます。  13ページの下のほう、9款の地方交付税につきましては先ほど副町長のほうから詳細な説明があったところでございますが、大きな変更といたしましては福祉事務所に係る経費が特交から普交のほうへ移動したということになるわけでございますが、全体としては1億6,800万円の減を見込んだところでございます。  めくっていただきまして、14ページの中ほどです。11款分担金及び負担金、2項負担金の2目の民生費負担金の3節児童福祉費負担金、説明欄の一番下、保育所措置児童保育料685人分8,631万円を見込んでおります。  15ページの一番下、12款使用料及び手数料、1項使用料の5目の土木使用料の3節の住宅使用料4,659万7,000円を計上しております。町営住宅116戸分、促進住宅67戸分を計上いたしました。  めくっていただきまして、17ページをお願いいたします。13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金の1節の社会福祉費負担金の説明欄の一番上、自立支援給付費負担金につきましては、前年度対比1,363万4,000円増の1億7,627万3,000円を計上いたしました。その次の2節の児童福祉費負担金の説明欄の一番上、児童手当負担金につきましては前年度対比408万4,000円減の1億8,885万2,000円を計上しております。次の3節の生活保護費負担金につきましては、前年度対比1,333万円減の1億5,382万1,000円を計上しております。  17ページの一番下、2項の国庫補助金の1目の総務費国庫補助金、説明欄の一番下、地方創生推進交付金4,540万円。町長の施政方針にもございました。生涯活躍のまち推進事業、海の駅ブランド化事業を初めといたします地方創生推進交付金事業に充当するものでございます。  次に、18ページをお願いいたします。中ほど、3目の衛生費国庫補助金の1節の衛生費国庫補助金の説明欄の中ほど、子ども・子育て支援交付金237万円。これは子育て世代包括支援センター事業につきまして、正職保健師の人件費の3分の1の支援を受けるものでございまして、県費にも同額を計上しており、合計で3分の2の支援を受けるものでございます。その次の母子保健医療対策等総合支援事業補助金(産前産後サポート事業)、次の(産後ケア事業)、妊産婦健康診査事業につきましてはそれぞれ新規事業でございまして、子育て支援課のほうから説明があろうかと思います。  その次の4目の土木費国庫補助金の2節の住宅費補助金の上のほう、住宅・建築物耐震改修等事業補助金794万6,000円を計上しておりますが、これは鳥取県中部地震の教訓を踏まえまして、歳出側で新たに自治公民館の耐震診断ですとか耐震設計に対する補助事業を計画をしているところでございます。  その次の5目の教育費国庫補助金の1節の小学校費補助金、説明欄の下のほう、学校施設環境改善交付金1,201万6,000円につきましては、小学校のエアコン設置に対する交付金でございます。次の2節の中学校費補助金の真ん中どころ、公立学校施設整備費国庫負担金5億753万9,000円につきましては、新中学校の校舎棟、体育館の建設事業に対する負担金でございます。一番下の学校施設環境改善交付金1億107万6,000円につきましては、武道場、プール、屋外運動場、給食センターの建設事業に対する交付金でございます。  19ページの一番上、6目の災害復旧事業費国庫補助金の2節の公共土木施設災害復旧事業費国庫補助金、道路橋りょう災害復旧事業費補助金989万2,000円につきましては町道筒地原線の工事費に係るものでございまして、県の地すべり事業の完了にあわせて実施するものでございます。  めくっていただきまして、21ページの一番下です。14款県支出金、2項県補助金の2目の民生費県補助金の6節の児童福祉費県補助金、説明欄の一番下です。おうちで子育てサポート事業936万円。町長の施政方針のほうにもありました。本町の家庭子育て支援事業への県の新規の補助金でございます。  1枚めくっていただきまして、23ページの上のほうです。4目の農林水産業費県補助金の1節の農業費県補助金、説明欄の一番下から2番目、元気な里山応援事業668万円につきましては、湯梨浜地域ブランド力向上事業のうち吉本興業と連携したPR事業に対する県の2分の1の補助金です。一番下の産地パワーアップ事業費補助金2,150万円につきましては、鳥取型低コストハウスによる施設園芸等推進事業に対する2分の1の補助金でございます。  2枚ほどめくっていただきまして、26ページをお願いいたします。一番上のほうの16款寄附金の1項寄附金の1目の総務費寄附金につきましては、対前年度比5,990万円減の1億10万円を見込みました。説明欄をごらんいただきますと、ふるさと湯梨浜応援基金寄附金6,000万円減の1億円、それから天女のふる里・東郷湖「花」基金寄附金10万円を計上しております。  26ページの下のほうです。17款繰入金、2項基金繰入金の1目の財政調整基金繰入金につきましては、対前年1億9,700万円増の3億9,400万円を計上いたしました。  それから、1枚めくっていただきまして28ページの上のほうをお願いいたします。19款諸収入、4項貸付金元利収入の1目の総務費貸付金元利収入につきましては、対前年1億6,240万1,000円減の2,000万5,000円を計上いたしました。この減額の要因でございますが、後ほど3月補正予算や条例改正でも申し上げますが、例年実施しております土地開発公社への1年ごとの貸付金の元利収入金額の減によるものでございまして、オーバーナイトの解消を図るため、3月補正予算と条例改正によります土地開発基金からの直接貸し付けを計画していることによるものでございます。  1枚めくっていただきまして、31ページの下のほうをお願いいたします。19款諸収入の5項雑入、4目の雑入の説明欄の下から3つ目、災害派遣職員負担金(人件費)(旅費)、現在宮城県の南三陸町へ災害派遣1名派遣しておりますが、平成29年度も継続して同じ南三陸町へ職員派遣を計画をしているところでございます。一番下の社会福祉協議会への派遣も29年度計画を考えてまいりたいと思っております。  それから、32ページをお願いいたします。20款町債、1項町債の中ほど、7目の教育債、2節の中学校債です。24億9,880万円を計上しております。合併特例事業債につきましては17億520万円、学校教育施設等整備事業債、これは補助裏に充当するものでございますが3億8,250万円、過疎対策事業債につきましては4億1,100万円を計上いたしました。  歳入につきましては以上でございます。  次に、事業概要書の議会事務局、総務課、出納室というものをごらんいただきたいというふうに思います。よろしいでしょうか。  それでは、めくっていただきまして最初の1ページです。議会経常管理費でございます。対前年244万6,000円増の971万3,000円を計上しております。これは2年に1回のそれぞれの委員会の事務調査に係る経費でありますとか、それから特別委員会、全協、常任委員会の議事録の調製を新たに計上したことによります増額でございます。  それから、2枚ほどめくっていただきまして4ページをお願いいたします。総務一般管理臨時経費です。724万5,000円を計上しております。本年度の公用車の更新計画は軽自動車の3台を計画をいたしております。それから委託料に約300万円計上しておりますが、これは町と県の情報のやりとりをいたします鳥取情報ハイウェイというシステムがございますが、県がシステムの拡大更新を計画しておりまして、これにあわせて町のシステムも更新する計画としているところでございます。  次の5ページのふるさと湯梨浜応援基金事業でございます。8,574万2,000円減の1億5,364万円を計上いたしました。申しわけありませんが印刷が不備になっておりまして、事業評価の2行目が抜けております。「広報媒体を活用したP」の次が抜けておりまして、「PR不足等もあり、前年比77%、平成28年12月末現在9,830万円となっています」というのが抜けております。申しわけありません。29年度は湯梨浜まちづくり会社へこの事務を委託する計画といたしておりまして、委託料に5%相当額500万円を計上したところでございます。まちづくり会社へ委託することによりまして、寄附の増額を期待しているところでございます。  めくっていただきまして、6ページのほうには28年度の基金積立金の見込み額1億500万円のうち、災害分1,200万円を除きました9,300万円のそれぞれの充当額並びに主な充当事業を記載しておりますので、こちらのほうは後ほどごらんをいただければというふうに思います。  2枚ほどめくっていただきまして、11ページをお願いいたします。財政臨時経費632万9,000円を計上いたしました。事業概要書の事業の必要性のところをごらんいただけますでしょうか。平成27年1月の総務大臣通知によりまして、統一的な基準によります財務書類等の作成が必要となっております。本町におきましても、平成27年度から固定資産台帳の作成に取りかかっておるところでございまして、29年度におきましては平成28年度決算分の財務書類を統一的な基準により作成することといたしております。そのほか、固定資産台帳の手入れと平成28年度の会計処理を統一的な基準(複式簿記化)するための支援作業を外部に委託する経費を計上したところでございます。めくっていただきまして、裏のほうにこの事業の概要を記載をしているところでございます。平成27年1月23日の総務大臣からの要請に基づいて、おおむね3年間の間に移行しなければならないとなっておりまして、平成30年の3月末には先ほど申し上げました財務書類を公表するということになっているところでございます。  2枚ほどめくっていただきまして、17ページをお願いいたします。集会所等災害復旧事業補助金670万円を計上いたしました。鳥取県中部地震によります被害を受けました行政区の集会所、公民館の復旧を支援するものでございまして、本年度の計画効果のところに書いておりますが、平成28年度に交付決定予定の7地区分370万円と、29年度新たな申請1地区300万円を見込んだところでございます。  それから、2枚ほどめくっていただきまして21ページをお願いいたします。地域防災計画策定事業3万4,000円、昨年度対比109万5,000円の減額でございますが、これは近年続発しております災害対応、それから豪雪、いろんなものがございまして、印刷を見送ってそれぞれデータのみの計上ということにしておりまして、こういった減額としております。事業の必要性の2行目のところをごらんいただきますと、大きな項目といたしまして平成28年10月21日に発生いたしました鳥取県中部地震や熊本地震、それから1,000年に1度の大規模洪水等を考慮した計画策定を行う予定としておりますが、実は県が先般の豪雪も考慮した計画を策定予定としておりまして、これに倣って豪雪も考慮した計画を策定してまいりたいというふうに考えております。  それから、めくっていただきまして23ページ、防災訓練事業でございます。昨年11月6日に予定しておりました防災訓練は、中部地震によりまして中止をいたしました。本年度は羽合地区を対象に地震、津波、土砂災害等を想定した総合防災訓練を計画したいというふうに考えております。  めくっていただきまして24ページ、防災連携備蓄事業でございます。11万5,000円を計上しております。事業の概要です。鳥取県内の市町村が災害時に必要と見込まれる物資または資機材の標準的な品目及び数量等を連携して備蓄し、災害により被害を受けた市町村の応援を迅速かつ円滑に行うことを目的に、各市町村が備蓄するというものでございます。下のほうに備蓄物資等の現況の一覧を記載をしておりますので、ごらんをいただければというふうに思います。平成29年度は保存期限が到来いたしますアルファ米250食、それから粉ミルク、それから汚物処理ボックス5セットを購入を新たに予定をしているところでございます。  なお、上から3つ目の③番の粉乳・ミルクにつきましては、県の中で粉アレルギー分を湯梨浜町が担当して購入をするものでございます。  それから、1枚めくっていただきまして27ページをお願いいたします。防災対策特別強化事業、3年目に入ります。この防災対策特別強化事業、一番大切な事業であるというふうに認識をしております。平成28年度の事業評価のところをごらんください。平成28年度は防災特別対策官による防災講習会を32地区実施、新しく2地区で自主防災組織の設立があり、平成29年度は全地区設立を目指すということにしております。めくっていただきまして、28年度の取り組みの状況を記載をしております。住民の皆さんの防災意識の向上、それから町と地域の信頼関係の構築など、重要な役割を持っていると認識をしているところでございます。  それから29ページ、新規事業です。防災力強化事業419万5,000円を計上いたしました。事業の概要のところをごらんいただきますと、マルポツの2つ目、消防力強化ということで消防団員の編み上げ靴の購入費291万9,000円を計上しております。1つ飛んで、防災士養成講習負担金につきましては5名分を計上いたしました。それからソーラー式街路灯整備につきましては、これは裏のほうの30ページのほうにも記載しておりますが、有事の際の停電時にも点灯する避難経路や避難所の照明灯とするためのものでございまして、3基分を計上しております。それからドローンの災害時利用委託料につきましては、1フライト分を計上したところでございます。  それから、2枚ほどめくっていただきまして35ページです。町議会議員選挙経費861万4,000円を計上しております。平成29年4月23日の投開票を予定をしております。  それから、3枚ほどめくっていただきまして41ページをお願いいたします。被災者住宅再建等総合支援事業1億1,578万円を計上いたしております。事業の概要のところ、重複いたしますので避けますけれども、こういった内訳で計上いたしておりますが、一番下の丸、鳥取県中部地震住宅修繕促進支援30万円につきましては、県外から職人等を呼ぶ場合の県の補助事業にあわせまして、町単独のかさ上げ分も計上したところでございます。めくっていただきまして、42ページのほうには現段階での申請の状況を記載しておりますので、後ほどごらんをいただければというふうに思います。  それから、45ページをお願いいたします。消防団員の報酬でございます。条例定数193人のところ、現段階179名の団員の皆様に御活躍をいただいております。  それから、ちょっと飛びますけれども51ページをお願いいたします。消防施設整備事業156万6,000円を計上いたしました。本年度の計画のところをごらんください。防火水槽の修繕や各区からの要望に対処するとしております。防火水槽の修繕2カ所と、それから小鹿谷区の防火水槽の漏水修繕工事を計画いたしました。町または地元が設置した防火水槽のうち、消防水利の基準40立方メートルを満たすものの更新、維持管理は町が行うこととしておりまして、この経費を計上いたしました。  それから、2枚ほどめくっていただきまして54ページです。長期債繰上償還元金1億9,887万円を計上いたしました。副町長の説明にもございました。本年度も繰り上げ償還を計画をしているところでございます。55ページには詳細な事業概要、必要性等を記載しておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。  それから、最後から2枚目でございます。58ページをお願いいたします。役場庁舎災害復旧事業1,100万円を計上いたしました。鳥取県中部地震により被災しました役場本庁舎等の修繕を実施するものでございまして、本庁舎と東郷庁舎の修繕を計画をしております。  それから一番最後、国民宿舎事業会計貸付金、本年度は鳥取県中部地震によります宿泊数の減少に対応するため、当初予算額を2,000万円増額して6,000万円を貸し付けしたところでございますが、平成29年度は3,400万円の貸し付けを計画をしているところでございます。裏のほうに今までの経過と30年度までの貸し付けの計画を記載しておりますので、ごらんをいただければと思います。  総務課、以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(森 輝信君) それでは、企画課関係の補足説明をさせていただきます。概要書に基づいて説明をさせていただきます。  まず、2ページをお願いします。跡地利用検討委員会でございます。統廃合後の中学校等の跡地利用の検討費用としまして、3回分の検討委員会費用を計上しております。学校等の跡地施設は貴重な町民財産であり、その価値を最大限に引き出し、湯梨浜町の活性化のために有効に機能させるよう検討していくものでございます。  続きまして、3ページのボランティア団体育成支援事業及び4ページのまちづくり創造事業、5ページの集落づくり総合交付金につきましては、平成28年度に引き続き継続するものでございます。住民の参画による事業と、各区への交付金という形で計上させていただいているところでございます。  なお、集落づくり交付金事業の概要書、左側の事業概要5の今年度の計画効果欄の⑦集落活性化事業交付金でございますけども、2分の1、10万円を限度といたしておりましたけども、各集落間での世帯数の開きがかなり大きいということで、平成29年度からは200世帯を超える世帯につきまして300世帯までが15万円、400世帯までが20万円と交付金上限額をそれぞれ引き上げることといたしております。  次に、6ページです。東郷湖・未来創造会議事業でございます。これにつきましては、東郷湖周辺の自然を生かしながら、町民との協働によるまちづくりを推進するために中長期的な発展戦略として平成24年度から平成28年度の5カ年間、10のプロジェクトに取り組むアクションプログラムを展開してまいりました。当初の計画期間は終了したところでございますけども、天女のふる里づくり事業の一層の進展に向けてさらなるステップへ事業を発展、継続していくもので、組織体制も含めて新たに再構築を図っていくこととし、49万4,000円を計上しております。  7ページをお願いします。東郷湖未来創造会議で集約いたしました事業を継続的に展開していく天女のふる里づくり事業でございます。天女サミット関連の自治体イベントへの参加等によりまして、関連自治体との相互交流、連携についても手法や相互の取り組みなど協議を進めていきたいというふうに考えております。  8ページ、地域のにぎわい創出事業につきましても継続という形で、12地区への補助金を計上させていただきました。地域が主体的に取り組む祭り、運動会、芸能大会、スポーツ大会、文化祭に対して上限はございますが10分の10という形で補助するもので、事業費364万5,000円を計上しております。  続きまして、9ページです。地方路線バス維持事業につきましても、赤字路線への補填、高齢者定期券の購入助成、バス停小屋の修繕経費などの事業費743万7,000円を計上いたしております。  10ページでございます。湯梨浜町土地開発公社事業でございます。これまで磯泙団地造成事業に対しまして、総務課長のほうからもありましたが毎年度短期貸し付けを行っていましたが、長期貸し付けによる経理が適切とのことから、平成28年度から土地開発基金及び一般会計からの長期貸し付けに切りかえることといたしております。概要書記載の事業費は、公社理事会開催等に伴う公社運営費の補助経費を計上しているものでございます。  続きまして、11ページです。ジュニアグラウンド・ゴルフ発祥地大会の補助金ということで、これも継続で29年度第12回大会を迎えます。ジュニアスポーツ人口の拡大として幅広い層へのグラウンド・ゴルフの普及と振興ということで、412万4,000円を計上させていただきました。  続きまして、13ページをお願いします。縁結び推進事業につきましても、本町における縁結びの支援員を公募して登録いただき、町内での研修のほか広域での研修や意見交換を行って活動していただくということで、4名増の15名の登録を目標としてやっていこうというものでございます。  14ページをお願いします。ワーク・ライフ・バランス推進事業でございます。左側の事業概要5の本年度の事業効果②でございます。新規事業としまして男女共同参画推進企業に対しての奨励金制度を考えておりまして、鳥取県の男女共同参画推進認定企業や輝く女性のパワーアップ企業の認定増加につながり、男女ともに子育て等の生活と仕事とを両立できる職場環境づくりの推進に向けた制度設計を検討してまいります。  15ページ、婚活連携事業です。中部5市町が連携して、平成28年度から広域型婚活イベントツアーやパーティー、セミナーを開催するものでございます。平成29年度はパーティー型イベントとしまして中部圏域男女限定が1回と、中部圏域男女それと圏域外の男女、そういった参集の仕方を1回、それと婚活セミナーを3回計画をされているというものでございます。  続きまして、17ページをお願いします。新規事業のゆりはま定住モデルハウス事業でございます。本町土地開発公社分譲地を購入した上でモデルハウスを建築し、1年以上モデルハウスとして運営するハウスメーカー等の事業者に対して運営補助金を交付することで湯梨浜町及び土地開発公社分譲地への集客を図り、定住促進と公社分譲地販売促進につなげるものでございます。補助金の額は1件当たり100万円として2事業分を予定し、債務負担行為を設定するものでございます。なお、事業期間経過後の個人購入の際の移住定住関係補助金は対象外とするものでございます。概要図は18ページに記載しておるところでございます。  次に、19ページです。宇宙(そら)桜植樹交流事業です。町長の施政方針にもございましたが、2008年に宇宙ステーションきぼうへ運ばれまして、宇宙を旅した桜の種から育成した苗木を譲り受けて植樹を実施し、宇宙の桜、いわゆる天女桜として天女を活用したまちづくりの推進と本町のPRを図るものでございます。事業費として182万8,000円を計上し、財源として県の国内交流トライアル事業補助金50万円を充当するものでございます。はぐっていただきまして20ページ、親木は写真右から2番目の高知県仁淀川町のひょうたん桜でございます。  続いて21ページ、天女のふる里・東郷湖「花」基金積立金でございます。東郷湖周への桜植樹や保全、町民の花と緑の活動支援など、天女のふる里づくりの一環として取り組む花と緑のおもてなし空間の整備を促進する財源としての基金を設置するものでございます。22ページのほうに概要図を載せておりますが、町外在住の個人様からはふるさと納税制度を活用し、法人または町内在住の個人様からは一般寄附として基金の造成を図るものでございます。  次に、23ページです。震災復興活動推進補助金でございます。鳥取県中部地震からの復興を推進するために、湯梨浜町民ミュージカル実行委員会と湯梨浜でクラシックを聞く会の主催で、4月9日にハワイアロハホールで開催されます「由紀さおり・安田祥子童謡コンサート」イベントの実施経費を補助するものでございます。古くから歌い継がれてきた童謡やふるさとの歌に触れ、子どもたちの豊かな心、家族や地域のきずなを再認識し、復興推進の一助となるものでございます。県補助と同額の100万円を計上させていただいております。  25ページをお願いします。ICT共同化推進協議会自治体情報セキュリティでございます。平成29年7月から各自治体でマイナンバーを活用したオンライン情報連携が始まることを踏まえまして、市町では平成28年度までにパソコンからの情報持ち出しをブロックするシステムの構築とインターネット系統と業務系統の完全分離、県では各市町のインターネットアクセスを完全監視する情報セキュリティクラウドの構築が実施されております。当該経費は、県が整備するセキュリティクラウドの機器運用経費と、セキュリティオペレーションセンターでの24時間365日監視、被害発生時の状況把握と原因究明等に係る委託経費の本町負担額236万円でございます。  続きまして、27ページです。ゆりはまネット臨時経費でございます。これらにつきましては、TCC湯梨浜支局のほかの無停電装置バッテリーの交換、音声告知機、V-ONU等の追加購入のほか、琴浦町がTCC湯梨浜支局に整備いたしましたインターネットプロバイダー設備の機器使用料など、1,351万2,000円の事業費を計上しております。  続きまして、28ページです。アロハフレンドシップ補助金でございます。これにつきましてはハワイ郡との姉妹提携に伴う交流で、29年度はハワイ郡の中学生が町内中学校に通う生徒の家庭にホームステイをしながら学校体験、日本の文化、自然について学びながら、友好交流を深めるということで、132万円を計上させていただいたところです。  29ページ、ハワイアロハホール臨時経費でございますが、開館20年目を迎えまして屋上防水シートの劣化、剥がれ等が進み防水機能の低下により雨漏りの原因となるため、3年計画で防水シートの張りかえを行うもので、29年度は大ホール832平方メートルの屋上防水改修経費1,675万1,000円を計上しております。そのほか、舞台音響設備のインターカム機器更新経費349万2,000円ほかの経費で、事業費2,073万6,000円を計上させていただいているところでございます。  30ページ、新エネルギー施設管理経常経費でございますけれども、これは風力発電の維持管理で776万4,000円を計上しております。  31ページでございます。住宅用太陽光発電システム設置事業で、これも継続でございますが、太陽光発電システムを住民の方が設置する場合の補助金25件分と、家庭用燃料電池を設置するのに対しての補助1件分518万7,000円を計上しているところでございます。  簡単ですが、以上で企画課関係の説明を終わります。 ○議長(光井 哲治君) ここでしばらく休憩します。10分後に再開。              午前11時38分休憩     ───────────────────────────────              午前11時49分再開 ○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、みらい創造室長。 ○みらい創造室長(岩﨑正一郎君) それでは、みらい創造室関係の補足説明をさせていただきます。事業概要書に基づいて説明をさせていただきます。  まず、1ページをごらんください。定住促進対策事業ということで、512万8,000円計上させていただきました。引き続き空き家情報バンクでの情報提供や空き家を提供する人が空き家を改修する費用助成、また県外からの移住者が新築、購入等をされる場合の補助を計上させていただきました。  次に、4ページをごらんください。IJUターン促進事業でございます。これにつきましては、都市圏での移住定住相談会に積極的に参加して本町の魅力を発信し、移住定住につなげるということでの経費を計上しておるところでございます。  続きまして、6ページをごらんください。若者夫婦・子育て世代住宅支援事業でございます。引き続き若者夫婦・子育て世代の住宅支援ということで、3,000万円を計上させていただきました。原則補助率100分の5、補助金上限50万円の助成でございます。平成27年度以降の実績及び見込みにつきましては、7ページに記載のとおりでございます。  続きまして、8ページをごらんください。三世代同居世帯等支援事業でございます。500万円を計上させていただきました。3世代同居を推進することにより子育て支援を促進して、高齢者等が安心して暮らせる環境づくりをするというものでございます。新たな3世代が同居等を目的に住宅の新築、改修等のリフォームに要する工事費につきまして補助を出すという形で、上限50万円という形で事業費を計上させていただいております。  次に、12ページをごらんください。小さな拠点推進事業ということで、泊地域での人口減少とか高齢化が進む中、商店の閉店等によりまして日常生活に必要なサービスを受けることが困難というようなこともございます。それでコミュニティーの醸成を図っていこうというもので、泊地域での小さな拠点ということで、協議会検討を昨年立ち上げました。平成29年度につきましても、引き続き検討してまいりたいというものでございます。  次に、13ページでございます。地域おこし協力隊の事業でございます。昨年に引き続きまして隊員5名を任命いたしまして、湯梨浜まちづくり株式会社のほうでまちづくりに関連する事業で活動をしていただく経費でございます。  次に14ページでございますが、この14ページ、生涯活躍のまち推進事業から17ページのインバウンド促進事業についてでございますが、地方創生推進交付金の申請事業でございます。補助率2分の1の交付金事業で、残りの2分の1につきましては普通交付税並びに特別交付税での地方財政措置があるというものでございます。  戻っていただきまして14ページの生涯活躍のまち推進事業でございますが、2,989万5,000円を計上させていただきました。15ページのほうにも資料を添付いたしておりますが、平成28年度に策定の生涯活躍のまち基本計画に基づきまして、計画の実現に向けての取り組みを開始するものでございます。総合相談センター、まちの保健室のシステム構築とか高齢者住宅拠点整備のための全体計画とか事業計画の検討、移住体験ツアーの実施、都市部でのニーズ調査を行う経費を計上させていただきました。  次に、16ページをごらんください。ゆうゆうゆりはま移住セミナー事業でございます。女性を前面にPRする。そういった取り組みの中で、都市圏域での移住セミナーと移住体験ツアーに要する経費を計上させていただきました。  次に、17ページをごらんください。インバウンド促進事業でございます。710万1,000円を計上させていただきました。本町発祥のグラウンド・ゴルフの国際化推進を図るものでございます。また、関西ワールドマスターズゲームズ2021の開催に向け、さらには国際連合組織の立ち上げに向け、プロモーションとか国際大会を開催する経費を計上させていただきました。  以上、簡単ですが、みらい創造室関係の説明を終わります。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、町民課長。 ○町民課長(重松 雅文君) そうしますと、町民課についての補足説明をさせていただきます。  概要書6ページをごらんいただきたいと思います。固定資産評価支援事業でございます。事業費は581万1,000円でございます。平成29年度は3年に1度の評価がえの年でございまして、評価がえの前年度に当たります。通常の業務とは別に、評価がえに向けての業務が加わってまいります。1番の事業の概要と必要性の中の①番、平成30年度評価替えの対応処理、それから⑤番、平成30年度評価替えに伴うシステム改修、これが新規のものでございます。②③④については、平年ベースのものでございます。そのために、前年比264万6,000円の増ということになってございます。7ページには土地の評価の流れの図を参考までにつけております。  それから、8ページをごらんいただきたいと思います。評価替え標準宅地鑑定評価業務ということで、事業費は11万2,000円でございます。宅地の鑑定評価につきましては、地価の下落があった場合、評価がえの年度途中でも固定資産税の評価額を引き下げるということになっております。それに係るところの調査委託費でございます。今年度650万5,000円という事業費だったんですけども、今年度はその鑑定評価する地点の全ての土地を鑑定評価した関係で650万というような大きな予算になったわけですけども、29年度は平年ベースに戻るということでございます。ちなみに、9ページに全ての標準宅地の一覧表、ちょっと字が小さいですけどもつけております。昨年28年度は、112地点のうち105地点で下落があったということでございます。  それから、概要書12ページでございます。住民基本台帳番号制度システム整備事業、事業費は211万円でございます。本年度も引き続き情報提供ネットワークシステムと町のシステムとの情報の受け渡しの仲介役を果たしますところの中間サーバー、これに係るところの利用負担金がその内容になってございます。  それから、その下の13ページ、個人番号カード事務委任事業でございます。事業費は327万6,000円、これ全て国庫補助ということになっておりますけども、御承知のとおり番号制度によりまして平成27年11月から通知カードが各個人に交付されております。希望者には昨年の1月から個人番号カード、これが交付されているところでございますが、これに係る関連事務につきましてはJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)に事務を委任しているというところでございます。これに係る負担金ということになっております。  それから、はぐっていただきまして15ページでございます。保護司費でございます。事業費37万8,000円でございます。御承知のとおり、保護司さんは犯罪を犯した人や非行に走った人たちの立ち直りの援助でありますとか、地域住民からの犯罪や非行の予防に関する相談に応じていらっしゃいます。必要な助言、指導を行っております。現在、町内には9名の保護司の方が法務大臣の委嘱を受けて活動なさっております。そのための報償費でありますとか、あるいは倉吉地区の保護司会への運営負担金がその事業費となってございます。  それから、19ページでございます。こどもエコクラブ活動支援事業補助金でございます。こどもエコクラブと申しますのは、幼児から高校生まで誰でも参加できる環境活動のクラブでございます。現在、町内では8団体、サポーターを含めて1,163名の方がペットボトルの回収でございますとかグリーンカーテンの植栽等、清掃活動などを行っていらっしゃいます。昨年度、北溟中学校のこどもエコクラブが継続的に東郷池の水質についての調査報告を行った。それの取り組みが評価されて、環境立県推進功労者知事表彰を受賞されております。これに係るところの補助金でございます。  それから、22ページでございます。ごみ減量運動推進費1,406万1,000円でございます。町では、ごみの減量化に向けましてごみの分別による減量化とリサイクルを推進するために生ごみ処理機の購入者への補助でありますとか、再生資源回収処理の委託あるいは公民館や子ども会などが実施いたします再生資源回収に対する奨励金、生ごみの分別収集などを行っているところでございます。それから、23ページにその現在のごみの状況についての簡単な資料を添付しておりますので、ごらんいただけたらと思います。  続きまして、25ページでございます。同じくこのごみの関係です。ごみの収集運搬委託料4,349万2,000円でございます。各集落にございますごみの集積所に住民の皆さんから搬出された生活ごみの回収をする事業でございます。可燃ごみ、不燃ごみ、小型家電といった一般収集でありますとか不燃性、可燃性の粗大ごみの回収、収集を行っているところでございます。これらはほとんどがほうきリサイクルセンターのほうに搬入されるわけですけども、瓶あるいは缶につきましては倉吉資源リサイクル事業協同組合に搬入しまして、再生資源回収ということで利用をしておるというところでございます。  それから、28ページでございます。地籍調査事業、地籍調査につきましては1筆ごとに土地の所有者、地番地、これらを調査し、境界の位置とか面積を測量するというものでございます。現在、東郷地内で調査が行われております。今年度末では、全体の進捗率が75.97%ということになっております。全体の計画といたしましては、平成36年度に現地調査を終了、38年度に法務局等に登記して事業が完了するという予定にしております。29年度の計画は、高辻、川上の各一部、羽衣石、引地、小鹿谷の各一部の現地調査に入り、それから本年度現地調査しました藤津等につきまして地籍図あるいは地籍簿を作成するということになっております。29年度末では、78.69%の進捗率になる見込みとしております。  それから、30ページでございます。東郷池の景観と水質を守る事業、事業費は109万6,000円でございます。現在セキショウモを移植して、かつての東郷池の姿を取り戻すための試みを現在しておりますけども、引き続きそれを続けてまいりたいと。それから、鳥取県との共催によります環境イベント「愛らぶ東郷池」も計画をしております。それから、アダプトプログラムの参加団体につきましては今年度2団体ふえまして、35団体になりました。東郷池を守り育てていこうという輪をさらに広げていきたいというふうに考えております。31ページにはそのセキショウモの移植の様子ですとか、アダプトプログラムの参加団体の一覧表を掲示しております。
     それから32ページ、町営住宅管理経常経費、これにつきましては町内130戸の町営住宅の維持管理費ということで699万5,000円を計上しております。  最後ですが33ページ、これも住宅の関係です。促進住宅管理経常経費、はわい長瀬団地です。これの維持管理経費といたしまして、714万8,000円を計上しておるというところでございます。  以上が町民課の内容でございます。 ○議長(光井 哲治君) ここでしばらく休憩をいたします。再開予定1時。               午後0時04分休憩     ───────────────────────────────               午後1時00分再開 ○議長(光井 哲治君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、子育て支援課長。 ○子育て支援課長(丸 真美君) それでは、子育て支援課の事業につきまして説明をさせていただきます。  1ページをごらんください。出産・入学・卒業祝金支給事業でございます。多子世帯、第3子以降のお子さんにつきまして、平成28年度から出産、小学校入学に続き中学校卒業時におきましても祝い金を支給することにしております。第3子以降の出生数は年々増加し、平成29年度は31人を予定した予算としております。引き続き29年度も多子世帯へのお祝いの意とともに経済的支援を図ってまいりたいと思います。  2ページ目の家庭子育て支援事業ですが、29年度も1歳6カ月までの家庭での子育てをされる方に月3万円の支給を行い、経済的支援、子育て環境の充実を図ってまいりたいと思います。年間約156人程度の申請を見込み、2,982万2,000円を計上しているところです。施政方針のほうでも説明がありましたけれども、29年度より県の補助金が創設され、1歳まで家庭で子育てする者に対し現金給付または現物給付に対し基準額3万円の2分の1として補助を予定されています。本町の場合におきましては、1歳未満の育児に対する支給額を1,872万円程度と見込み、その2分の1の936万円を補助金として財源として見込んでおります。  続いて、4ページのはわいこども園子育て支援センター事業につきましては継続事業ではありますけれども、家庭保育をされる方々へ利用促進し、交流、不安解消、情報提供の場などとして捉え、充実してまいりたいと思います。  飛んで、8ページから12ページまでが放課後児童クラブ運営経費でございます。それぞれ児童数をもとに、クラブの登録、利用見込み数の人数に応じて支援員を配置し、適正な運営をしてまいりたいと思います。事業概要の欄に登録見込み数、平均利用見込み数を記載しておりますが、それに対しまして羽合第1児童クラブにつきましては支援員4名、羽合第2児童クラブに対しましては5名、東郷第1児童クラブにつきましては4名、東郷第2児童クラブにつきましては3名、泊児童クラブにつきましては4名の配置予定での計上とさせていただいております。  続いて、15ページをごらんください。障がい児通所施設給付事業として1,499万6,000円を計上しております。これは障がい児通所支援として施設に通い日常生活や集団生活を送るために必要な能力を身につけるための制度で、障がいのある子どもさんまたは保護者への支援になります。子どもさんを預かる施設の指導助言や、夏休み中、放課後などの預かりもしておりまして、生活能力向上のための訓練ですとか施設での集団生活の適用を目指した支援を国、県、自治体が費用を負担し実施するものでございます。平成28年度の利用は25人で、若干の増を見込んでおります。  続きまして18ページ、子育て応援フェスタについて説明をします。平成28年度は初めて子育て支援団体及び東郷の総合運動公園の指定管理者から成る実行委員会を組織し、屋外でのイベントを開催しました。参加者からは非常に好評であり、引き続き29年度もこの形で子育て支援団体の参画を得て事業を実施してまいりたいと思います。その実行委員会に対する補助金10万円を計上しております。  19ページの子どもふれあい事業につきましては、28年度に引き続き中国庭園で開催される予定の動物ふれあい祭りに協賛金を支払いし、町内の就学前児童を中心に親子で動物と触れ合っていただく機会を提供しようとするものです。  20ページから25ページまでの各こども園の運営経費につきましては、計画効果の欄にひとまず予算計上時の入園見込み数を記載しておりますけれども、それぞれのお子さんについて安心安全な保育、教育の環境を整えたり、保育、教育の充実を図ってまいりたいと思います。  26ページの教育・保育給付費負担金ですけれども、これは私立保育所を除く他市町の公立保育所、公立・私立認定こども園、幼稚園に入園した児童の保育、教育に要する費用を市町村または法人に施設型給付費として支払うものでございます。私立保育所への委託につきましては、29ページの広域入所委託料のほうに計上しております。前年度当初と比較しまして約1,000万の増となっておりますけれども、これは私立保育所から認定こども園に移行された施設があるため、本町の場合の支出科目が変更になったための増でございます。  続きまして28ページ、こども園整備事業でございます。これにつきましては、当初の勉強会でも説明をさせていただいておりますけれども、とうごうこども園のピット排水設備を含み、各園の必要な修繕を計上しております。  29ページの広域入所委託料は、先ほども申し上げましたけれども町外の私立保育所への委託に係る運営費でございます。  30ページの太養保育園委託料につきましては、前年度当初より約1,000万円の減額で、4,059万1,000円を計上しております。年度当初の見込み児童数が前年と比べ10人減ったこと、特に公定価格の高いゼロ歳児、1歳児で7人減少したことが大きな減額理由でございます。  それから、31ページのながせこども園委託料につきましては、前年度に比べ約3,300万円の増で1億3,387万3,000円を計上しております。こちらの増額要因につきましては、年度当初入園見込み数が前年度と比べて11人増となっていること、先ほどと同じくゼロ歳児の入園が9人増となっていることが大きな要因でございます。  続きまして32ページ、太養保育園運営費補助金でございます。これは町が定めております私立保育所等補助金交付要綱に基づき、障がい児保育、延長保育事業など対象メニュー、補助基準などが定められておりまして、それらに基づき実施される事業に対し補助を行うものでございます。29年度におきましては、太養保育園につきましては予備保育士設置の増、加配保育士の減、相殺しまして前年度より51万円減額の293万6,000円の計上を行っております。  33ページのながせこども園運営費補助金につきましては、前年度当初比549万9,000円の増でございます。これは加配保育士必要数が3名増となったことが主な増額の要因でございます。  34ページの幼稚園型一時預かり事業委託料ですが、こちらのほうは新規事業となっております。これは町外の私立認定こども園、幼稚園に通うお子さんが一時預かり事業、いわゆる延長保育を利用される場合に、町が施設に対して委託料を支払うことになっております。これまではこれに該当する方がなかったわけですけれども、28年度途中から該当が発生いたしまして、29年度も予算計上をしたものでございます。  37ページ、子育て支援員配置事業につきましては名称を変更しまして、これまで保育リーダー配置事業としていたものを子育て支援員配置事業と変更したものでございます。こちらは臨時の職員の場合にこの経費を要しますけれども、27年度、28年度につきましては再任用職員がこちららに当たっておりますので、予算計上はありませんでした。  飛びまして、43ページをごらんください。妊婦乳児健康診査事業につきましては、町長施政方針・予算勉強会でも説明させていただいておりますけれども、妊娠から出産、育児と切れ目ない支援として産婦健診、乳児1カ月健診についての公費負担につき、これまで県要望、国への働きかけを行ってまいりました。このたび産婦健診につきましては、産後ケア事業をともに実施することを要件としてではありますけれども、国の補助金が創設されました。本町ではこの補助金を活用して産婦健診補助を、あわせて単独で1カ月健診の一部補助を実施することにいたしました。  それから、最後50ページから51、52ページにつきましては、子育て世代包括支援センターの一連の事業として捉えていただければと思います。子育て世代包括支援センター事業につきましては、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対し総合的相互支援を提供するワンストップ拠点を持ち、安心して子育てできる支援体制を提供するものでございます。イメージ図としては、そこに1枚資料を添付しております。説明をさせていただいておりますけれども、相談事業を含んで産前産後サポート事業で各妊婦さん、産婦さん、赤ちゃんの訪問を行いながら相談をお受けしたり、産後ケア事業としまして母子の身体的、精神的ケアをともに行っていこうとするものでございます。産後ケア事業につきましては、産後間もない時期のお母さんと赤ちゃんの日中の預かり、宿泊事業につきまして懸案となっておりましたけれども、中部地区の産科医療機関において受け入れの意向、一部実施を確認しております。専門機関、専門スタッフによるサポートの整備を充実してまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、健康推進課長。 ○健康推進課長(瀬戸 隆行君) 健康推進課分の補足説明をさせていただきます。  事業概要書の1ページをごらんいただきたいと思います。国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。1億5,719万、約5,000万の減でございます。これは人件費、財政安定化等を含みます法定の一般繰り入れ分、これが約700万減っております。法定外分が4,000万減、保険税軽減分が500万の減、それから国の支援拡充による保険者支援分がプラスの200万円ということで、合計いたしまして約5,000万の減ということでございます。  続きまして、はぐっていただきまして4ページでございます。特別医療給付費でございます。1億120万、357万4,000円の増でございます。これは平成28年度の小児医療の拡大分、15歳から18歳になりましたが、県の試算よりも多くなったということで増額でございます。  続きまして、5ページです。保健衛生総務経常経費でございます。151万5,000円、6万3,000円の増でございますが、これは健診等でお世話いただいております保健推進委員さんの報償費を単価を若干上げさせていただいたということでございます。保健推進委員さん134人の方々に、受診率向上のために貢献していただいております。  続きまして、7ページをごらんいただきたいと思います。高齢者インフルエンザ予防接種でございます。783万5,000円、10万4,000円の増でございます。ワクチンは平成27年の途中から3価から4価に変更されております。昨年同様のワクチン接種となりますが、対象者数の増加によりまして微増ということでございます。接種率は70%を計上しております。ちなみに、28年度は接種率は2月15日現在で61%ということでございます。  続きまして、12ページをごらんいただきたいと思います。児童生徒インフルエンザ予防接種でございます。126万9,000円、9,000円の減でございます。これは児童生徒数の減少によるものでございます。ちなみに、28年度は2月15日時点でございますけども、630人の方が接種しておられます。接種率42.4%でございます。  続きまして、13ページでございます。健康づくり計画策定事業です。新規事業です。29万7,000円ということでございます。平成24年に策定いたしました健康ゆりはま21でございますが、計画期間が終了いたしますので、その総括を行うとともに町民が健康で明るく心豊かな生活ができるよう、活力ある湯梨浜町にするために次期の健康計画を策定するものでございます。  続きまして、14ページをごらんいただきたいと思います。健康増進事業です。495万2,000円、14万2,000円の減でございます。これは例年どおり健康診査、肝炎ウイルス、それから節目健診とか地区健康教室、禁煙教室などさまざまな取り組みを実施したいと思っております。  続きまして、15ページです。各種がん検診事業でございます。3,680万2,000円ということで、88万5,000円の減でございます。がんは死亡原因の1位を占めております。各種がん検診によりまして、早期発見、早期治療でがん死亡の減少に努めたいというふうに思っております。減額の理由といたしましては、胃、肺、大腸、乳がんの対象年齢を30歳から40歳に引き上げたためでございます。  次の裏の16ページに現在の受診状況を記載させていただいております。1月末現在で7,649人の方に受診していただいております。率で31%ということで、対前年でいえば179人の減、0.7%の減でございます。理由といたしましては、鳥取県中部地震、それから大雪等によりまして受診者数が減ってきたということでございます。  続きまして、17ページです。食生活改善推進事業70万9,000円、4,000円の増でございます。近年、会員数が減少しておりますが、次年度も175人の体制で取り組んでいただきたいというふうに思っております。29年度は活動がちょっと目立っていない部分もありますので、積極的に地区に出向いていただき、TCC等を活用していただきPRに努めていただくようにお願いしておるところでございます。  続きまして、18ページでございます。後期高齢者医療対策事業です。2億2,861万3,000円、282万8,000円の減でございます。湯梨浜町の後期高齢者の給付費の12分の1を町が負担する仕組みとなっております。広域連合全体では微増となっておりますが、本町は医療費が減少傾向にあるためにこのような減額となっております。  続きまして、24ページをごらんいただきたいと思います。ゆりはま天女おもてなしウオークでございます。278万。ゆりはま天女ウオークの開催によりまして内外参加者へのおもてなし及び情報発信を行い、ウオーキングリゾートの推進に努めたいと思っております。28年度はWTC鳥取大会を開催しましたが、引き続きウオーキングリゾートの推進を図っていきたいということで計画させていただいております。29年度は10月15日に計画を予定しております。25ページには、内容を説明する資料をつけさせていただいております。コース的には2コースを計画しております。右側のほうの周知方法につきましては、町外の方にPRするためにポスターをJR各駅とかバス会社、空港等に掲示してPRに努めたいというふうに思っております。海外につきましては、昨年参加されました留学生等によるSNSを利用した情報発信、国際交流員や国際交流協会等を通じた情報発信を行いたいというふうに思っております。  続きまして、26ページをごらんいただきたいと思います。積立貯筋運動事業でございます。121万4,000円。積立貯筋運動につきましては、本年度計画のところに書いておりますが、3つ計画したいと思っております。はわい教室の開催3カ月間、それから温泉施設を利用した各種運動教室、龍鳳閣でございます。それと、教室の加入促進を図るために計画させていただきたいと思っておりますのが体育館で実施する分でございます。以上の3つをあわせて進めていきたいというふうに思っております。  続きまして、ゆりはま健康ポイントラリー事業でございます。26万1,000円、前年1万2,000円の減でございます。低迷する健診、各種がん検診の受診率向上に向け、本インセンティブ事業を取り組むことで受診を促したり健康教室等への参加促進を行い、町民の健康意識の高揚を図る予定でございます。ちなみに、28年度は下のほうに書いておりますけども、応募者数が2月14日現在ですけども396人となっております。応募者の中には、これまで町の健診等を受けたことがない方も応募しておられました。受診行動の促進、健康意識の向上につながっているというふうに思っております。  続きまして、28ページです。ウオーキングリゾート推進事業でございます。70万を計上させていただきました。町内には7つのウオーキングコースがありますが、初めての方が歩くには案内表示が乏しい、気軽に歩くことができないということで、多言語で案内看板を設置することによりまして、町内はもとより町外からのウオーカーの集客を期待させていただいておるところでございます。  続きまして、29ページでございます。運動プログラム推進事業でございます。17万5,000円です。昨年実施しましたウオーキングと温泉を活用したプログラムは一定の効果があることが実証されました。これによりまして運動効果を町民に広げ、健康づくりや医療費の削減につなげたいというふうに思っております。約100名程度を目標に、ウオーキングと温泉を活用したプログラムを実践する予定でございます。  続きまして、30ページです。フッ化物洗口事業です。新規事業です。実は、昨年度は県のモデル事業で経費をかけずに実施できましたが、今年度も継続して小・中学校のフッ化物洗口を学校で週1回実施することによりまして、子どもたちの歯の健康を守っていきたいというふうに思っております。  続きまして31ページ、最後でございます。看護大学との連携によるまちの保健室事業でございます。21万6,000円です。これも昨年実施させていただきました。1地区選定いたしまして、区と大学連携を図りながらまちの保健室を実施させていただきました。今年度も引き続き実施していきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、総合福祉課長。 ○総合福祉課長(米増 誠君) 総合福祉課でございますが、事業概要書に基づいて説明させていただきます。総合福祉課の場合は、事業数がかなりたくさんございます。ほとんどがおおむね継続事業でございますので、特徴的なものを説明させていただきます。  まず、8ページをごらんいただきたいと思います。支え愛活動支援事業です。この事業は県の補助事業でやっておりましたけれども、昨年度で一応事業終了という形になっておりましたが、中部地震とかそういった関係もございまして、いわゆる地域での見守りなりそういった協働意識、安心づくり、地域づくりというのが急務だということもございまして県内各町村のほうから要望がございまして、継続として若干内容を変えながらまた29年度以降も続けていくという形の事業になっておりますが、当町でも引き続きこの事業で地域に対してそういった働きかけをさせていただきたいと思っております。  次、9ページです。生活困窮者自立相談支援事業ですけれども、これは昨年度から始めた事業でございますが、生活保護に至るまでのいわゆる生活困窮の相談を受けて、いわゆる指導助言等を含めながら就労支援も含めた形でサポートしていくという事業でございますが、昨年度も53件ですか、それから今年度につきましてもおおむね47件ぐらいの相談がございまして、ずっと継続していわゆる生活保護に至るまでの支援をしていくという形でさせていただいておりまして、これも継続していきたいと思っております。  次は12ページ、小地域拠点集会所等バリアフリー事業でございます。これにつきましては、地域の集会所等が老朽化等も含めた形でバリアフリーになっていない集会所がかなりございますが、そういう集会所のバリアフリー化を促進するための助成金を出すという形でしております。今年度も結構皆さんのほうから問い合わせがございまして、今のところ7件、6地区ですか、もうかかっておられますし、来年度につきましてももう相談が来ておりまして関心の高い事業になっておりますので、引き続き少しでも住民の方々が使いやすい集会所になればなというふうに思って、継続させていただきます。  次、13ページの就労準備支援事業でございます。これにつきましては、直ちに就労に行けないいわゆる問題なりなんなりのある方々に対して、自立支援を促す専門員をつけたサポート事業でございますが、対象者の方々は数は少ないんですけれどもなかなか時間がかかる事業でございまして、これも長い目でじっくりとサポートしていきたいというふうに思っておりまして、ことしも継続で行いたいと思っております。  次が16ページでございます。障がい者福祉計画策定事業でございます。これにつきましては、現在の障がい者計画が29年度までの6年間の分のために、30年度からの分を目指してまた新たな障がい者の計画をつくっていくものでございますので、また新しい法律等も改正されておりますので、それを見据えた上で計画を立てたいと考えております。  その次は18ページでございます。自立支援給付費です。これは毎年2,500万円単位の形でふえてきております。来年度29年度は3億3,600万円余という形で、前年比2,700万円増という形になります。ちょこちょこ質問等もございましたが、これまでは就労支援のB型、いわゆる作業所的なものがどんどんふえてきている傾向があってふえたということもありますが、昨今はいわゆる介護保険の受給者といいますか、サービスを提供を受けておられる方々が限度を超えた場合に、障がいのサービスに移行するという形がかなりふえて最近きておりまして、その分の給付がふえているのが現状の部分というのがございます。多分今後もふえていくんではないかというふうには想定しております。  次です。22ページです。特別障害者手当等給付事業でございます。約1,200万円ですけれども、これは在宅で重度の方を介護をしておられる方に対して給付をする事業でございます。人数的にはもう、受給者といいますか、申請者はふえてきているんですけども、やっぱり状態が重たい方でございます。お亡くなりになる方もおられますので、数的にはおおむね変わっていないのかなというふうに思っていますが、在宅で介護をされる方々の少しでも経済的な面での助けになればなというふうに思っております。  次は25ページ、更生医療給付費でございます。これにつきましても額的にはずっと余り変わっていないのですけど、最近の特徴でやはり更生医療の人工透析の関係の方が今ちょっとふえてきているのかなというふうに思っておりますし、心臓の関係の手術の関係については以前と変わりましてかなり高齢の方が手術を受けられるといいますか、医学の進歩といいますか、そういうのもありましてふえてきているかなというふうに思っております。  その次が訪問入浴ですね、37ページになります。訪問入浴サービス事業につきましては、対象となる方はそんなに多くはないんでございますが、家でもお風呂に入れないという方、在宅の方ですけれども、家に浴槽を持っていってお風呂に入っていただくという事業でございますが、これにつきましては週に2回ぐらい使わなきゃいけないような病気の方がおられまして、単価が高いもんですからかなり高額になります。これも在宅で生活をされるということを含めて保障していく必要があるんだなというので、継続していきたいというふうに思っております。  45ページお願いします。町長の施政方針でもございましたが、重度障がい者等タクシー料金助成事業ということで、これは新規でございます。これにつきましては、いわゆる高齢で免許証を返納された方に対して1年間と、あと従来私どもがやっております障がい者の関係に対するタクシーチケットの助成でございます。中身につきましては、次のページにその一連の内容についての資料をつけさせていただいておりますので参考にごらんいただきたいと思いますが、この障がい者のほうの関係で費用をつけたのは、対象者としては障がい者のほうが多いということでつけさせていただきましたが、長寿福祉課と連携しながら高齢者の分につきましてもタクシー助成の形の事業をやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  次は47ページです。臨時福祉給付金事業でございます。ことしで3年目になるでしょうか、今回は昨年と違いまして一人1万5,000円という形の給付の額になります。対象の方は、市町村民税、いわゆる住民税が非課税の方でございますので、おおむね3,500人程度を見込んでおります。またこれも春になればその該当の方に御案内を差し上げて、手続をしていただくような形の段取りをしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  次、49ページをお願いします。児童扶養手当給付事業でございます。これにつきましては、数的なものといえば受給者の数がそんなに多くはふえてはおりませんが、ひとり親になられる方というのがどんどんふえているのが現状でございます。所得制限もございまして、全額支給停止という方も含めて受給対象者の方というのは年々ふえていく傾向にあるというふうに思っておりますが、これにつきましても継続してひとり親家庭の経済的支援を行いたいというふうに思っております。  次です。53ページでございます。自立支援教育訓練給付事業ですけれども、これにつきましてはいわゆるひとり親家庭の方が、例えばパートであるとかそういう業務でなかなか経済的自立ができないような方々に対しまして、例えば看護師であるとかそういったものの資格を取っていただくための支援を行うというような形でございまして、なかなかそういう受講料、そういった講義を受けるのにもお金がかかるわけですから、その講義料だけでもということで支援をさせていただきたいというふうな事業でございます。  それから、最後ですけれども、57ページお願いします。57ページから生活扶助、医療扶助、それから住宅扶助、その他扶助という形で生活保護の一連の予算を計上しておりますが、湯梨浜町では生活保護を受給される方というのはそうふえていませんのであれなんですけれども、昨今いわゆる医療扶助がこれまで多かったんですけれども、それよりもその他扶助という形で介護に係る扶助がもう急速にふえてきている。つまり高齢の方が生活保護を受給される方が病気なり介護が重くなってきているのが現状でございまして、これからも今の対象の方をお見受けするにふえていく傾向にあるんだなというふうに思っています。ただ、生活保護としての新規の受給者というのは、そんなに多くはふえてはおられません。ただ、先ほど冒頭に言いました自立支援給付の関係の相談の支援事業で相談を受ける方はたくさんおられますので、そういう連携しながらやっていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、長寿福祉課長。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) それでは、長寿福祉課の一般会計、主な事業について説明をさせていただきます。  長寿福祉課概要書2ページをお願いいたします。介護保険特別会計繰出金でございます。介護保険制度を安定的に運営するため、介護給付費、地域支援事業費等の負担割合に基づき介護保険特別会計に繰り入れるよう、3億369万8,000円を計上いたしております。428万6,000円の増となっております。平成29年度の介護保険特別会計の総額は、給付費等が増加したことから約2%の増となっております。これに伴い、繰出金も増額となったものです。  概要書3ページをお願いいたします。老人福祉センター東湖園指定管理等経費につきましては、平成28年4月1日から平成33年3月31日までの指定管理協定に基づき湯梨浜町社会福祉協議会に支払う委託料ほか、平成28年度と同額の499万3,000円を計上させていただいております。引き続き社会福祉協議会に管理していただくことで施設を有効に活用し、効率的な運営に努めてまいりたいと思っております。  概要書5ページ、敬老会事業でございます。75歳以上高齢者の長寿をお祝いする敬老会を、泊、東郷、羽合の3地域で開催する費用として537万5,000円を計上いたしております。椅子席の確保や演芸の工夫をして、参加者の皆さんの希望に沿える敬老会としていきたいと考えております。  概要書7ページをお願いいたします。老人保護措置委託料でございます。環境と経済的理由から在宅での生活が困難な高齢者の方を養護老人ホームに入所措置する委託料として、前年度より2名減の16名分、2,541万7,000円を計上しております。事業費のうち441万7,000円は、入所者等の負担金でございます。  概要書9ページ、高齢者クラブ等事業補助金です。高齢者の生きがいづくりや友愛訪問等、支え愛活動の推進を図る高齢者クラブ連合会及び各単位高齢者クラブへの活動補助金として289万4,000円を計上しております。財源は、県の補助金が192万9,000円、ふるさと湯梨浜応援基金繰入金が48万円となっております。  最後になりますが、概要書10ページ、移動支援事業でございます。湯梨浜町社会福祉協議会が高齢者世帯等を対象に実施している買い物、通院等の支援を行う乗合バス運行事業の経費の一部を助成するものでございます。19万円を計上いたしております。引き続き高齢者の皆さんの移動手段の確保に努めてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、産業振興課長。 ○産業振興課長(前田 啓嗣君) それでは、産業振興課の事業を説明させていただきます。  説明をさせていただく前に、1カ所訂正をお願いいたします。概要書の33ページでございます。5番のところ、本年度の計画効果ということで、外壁(浴室部分)改修520平米の779万8,000円というふうに記載しておりますが、ここを削除をお願いできますでしょうか。その関係で、事業概要の1行目、2行目をあわせて削除をお願いしたいと思います。申しわけございませんでした。  それでは、産業振興課の事業関係ということで、主にその前年度と比較して大きく変わっているところ、それから新規事業、これらを中心に御説明申し上げたいと思います。  それでは、概要書の最初に2ページをお願いいたします。親元就農促進支援交付金事業として、前年対比40万円減の240万円を計上いたしております。この事業につきましては、認定農業者などの親族の就農を促進し、将来地域の担い手として定着を図るために支援をするものでございます。この減の要因でございますが、今まで3名の方を支援してまいりましたが、28年度中にそのうちの1名の方が研修期間が終了し、新たにその就農されたということから減となったものでございます。  続きまして、次のページでございます。概要書3ページ、就農条件整備事業といたしまして600万円を計上いたしております。この事業につきましては、認定新規就農者が就農から5年以内に実施する農業機械や農業用の施設、これらの整備に対して助成をしようとする事業でございまして、29年度はイチゴハウス、それから加温施設、こういったものの支援を行うこととしております。  続きまして、概要書5ページをお願いいたします。青年就農給付金給付事業といたしまして、前年対比450万円増の754万9,000円を計上いたしております。これは新規就農者の就農当初の資金を確保するため、就農後5年以内の青年就農者に対しまして国費を活用して150万円を給付するというものでございます。29年度から新たに3名の方がこの事業の対象となることから、450万円が増額になったというところでございます。  続きまして、1ページめくっていただいて概要書6ページでございます。もうかる6次化・農商工連携支援事業といたしまして861万7,000円を計上いたしております。これはみずから生産、加工、販売を行う6次産業化に取り組む農林漁業者を支援する事業でございまして、29年度につきましては水稲栽培用機械、それから乾燥調製設備、またトマト用ハウス等に対して支援を行うこととしております。なお、この事業者に対する支援は29年度が最終年度となっております。  続きまして、概要書の7ページでございます。鳥取梨生産振興事業といたしまして1,937万円を計上いたしております。この事業につきましては、県が推奨しております新甘泉や秋甘泉の植栽並びにその生産基盤整備について支援するものでございますが、29年度につきましては新甘泉の新植60アールのほか果樹園や冠水施設の整備、さらにはスピードスプレーヤー2台の導入支援を予定しておるところでございます。なお、この事業につきましては、29年度から王秋についてもこの事業の対象となっております。  続きまして、少し飛びますが、概要書の10ページをお願いいたします。戦略的スーパー梨団地整備事業といたしまして1,199万5,000円を計上いたしております。この事業につきましては平成28年度補正からの継続でございまして、山田谷の遊休果樹園を再整備して多目的防災網による新甘泉のジョイント園を整備するものでございます。29年度については、進入路の造成と園内道路の整備などを行うこととしております。なお、4名の方の入植が決定し、そのうち2名の方は新規就農者というふうになっております。  続きまして、概要書11ページでございます。産地パワーアップ事業として2,866万7,000円を計上いたしております。この事業につきましては、鳥取県版の低コストハウスを導入して収益性の高い作物を栽培しようとする農業者に対して、国庫事業を活用して支援を行おうというものでございます。29年度についてはスイカ、それからイチゴのハウスを予定しているところでございます。  続きまして、概要書の12ページでございます。二十世紀梨を守る事業といたしまして131万2,000円を計上いたしております。これは28年度の補正によって取り組んだ事業でございまして、日本一の二十世紀梨産地を守り育てるため新たに二十世紀梨の新植や更新を行ったり、それからハウス栽培における施設の機能向上などを行うとする農家に対して支援をしようというものでございます。  続きまして、13ページをお願いいたします。14ページにも参考資料としてフロー図というですか、模式図をつけておりますので、あわせてごらんになっていただければというふうに思います。ゆりはま地域ブランド力向上事業といたしまして1,793万1,000円を計上いたしております。こちらは町長の施政方針にもありましたように、吉本興業株式会社と連携をして若手芸人に1年間町内に住んでいただき、梨の栽培や地域活動に従事していただくとともにその様子をメディアを通じて発信することにより、梨のブランド力の向上や販路拡大、さらには梨栽培の後継者確保につなげていこうというものでございます。  続きまして、概要書の15ページでございます。多面的機能支払(農地・水)事業として147万2,000円増の2,592万1,000円を計上いたしております。これは農業用施設等の保全管理、それから農村環境の向上など地域で取り組む活動に対して支援するものでございます。28年度には2組織が新たにこの事業に取り組み、現在26組織となっておりますが、29年度におきましてもこの取り組み組織がふえるよう現在事業推進をしているところでございます。  続きまして、少し飛びますが、概要書20ページをお願いいたします。鳥獣被害総合対策事業として634万円を計上いたしました。引き続きイノシシなど有害鳥獣による農作物の被害を減少させるために、ワイヤーメッシュなどの設置補助や捕獲奨励金などを計上しているところでございます。  続いて、1枚めくっていただきまして概要書の23ページでございます。ふるさと名物応援事業として17万円を計上いたしました。この事業については、現在町のふるさと名物応援宣言に基づき、町内の旅館とカフェ、合わせて4つの事業者がウオーキングを軸にした商品開発に取り組んでいるところでございます。町といたしましても、今後行われるであろう商談会やイベントの開催など、ふるさと名物応援事業の取り組みに対して支援をしていこうというものでございます。  続きまして、概要書25ページをお願いいたします。県中部雇用促進奨励金事業として150万円を計上いたしております。この事業につきましては、鳥取県中部地域における企業立地を促進し、地域経済の活性化及び雇用機会の拡大を図るため、中部地域において工場、事業所等の新設を行う企業が中部圏域内の在住者を6カ月以上雇用した場合に奨励金を交付しようとするものでございます。湯梨浜町在住者につきましては、29年度5名を予定しているところでございます。  続きまして、少し飛びますが概要書30ページをお願いいたします。水明荘経営改善事業でございまして、28年度に引き続いて実施するものでございます。28年度は、水明荘に対するお客様の評価も少しずつではございますがよい方向に向かいつつありました。しかしながら、昨年の鳥取中部地震、それからことしの2回にわたる大雪によりまして町内の旅館と同様、水明荘におきましても大きな被害、影響をこうむったところでございます。29年度におきましても引き続き専門家より提案や御指導をいただきながら、より一層経営改善に向けた取り組みを進めていきたいというふうに考えております。  続きまして、31ページでございます。観光産業復興事業といたしまして141万円を計上いたしました。この事業につきましては、昨年の鳥取中部地震に伴う風評被害対策として、観光需要が低迷する4月から6月の誘客と旅館の利益率の向上を目的といたしまして、マイカー客を対象とした宿泊者優遇制度を行おうとしております。また、あわせて残りが少なくなっております観光パンフレットを増刷しようというものでございます。  申しおくれましたが、次の32ページに先ほどのマイカー客を対象とした宿泊者優遇制度の模式図を載せております。後ほどごらんになっていただければというふうに思います。  続きまして、37ページをお願いいたします。参考資料として38ページにフロー図というですか模式図をつけておりますので、あわせてごらんになっていただければというふうに思います。  海の駅とまりブランド化事業として2,266万7,000円を計上いたしました。これは泊漁港周辺に立地する事業者などが連携をして、地域資源を活用してにぎわいを創出しようとする取り組みに対しまして、町としても応援しようというものでございます。29年度におきましては、ブランドデザインの作成や新商品開発に要する設備の新設、それから地元の魚を利用したオリジナル商品などの調査研究支援、陸上養殖生産設備の増設支援、こういったものを予定しておるところでございます。  続きまして、39ページをお願いいたします。あわせて40ページにも参考資料をつけておりますので、ごらんになっていただければと思います。ゆうゆうゆりはま事業として1,814万5,000円を計上いたしました。これは地方創生事業を活用して湯梨浜町のブランド力を高め、あわせて市場での競争力を高めていこうという取り組み事業でございます。事業概要についてでございますが、一つは天女の伝説が残る湯梨浜町で生き生きと活躍する女性を通して湯梨浜町の住みやすさ、働きやすさを発信するとともに、湯梨浜町の自然や文化、さらには行事などを紹介する動画を制作するなど、さまざまなツールを活用して情報発信をしていきたいというふうに考えております。また、町内の特産物を消費者にわかりやすく伝えるための物語性のあるパンフレットなどを作成して、町の特産物のイメージアップ等を図っていきたいというふうに考えております。また、首都圏それから関西圏のメディアや企業と連携をして、物産展などの開催を通して町内の特産物の販路拡大を図っていければというふうに考えておるところでございます。  最後でございます。42ページをお願いいたします。潮風の丘聖地化・多言語化等事業でございます。349万2,000円を計上いたしております。この事業は、グラウンド・ゴルフの国際化とその発祥地である潮風の丘とまりの聖地化を推進していくため、グラウンド・ゴルフを紹介するDVDと潮風の丘のパンフレット等の多言語化、さらには公衆無線LANの整備をするというものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(杉原 寛君) 農業委員会の説明を行います。概要書に沿って説明します。  1ページ、農業委員会等報酬についてですが、事業費1,164万4,000円を計上しております。平成29年7月20日より、新たな農業委員会制度に移行いたします。現在、農業委員は20名ですが、新制度では農業委員12名、農地利用最適化推進委員8名、合計20名の構成となります。業務内容は、従前の法令に基づく許認可事務のほかに新たに必須業務となった農地等の利用の最適化の推進について、それぞれの役割の中で連携をとりながら取り組んでいきます。農業委員と農地利用最適化推進委員の基本給と能率給について計上しております。能率給に係る分については、全額補助金で対応となります。
     続いて、2ページでございます。こちらのほうは農業委員会経常経費でございます。それぞれの委員の活動にかかわる経費と資質向上を図るための研修の経費など、事業費202万9,000円を計上しております。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(小林 長志君) そうしますと、建設水道課の事業を事業概要書に沿って説明させていただきます。  概要書は1ページでございます。道路維持事業でございます。2,702万2,000円を計上しております。委託料で734万6,000円を計上しておりますが、委託料の内容につきましては除雪費に470万円などでございます。除雪の内訳としましては、350万円ということで除雪費用を2回分計上しております。雪寒道路の除雪対策としまして120万円を計上しております。雪寒道路除雪委託につきましては、3分の2が国庫補助対象でございまして、80万円が国庫補助ということで計上しております。路線名につきましては、景宗寺長和田線、十万寺線、本谷景宗寺線の3路線でございます。  続きまして、はぐっていただいて、2ページ、それから図面、3ページになります。道路新設改良事業、社会資本総合交付金でございます。28年度までにつきましては、一般分、それから防災安全分と2事業に分けていたものを一つに集約した関係で、比較8,950万円の増額となっております。予算計上2億5,130万円を計上しております。内容としましては、道路改良6路線、松崎田畑橋線は継続して本年度に引き続き工事を行います。長和田小池線につきましては、町長の施政方針でもありましたように、新中学校の通学路の整備とあわせて測量設計を29年度、実施するものであります。あと4路線につきましては、28年度、測量設計を行っておりますので、29年度、用地買収なり工事にかかっていく予定にしております。  橋梁補修につきましては、橋長15メートル以上の修繕を1カ所、鋤先橋、図面でいいますと8番になります。それから、橋長5メートルから15メートル未満ということで1カ所、芦垣橋、図面でいいますと9番になります。あと、2メートルから5メートルについては、橋梁の修繕計画に基づいて、3橋、測量設計する予定にしております。  橋梁点検につきましては、橋梁205橋のうちから2メートルから5メートル未満のうち点検を実施するものを5カ年計画に基づいて実施する予定にしております。  道路ストック補修事業につきましては、11番のほうにも記載しておりますけども、泊地域のくり北線等を計画しています。  財源としましては、それぞれの事業費の65%を国費で充当しております。国費総額としましては1億6,334万5,000円を予定しております。  はぐっていただいて、5ページをお願いします。急傾斜地崩壊対策事業負担金でございます。1,400万円を計上しております。内容につきましては、県が施行する藤津地区の急傾斜地崩壊対策事業に伴う負担金でございます。施行の内容につきましては、平成26年度、詳細設計を行いまして、27年度、修正設計、構造計算などを行いました。28年度につきましては用地買収、それから詳細設計の修正をした関係で、ただいまの28年度現在、修正後の金額ですが、13億5,000万の事業費となっております。地元につきましては、1.25%の負担金ということになります。  概要書7ページをお願いします。空き家対策支援事業でございます。759万2,000円を計上しております。内容としましては、28年度調査いたしました空き家に基づきまして、町内の危険度の高い空き家を追跡調査するものに委託料153万4,000円を計上しております。あと、老朽化が進行している空き家等の除去に対する補助金としまして600万円を計上しております。5戸分で限度額120万円、5分の4を補助する予定にしております。  続きまして、概要書9ページをお願いします。震災に強いまちづくり促進事業補助金で1,587万9,000円を計上しております。内容としまして、一般住宅耐震診断に6件、耐震設計に2件、耐震改修2件で、このたび29年度から新規に民間建築物としまして自治公民館診断8件、設計1件、公共建築物としまして耐震診断、羽合西コミュニティーを1件分を計上しております。あと、要緊急安全確認大規模建築物の診断設計に1件の予算を計上しております。  建設水道課は以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 教育総務課関係の主な事業につきまして説明をさせていただきます。  初めに、概要書6ページをお願いいたします。地域未来塾推進事業に45万円を計上しています。中学生を対象にした2年目の事業でございます。放課後や土曜日、長期休業中などに大学生や教員OBなど地域の人材による学習支援を学習習慣の定着を目指して中学校1年生の希望者を対象に実施いたします。各中学校16回程度を予定しているところでございます。財源につきましては、国県から3分の2の補助をいただきます。  続きまして、7ページでございます。放課後こども教室推進事業です。208万7,000円計上で、これも2年目の事業でございます。子どもの安全・安心な居場所づくりを推進するため、ゆりはま自主学習の広場と銘打ちまして、放課後や週末に各小学校及び羽合西コミュニティーの教室等を活用し、小学校の低学年の希望者を対象に、地域の方々の参画を得て学習支援の取り組みを行うものでございます。各小学校で週1回と夏休みとで年間40回程度、また、羽合西コミュニティーでは週2回、それから夏休みと、年間73回程度開催したいと考えているところでございます。こちらにつきましても国県から3分の2の補助をいただいているところでございます。  次に、8ページをお願いいたします。スクールソーシャルワーカー活用事業でございます。こちらにつきましても2年目の事業でございます。140万4,000円の計上でございます。いじめ、不登校、暴力行為、虐待など、生徒指導上の課題に対応するため、教育分野に関する知識に加え、社会福祉士等の専門的知識、技術を用いて児童生徒の置かれたさまざまな環境に働きかけ、支援を行うスクールソーシャルワーカーを教育委員会事務局に非常勤として配置し、各学校への支援体制の充実を図ります。この事業につきましても国県から3分の2の助成がございます。  続いて、9ページをお願いいたします。学校業務支援システム導入事業でございます。321万8,000円の計上でございます。県内市町村参加による学校校務業務の支援システムの共同導入業務でございます。県下共通システムを導入することにより、教職員がどこに転勤されてもシステム操作を習得する時間を削減することができるなど、学校現場の業務効率を向上させるための事業でございます。平成30年の4月から本格運用を目指すものでございます。  次に、10ページをお願いいたします。ふるさと教育推進事業で29万5,000円の計上でございます。こちらも昨年度に続きまして2年目の事業でございます。総合的な学習で行われている地域学習の取り組みを拡充するもので、ふるさとに愛着を持つ児童生徒の育成のために、湯梨浜町の誇る歴史、文化、自然などに触れる機会を設け、ふるさとのすばらしさを体感できる学習や活動への補助金でございます。  続きまして、11ページ、お願いいたします。羽合学校給食センター管理運営経常経費2,024万4,000円でございます。羽合小学校と北溟中学校の年間約16万9,000食の調理、配送等に係る経費でございます。  次に、12ページ、東郷学校給食センター管理運営経常経費1,491万7,000円でございます。東郷小学校と東郷中学校の年間約8万8,000食の調理、配送等に係る経費でございます。  13ページをお願いいたします。泊小学校の給食費経常経費でございます。676万9,000円を計上させていただいております。自校調理方式で年間2万4,000食の調理等に係る経費でございます。  15ページをお願いいたします。東郷小学校管理運営経常経費2,188万円でございます。右側5番目の本年度の計画欄でございますが、29年度の児童数は292名を予定しているところでございます。普通学級が12、特別支援学級4の計16学級でございます。  16ページでございますが、東郷小学校管理運営臨時経費1,663万1,000円でございます。ギャラリーの窓、あるいは体育館の防球ネット、そしてエアコン設置工事に係る経費を計上させていただいております。  18ページをお願いいたします。羽合小学校管理運営経常経費3,102万3,000円でございます。29年度の児童数でございますが、少し見にくいところもございますが、548名を予定しております。普通学級19、特別支援学級5の24学級での運営予定でございます。  19ページの羽合小学校管理運営臨時経費でございます。2,359万6,000円を計上させていただいております。プールサイドのテントの修繕、エアコン設置等に対する経費でございます。  20ページをお願いいたします。小学校の少人数学級実施県補助金700万円でございます。該当する学年は、羽合小学校の3年生、500万円と5年生、200万円の協力負担金でございます。  22ページをお願いいたします。泊小学校管理運営経常経費1,947万2,000円でございます。29年度の児童数でございますが、105名を予定しております。普通学級6、特別支援学級2の8学級でございます。  次に、23ページ、泊小学校の管理運営臨時経費でございます。702万1,000円を計上いたしております。エアコンを設置する経費でございます。  続きまして、24ページでございます。特定地域選択制導入事業でございます。新規事業でございます。266万6,000円を計上させていただいております。泊小学校の豊かな自然環境や小規模であることの特徴を生かして、希望する児童、保護者に入学及び転入学の機会を提供する新しい事業でございます。この事業が泊小学校の適切な学級規模の維持、そしてよりよい学習習慣の充実につながればと思っているところでございます。登下校につきましては、社会福祉協議会所有の東郷地域の高齢者等を対象とした買い物、通院等の移動手段として昼の間運行されております14人乗りのコミューターバスを運行して、乗車場所は対象児童の最寄りのバス停などを考えているところでございます。  次に、26ページをお願いいたします。小学校の要・準要保護児童就学援助費775万2,000円でございます。29年度は99名の対象者を見込んでおり、引き続きまして保護者の経済的負担の軽減に努めてまいりたいと思っております。  28ページをお願いいたします。東郷中学校管理運営経常経費で1,497万4,000円を計上させていただいております。29年度の生徒数は115名を予定しております。普通学級は4、特別支援学級2の6学級でございます。  29ページをお願いいたします。中学校の少人数学級実施県負担金400万円でございます。該当する学年は北溟中学校の3年生と東郷中学校の2年生で、各200万円の協力金でございます。  30ページをお願いいたします。北溟中学校管理運営経常経費で2,075万円を計上させていただいております。29年度の生徒数は337名を予定しております。普通学級11、特別支援学級2の13学級で運営する予定でございます。  続きまして、32ページをお願いいたします。新中学校・学校給食センター建設事業でございます。32億8,464万8,000円を計上いたしました。今年度、28年度は造成工事、校舎棟、体育館、プール等の建築工事に着手いたしましたが、来年、平成29年度も引き続き工事を推進し、進捗を図ってまいりたいと考えているところでございます。  なお、33ページに補足資料をつけておりますので、ごらんいただければと思いますが、工事請負費のところに記載しておりますが、擁壁工事や29年度分の校舎棟、体育館、プール、給食センター建築工事等に係る経費を計上させていただいておるものでございます。  最後に、34ページをお願いいたします。中学校の要・準要保護生徒就学援助費776万3,000円でございます。64名の対象者を見込み、引き続きまして保護者の経済的負担の軽減に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、生涯学習・人権推進課長。 ○生涯学習・人権推進課長(山田 昭彦君) それでは、生涯学習・人権推進課所管の主な事業につきまして、補足説明をさせていただきます。  初めに、概要書の3ページをお願いいたします。部落解放文化祭事業24万5,000円でございます。部落解放文化祭は毎年12月初旬に開催をしているものでありますが、平成29年度は町立文化会館が開館40周年を迎えるということで、例年の行事に加えて記念講演と、この40年間の歩みを記録保存するためのDVDの作成を行うため、前年度に比べて10万円の増額となっております。  次に、7ページと8ページに関連するものでございます。7ページには、東郷運動公園指定管理等経費1,002万2,000円を計上しております。これにつきましては前年度と同額でございますが、平成29年度が現行契約の最終年ということで、次のページ、8ページには、東郷運動公園管理臨時経費の中に次期の指定管理者選定を行うための選定委員会に係る経費として報償費1万5,000円を計上しております。また、この臨時経費の中には、運動公園多目的広場の人工芝補修工事費として130万円を計上させていただいております。  次に、15ページをお願いいたします。公民館管理運営臨時経費として471万7,000円を計上させていただきました。これは、中央公民館多目的ホールの屋上防水工事並びに大講堂照明器具の取りかえを行うことにより利用者の快適性を高めるため、施設の良好な環境整備を図るものでございます。  次に、16ページをお願いいたします。中央公民館全体事業ということで、100万円を計上させていただきました。60歳以上の方を対象にした湯梨浜文化大学や住民作品展、芸能大会など恒例の事業をこの中で実施をしてまいります。  また、各地域における公民館事業につきましては、17ページに東郷地域各種事業387万2,000円、22ページに羽合地域各種事業617万5,000円、24ページに泊地域各種事業114万4,000円を計上させていただいております。それぞれの地域におきまして、女性教育、成人教育、家庭教育、青少年教育など、各種の社会教育活動を地域活性化推進員、公民館運営委員の方々との連携を密にしながら進めていきたいと考えております。  次に、26ページをお願いいたします。図書館臨時経費でございます。年次的に進めております館内照明のLEDへの更新に係る工事費として103万7,000円、また、経年劣化で傷んでおります玄関アプローチとスロープ部分の修繕工事に34万6,000円、合計で138万3,000円を計上させていただきました。  次に、32ページをお願いいたします。文化財保護経常経費でございます。前年度と比較して37万3,000円増の49万1,000円となっておりますが、主な要因は、昨年の鳥取県中部地震により被害を受けた文化財の修復に関して、文化庁との協議や研修への参加等が必要になることから、普通旅費を増額して計上したことによるものでございます。  次に、36ページをお願いいたします。尾﨑家住宅管理費補助金として96万2,000円を計上させていただいておりますが、こちらにつきましても昨年の地震により国の重要文化財である住宅等の建物部分に大きな被害が発生をしております。その修理につきまして、10年計画で取り組むように予定をされており、平成29年度はその着手準備としての調査や写真撮影等が行われるため、その費用の一部を補助するものでございます。  次に、37ページをお願いいたします。美術工芸品保存修復事業として627万4,000円を計上させていただいております。これも昨年の地震で被害を受けた文化財の修復費用でございますが、具体的には、概要書にも記しておりますが、国の重要文化財であります伯耆長瀬高浜遺跡出土埴輪のうち羽合歴史民俗資料館に展示、収蔵しております埴輪5点、それから埴輪収蔵庫収蔵の埴輪5点、合計10点の埴輪の修復を行うものでございます。  次に、42ページをお願いいたします。スポーツ少年団運営事業でございます。これは主に町のスポーツ少年団の指導に当たっていただいております指導者の方への報償金とスポーツ少年団活動に対する補助金でございますが、平成29年度には町の資源である東郷湖を生かしたカヌーのスポーツ少年団が新規に結成をされるということで、225万2,000円、前年度に比べて8万4,000円の増額となっております。  次に、45ページから46ページには、それぞれ毎年恒例の全国大会等に係る補助金を計上しております。44ページ、ベテラン卓球大会は55万円、それから45ページのドラゴンカヌー事業には178万5,000円、46ページ、グラウンドゴルフ発祥地大会運営費補助金には256万5,000円という補助金を計上させていただきました。それぞれの事業におきましては、参加者の拡大や一層の充実を目指して取り組んでまいりたいと考えております。  次に、51ページをお願いします。あらゆる差別をなくする審議会運営事業でございます。本年度予算額2万7,000円ということで、前年度から45万6,000円の減額となっております。これは、前年度はあらゆる差別をなくする総合計画と実施計画の改定を行うため、住民意識調査や計画書等の作成に係る経費を計上していたことによるものでございます。今年度はこうした計画の進捗管理が主な役割になるということでございます。  最後に、53ページをお願いします。文化振興施設災害復旧事業でございます。事業の内容は、これも昨年の地震により被災をした橋津古墳群の案内看板及び橋津藩倉の屋根瓦のずれなどを修復するものでございます。予算額は261万2,000円を計上させていただきました。予算計上が新年度にずれ込んでしまったわけなんですが、復旧につきましては、一日でも早くもとの状態にしたいというぐあいに考えております。以上です。 ○議長(光井 哲治君) ここでしばらく休憩します。再開は10分後。               午後2時25分休憩     ───────────────────────────────               午後2時35分再開 ○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、生涯学習・人権推進課長に説明を求めます。 ○生涯学習・人権推進課長(山田 昭彦君) それでは、議案第10号、平成29年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計の補足説明をさせていただきます。  予算書のほうで説明をさせていただきたいと思います。6ページをお願いいたします。6ページ、歳入でございますが、1款県支出金でございます。償還事務に係る事務費に対する県の補助金として1万8,000円を計上させていただいております。前年度と比較して462万7,000円の大幅な減額となっておりますが、これは、前年度は未償還金に係る債権放棄分の補助金の交付を受けたことにより、補助金額が例年に比べて多かったということによるものでございます。  2款の諸収入につきましては、貸付金の現年度分と滞納繰り越し分の元利収入として179万3,000円を計上いたしました。滞納繰り越し分につきましては、引き続いて努力をしてまいりたいと考えております。  3款の繰入金につきましては、歳出との兼ね合いで、79万8,000円とさせていただいております。  次に、7ページの歳出でございます。1款総務費でございますが、こちらのほうは償還事務に係る事務費として5万6,000円を計上させていただきました。2款の公債費につきましては、簡保資金への償還に係る元金と利子、合計で255万3,000円を計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算について、長寿福祉課長に説明を求めます。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) 議案第11号、平成29年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。  予算書の4ページをお願いいたします。第2表の地方債でございます。起債の目的としましては、高齢者住宅整備資金貸付事業債、障がい者住宅整備資金貸付事業債であります。限度額はそれぞれ200万円としております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  歳入は、一般会計の繰入金と事業債でございます。  8ページの歳出でございます。事業概要書は1ページ、2ページとなります。2款1項住宅整備資金等貸付事業費、1目の高齢者住宅整備資金等貸付事業費と2目の障がい者住宅整備資金等貸付事業費につきましては、高齢者、障がい者の専用居室等の増改築または改造に必要な資金の貸付金としまして、それぞれ200万円を見込んで予算計上しているものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、国民健康保険事業特別会計予算、後期高齢者医療特別会計予算について、健康推進課長に説明を求めます。 ○健康推進課長(瀬戸 隆行君) 議案第12号、平成29年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算の補足説明をさせていただきます。  はぐっていただきまして、歳入が7ページでございます。主なものを説明させていただきます。  1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目が一般被保険者国民健康保険税が3億3,507万1,000円、続いて、2目の退職被保険者等国民健康保険税1,617万6,000円、合わせまして、次のページで、合計で3億5,124万7,000円で、対前年で764万3,000円の減でございます。これにつきましては、税率は据え置きでございますが、被保険者数の減少による金額となっております。  続きまして、2款国庫支出金、1項国庫負担金でございます。1目の療養給付費負担金でございますが、3億257万1,000円ということで、173万2,000円の減でございます。これは主には平成28年度の一般被保険者の保険給付費が伸びがある程度抑えられておりまして、減額計上とさせていただいておるところでございます。  続きまして、2款国庫支出金、2項国庫補助金、2目の国民健康保険事業費国庫補助金でございます。264万5,000円、211万2,000円の増でございます。これは平成30年度の国保制度改正に向けたシステム改修費用に対する補助金が増となったものでございます。  3款療養給付費等交付金、1項療養給付費等交付金でございます。4,836万1,000円、1,702万3,000円の減でございます。これは平成27年度の退職医療制度改正によりまして、新規適用者がなくなり、被保数が減少したためでございます。  4款前期高齢者交付金、1項前期高齢者交付金でございます。5億8,636万5,000円ということで、1,632万6,000円の減でございます。これは前々年度の前期高齢者の医療費が少なくなったことによるものでございます。  次のページでございます。中ほどの5款県支出金、2項県補助金、1目調整交付金でございます。8,536万1,000円、184万7,000円の減でございます。これは、国庫のところで説明しましたが、保険給付費の鈍化に伴うものでございます。  6款共同事業交付金、1項共同事業交付金、1目の高額医療費共同事業交付金でございます。4,826万2,000円、1,223万3,000円の増でございます。これは県下19市町村で総合支援システムによる交付金でございまして、80万円以上のレセプトが対象となっております。本町におきましては、高額医療は伸びております。そのため増額となったものでございます。  続きまして、2目保険財政共同安定化事業交付金でございます。4億704万1,000円で、5,733万9,000円の減でございます。これも総合支援システムによるもので、全てのレセプトが対象となります。平成28年度の医療費につきましては、全体的には抑制傾向にあるため、医療費が少なくなっており、減額配分とされるものでございます。  続きまして、はぐっていただきまして、10ページです。8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございます。1億5,719万、5,006万の減でございます。内訳といたしましては、一般会計の繰入金が約700万減、それからその他会計繰入金、法定外のものですが、これが4,000万の減、保険基盤安定繰入金、軽減分ですけども、これが約500万の減、保険基盤安定繰入金の保険者支援分です。これが国の支援拡充によりまして約200万の増となっております。  続きまして、9款繰越金、1項繰越金でございます。5,000万でございます。4,300万の増ということですが、平成28年度につきまして、先ほど言いましたように医療費が抑制傾向にあるために、決算見込みで増としたものでございます。  続きまして、12ページ、歳出でございます。13ページのほうで、2款の保険給付費でございます。1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費でございます。10億9,698万3,000円、3,403万7,000円の減ということでございます。歳入でも説明しましたが、平成28年度の、昨年12月時点の話ですけども、医療費が抑制傾向にありましたので、また、被保数も年々減少しておりますので、減額計上とさせていただいております。  続きまして、はぐっていただきまして、14ページでございます。2款保険給付費、2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費でございます。1億8,226万2,000円、10万1,000円の増でございます。2目退職被保険者等高額療養費946万1,000円、178万の増です。これは、一般、退職ともに被保険者数は減少しておりますが、医療費も減少している傾向ですが、高額医療につきましては増加傾向にあるということでございますので、増額計上させていただいております。  続きまして、はぐっていただきまして、16ページです。7款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金、2目の保険財政共同安定化事業拠出金でございます。4億704万2,000円、5,733万9,000円の減でございます。歳入の共同事業交付金と同じでございますが、平成28年度の医療費は抑制傾向にあると、そのため減額計上させていただいたものです。金額につきましては、歳入とほぼ同額を計上させていただいております。  続きまして、17ページの8款保健事業費、1項特定健康診査等事業費でございます。1,831万8,000円、96万4,000円の増でございます。29年度の特定健診につきましては、受診率向上に向けまして、いわゆるみなし健診の取り組みを医療機関の協力のもとに開始する予定でございます。また、高血圧予防対策といたしまして、血管年齢測定機を新規に購入し、対策の充実、強化を図るものでございます。平成28年度の特定健診の受診件数につきましては、1月末で前年より30人、率で0.4%ふえております。これは医療機関の受診者がふえたことが原因のものだというふうに思っております。  給与費明細については省略をさせていただきます。  続きまして、後期高齢の特別会計でございます。議案第13号、平成29年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算の補足説明をさせていただきます。  はぐっていただきまして、6ページです。歳入でございます。1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料でございます。合計で1億1,436万7,000円、532万4,000円の増でございます。保険料率は昨年に続き据え置きということでございますが、被保険者数あるいは所得、転入者の増による増額計上でございます。  2款繰入金、1項一般会計繰入金、2目の保険基盤安定繰入金5,002万3,000円、41万1,000円の減でございます。これは保険料軽減分に対する繰入金でございますが、所得が上がりまして、軽減分が減少する見込みとなったためでございます。  続きまして、8ページをごらんいただきたいと思います。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございます。197万2,000円、56万8,000円の減でございます。これは番号制度施行に伴いますシステム設計委託業務の終了に伴う減額でございます。  次のページの9ページでございます。3款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者広域連合納付金でございます。1億6,439万1,000円、491万3,000円の増でございます。これは収納する保険料と保険基盤安定繰入金を広域連合にあわせて納付するものでございますが、保険基盤分は減少でございましたが、それ以上に保険料が上がったため増額となったものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、介護保険特別会計予算について、長寿福祉課長に説明を求めます。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) それでは、議案第14号、平成29年度湯梨浜町介護保険特別会計予算の補足説明をさせていただきます。  主な歳入について、予算書で説明をさせていただきます。  6ページをお願いいたします。1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料は、前年と比較して851万7,000円増額の3億5,869万8,000円を計上しております。これは65歳以上第1号被保険者の増加によるものでございます。  2款分担金及び負担金、1項負担金、1目地域支援事業負担金、3節介護予防・日常生活支援総合事業負担金でございます。これは東湖園、ル・サンテリオン東郷で実施しております筋力向上トレーニング事業の参加者個人負担金72万9,000円とはわいデイサービスセンターあずま園で実施するミニデイサービス事業の参加者個人負担金37万4,000円の合計110万3,000円を計上いたしております。  3款の国庫支出金から7ページ、5款の県支出金につきましては、介護保険法に基づいた国、支払い基金、県それぞれの給付費及び地域支援事業費に対する負担割合で算出額を計上しております。国庫負担金が3億1,066万1,000円、国庫補助金1億3,189万7,000円、支払基金交付金4億9,561万1,000円、県負担金2億5,193万4,000円、県補助金709万円であります。介護サービス給付費、地域支援事業費の支出予算額に負担割合を乗じて算出しております。  8ページをお願いいたします。6款の繰入金、1項の一般会計繰入金でございます。1目の介護給付費繰入金2億1,638万3,000円。2目の地域支援事業繰入金5,369万1,000円につきましては、保険給付費及び地域支援事業費の支出予算額に対して町の負担割合に基づき算出した額を計上しております。3目低所得者保険料軽減繰入金でございます。低所得者の方に対し実施する保険料の軽減に対して国が2分の1、県が4分の1負担するもので、一般会計で受け入れ、繰出金として特別会計に繰り入れるものです。208万2,000円を計上しております。軽減対象者の方は595名の予定でございます。4目その他一般会計繰入金につきましては、地域包括支援センターの人件費、事務費等、その他事務費に係る経費を繰入金として3,154万2,000円を計上させていただいております。  7款の繰越金につきましては、平成28年度の決算を見込み、4,000万円を計上させていただいております。
     9ページをお願いいたします。8款諸収入、2項の雑入でございます。1目の予防給付費収入につきましては、要支援1、2の方の介護予防プランの作成収入577万5,000円を計上しております。  続きまして、歳出の説明をさせていただきます。歳出のほうは事業概要書で説明したいと思います。  概要書の4ページをお願いいたします。計画策定委員会経常経費につきましては、平成30年度からの第7期介護保険事業計画、高齢者福祉計画を平成29年度中に作成する必要がございますので、策定等に係る経費として委員会出席報償費や在宅高齢者調査に係る報償金、計画書の印刷費等39万9,000円を計上させていただいております。平成28年度に取り組みました湯梨浜町地域包括ケア計画が間もなく完成する予定となっております。この計画を最大限に生かし、町の地域包括ケアシステムの早期実現に向けた実効性のある計画となるよう取り組んでまいりたいと思っております。  概要書5ページ、介護サービス給付事業でございます。要介護1から5までの方が利用されるサービス費用の9割、一定以上所得のある方については8割を負担するものです。対前年度比、当初予算比2%増の15億7,054万8,000円を計上させていただいております。平成27年度、28年度のサービスごとの給付費の伸び率を勘案して給付費を見込んでおります。認定者数はほぼ横ばいとなっておりますが、1人当たり給付費が比較的高額となる要介護3、要介護4の認定者が増加しており、これが給付費増の要因となっております。  概要書6ページ、介護予防サービス給付費でございます。要支援1、2の方が利用されるサービス費用の9割、一定以上所得のある方については8割を負担するものです。予防給付費につきましては、平成28年度、総合事業に移行したこともあり、対前年度当初比2%減の5,352万8,000円を計上させていただいております。  概要書8ページ、高額介護サービス費でございます。介護サービス受給者が支払った利用者負担が一定の上限を超えたとき、また介護保険と医療保険の自己負担額の合計が一定以上の上限を超えたとき、払い戻しを行っております。前年比350万円増の3,410万円を計上させていただいております。平成26年度の実績から平成28年度の実績見込み額への平均伸び率1.03を乗じて算定しております。  概要書の9ページ、特定入所者介護サービス費でございます。介護保険施設に入所されている非課税世帯の要介護者に対し、居住費、食費の負担軽減を図るものでございます。平成28年度の実績見込み比6.9%アップの7,079万8,000円を計上させていただいております。先ほども言いましたが、介護費が比較的高額となる要介護3、4の認定者の方が増加しておられますので、これに伴って増加しているものでございます。  続きまして、概要書12ページをお願いいたします。介護予防・生活支援サービス事業でございます。要支援1、2の予防給付のうち、予防通所介護、予防訪問介護を平成28年度から健康状況等を確認する基本チェックリストで判定して利用していただく予防給付相当の訪問型サービス、通所型サービスに移行いたしました。移行は順調に進んでおります。平成28年度当初予算比37%増の2,314万7,000円を計上させていただいております。費用は予防給付同様、自己負担に応じて9割または8割を当該事業費から国保連に納付、国保連からサービス提供事業者に納付されることとなっております。  概要書14ページ、ミニデイサービス事業でございます。この事業は平成28年度までは町社会福祉協議会に委託し、東湖園で実施してきましたが、平成29年度からははわいデイサービスセンターあずま園に移し実施するものです。生活状況や健康状況等を確認する基本チェックリストで総合事業の対象となった方に集団によるレクリエーションや運動指導、機能訓練を行うことで、閉じこもりや鬱の抑制を図り、高齢者の自立を支援するものでございます。1人当たり2,646円を参加人数に応じて委託料としてお支払いするものです。年間延べ1,440人の利用者を見込み、384万3,000円を計上いたしております。  概要書の20ページをお願いします。地域介護予防活動支援事業、こちらは新規事業となります。高齢者の皆さんを対象とした運動や趣味活動など、定期的に開催し、介護予防を行うことができる居場所づくりが進んでいない現状の解決に向け、ゆりりんメイトさんと地域のボランティアに地域のリーダーの役割を担っていただき、それに地域包括支援センターが協力しながら総合事業の通所型サービスや筋力向上トレーニング事業、またミニデイサービス事業、元気力アップ教室の提供が終了した方々、また、短期集中地区サロンの実施地域が継続して取り組む活動を推進し、介護予防活動の地域展開が活発となるよう、月2回以上運動や体操を取り入れた活動を行う地域サロン、高齢者クラブなどの地域団体に対して、1回につき参加人数に応じて1,000円から3,000円の補助金を交付するものです。29年度は3団体を想定して32万4,000円を計上しております。  概要書22ページ、介護予防・健康づくりリーダー(ゆりりんメイト)養成事業でございます。身近な地域で介護予防等の活動を活発に展開していただく上で重要な事業になっております。平成28年度までは一般会計で計上していましたが、平成29年度からは地域支援事業として取り組みます。20名の養成を目標としております。23万5,000円の計上となっております。  概要書31ページ、生活支援体制整備事業でございます。高齢者の日常生活上の支援体制の充実、強化を図っていくために、地域ニーズの把握と不足するサービスの担い手を創出する生活支援コーディネーターを配置します。あわせて、不足するサービスの創出に向け、定期的な情報共有、連携強化の場として、地域住民代表、保健医療関係者、福祉関係者、サービス事業所等で構成する協議体を設置します。生活支援・介護予防サービスの連携、協働による取り組みを推進してまいります。生活支援コーディネーターの賃金、委員参加報償金等144万4,000円を計上いたしております。  最後になります。概要書の33ページをお願いいたします。認知症総合支援事業でございます。町では、認知症になっても本人の意思が尊重され、住みなれた地域で暮らし続けられるよう、認知症の人やその家族に早期にかかわる認知症初期支援集中チームを設置します。このチームでは、認知症の疑いがあってもサービスを受けていない人、また、医療や介護サービスを受けているけれども、家族などの関係者が対応に苦慮しておられる方に認知症サポート医と保健師などの専門職がその家族に対して戸別訪問や相談支援を集中的に行い、認知症ケアの向上を図るものです。認知症地域支援推進員の賃金、認知症サポート医の報償費ほか136万8,000円を計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、温泉事業特別会計予算について、産業振興課長に説明を求めます。 ○産業振興課長(前田 啓嗣君) それでは、平成29年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  予算書をお願いいたします。最初に、歳入でございます。予算書の6ページをお願いいたします。1款使用料及び手数料、1項使用料、1目使用料、1節温泉使用料ということで404万3,000円、2節温泉スタンド使用料ということで314万1,000円を計上いたしております。合わせて使用料といたしましては前年対比1万5,000円減の718万4,000円を計上いたしております。  続きまして、3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。こちらにつきましては、前年度繰越金として10万円を計上いたしております。  次に、4款諸収入、1項雑入でございますが、こちらは廃目整理でございます。これは、平成28年度に温泉熱発電に利用した温泉水を2次利用として龍鳳閣と水明荘に配湯することに伴って、維持管理に係る経費を温泉特会で支弁をし、その経費に見合う額を龍鳳閣並びに水明荘より受け入れるために設けたものでございますが、29年度からは一般会計で支弁することとしたために廃目整理としたものでございます。  次に、歳出でございます。7ページをお願いいたします。1目一般管理費の主な経費といたしまして、温泉事業総務管理経費でございます。343万2,000円でございます。内訳といたしましては、2号源泉に係る電気代、それから温泉の配管の修繕、管理委託等の維持管理費に係る経費を計上いたしております。  次に、温泉スタンド管理経費といたしまして81万5,000円を計上いたしております。これは主に下水道負担金でございます。  最後に、めぐみのゆ経常経費といたしまして84万2,000円を計上いたしております。これは保守委託、それから光熱水費等でございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、下水道事業特別会計予算、農業集落排水処理事業特別会計予算、簡易水道事業特別会計予算について、建設水道課長に説明を求めます。 ○建設水道課長(小林 長志君) そうしますと、建設水道課のほうから、議案第16号から第18号までの3会計の補足説明をいたします。予算書で説明させていただいて、概要書を参考に見ていただけたらと思います。  まず、議案第16号、平成29年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算でございます。  4ページをお願いします。第2表、地方債でございます。起債の目的につきましては、流域下水道整備事業債から下水道事業債特別措置分までの5種類の起債で、限度額合計2億810万円の借り入れを予定しているものでございます。起債の方法、利率、償還方法は記載のとおりでございます。  続きまして、予算書7ページ、はぐっていただいて、歳入でございます。主なもののみ説明させていただきます。2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料でございますが、2億8,430万円を計上しております。現年分と滞納分をあわせての計上でございます。  続きまして、8ページをお願いします。3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目事業費補助金でございますが、3,955万円を計上しております。これは補助事業の事業費の2分の1を計上するものでございます。  4款繰入金、一般会計繰入金でございますが、5億6,059万9,000円を計上しております。  続きまして、予算書9ページ、下のほう、歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、主なものは公課費で、消費税還付金として1,645万3,000円を計上しております。  9ページ下のほうから2款事業費、1項流域下水道整備事業費、1目流域下水道整備事業費でございますが、概要書のほうにつきましては1ページ、2ページということで、1ページにつきましては補助、2ページについては単独を記載しております。下水道の負担金でございますが、補助、単独分合わせて1,687万3,000円を計上しております。負担率につきましては16.42%でございます。  めくっていただいて、10ページになります。2項公共下水道整備事業費、1目維持管理費でございますが、こちらのほうにつきましては、概要書のほうは3ページに記載しております。説明欄のほうで、維持管理経費で4,347万8,000円を計上しております。主なものとしましては、委託料1,733万4,000円を計上しております。泊浄化センターと2カ所のポンプ場、マンホールポンプ等の保守点検の委託料でございます。工事請負費につきまして、1,231万2,000円を計上しております。これは施設管理費の関係で、泊浄化センターの曝気攪拌装置、6台あるわけですけども、3台分のオーバーホールの費用としまして486万円、それから県道東郷羽合線のマンホール支障移転の関係で、6基のマンホールを支障移転する予定にしておりますが、453万6,000円を含んだ予算の計上をしております。  続きまして、流域下水道処理場負担金でございますが、1億6,470万を計上しております。概要書につきましては5ページのほうになります。流域のほうに支払う処理負担金でございます。1立米93円で支払う予定にしております。  続きまして、不明水対策につきましては97万2,000円を計上しております。概要書については7ページのほうに記載しております。  続きまして、公共下水道事業計画変更設計業務委託ということで1,800万円を計上しております。28年度につきましては、新中学校への公共下水道区域の区域拡大ということでの設計をしておりましたが、29年度につきましては、東郷地域の雨水計画変更1,000万円、それから泊の特定環境保全公共下水道事業の関係が、下水道法に基づいて施設の点検、それから頻度を記載する必要がありましたので、そちらのほうを800万円で、1,800万円を計画しております。概要書のほうについては8ページのほうに記載させていただいております。  続きまして、11ページ、下のほうになります。2目施設整備事業費、公共下水道補助でございますが、6,110万円を計上しております。こちらのほうにつきましては、概要書9ページになります。管更生工事3,600万円、新中学校の管渠布設の測量設計550万円、布設工事1,960万円を計上しております。また、公共下水道事業単独につきましては342万8,000円を計上しております。これにつきましては、農集を公共へ接続という生活排水処理施設整備改善構想の基本計画の策定につきまして170万円、公共ますの2カ所分につきまして172万8,000円を計上しておるものでございます。概要書のほうについては10ページに記載しております。  3目です。災害復旧費につきましては529万2,000円を計上しております。中部地震に伴うマンホールの隆起、陥没等、県道20カ所、町道30カ所、管渠の修繕等ありますところを修繕を計画しておるものでございます。  3款公債費、1目元金でございますが、6億4,536万6,000円、利子につきましては2目利子で1億170万4,000円を計上しております。  給与費明細以下は省略させていただきます。  続きまして、議案第17号、平成29年度湯梨浜町農業集落排水事業特別会計予算でございます。  4ページをお願いします。第2表、地方債でございます。起債の目的で3事業上げております。合計額4,080万円として、限度額として借り入れを予定しているものでございます。起債の方法、利率、償還方法については記載のとおりでございます。  続きまして、7ページをお願いします。歳入でございます。2款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料で下水道使用料3,209万2,000円を計上しております。現年分、滞納分をあわせての計上となっております。  3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、1億1,370万4,000円を計上しております。  続きまして、予算書8ページをめくっていただいて、歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、753万円を計上しております。主なものにつきましては、下のほう、中段となりますが、公課費で151万円を計上しております。  続きまして、2款事業費、1項処理施設費、1目維持管理費でございますが、4,507万2,000円を計上しております。内容としましては、10カ所の処理施設と33カ所のマンホールポンプの維持管理費でございます。主なものについては手数料1,227万5,000円を計上しているものでございます。これは汚泥引き抜き関係の費用でございます。委託料としまして1,024万円を計上しております。これは施設の保守点検にかかわるものの費用でございます。  続きまして、下のページ、9ページをお願いします。施設管理臨時経費ですが、概要書につきましては2ページということになります。工事費としまして853万2,000円を計上しております。これは施設にかかわるもので、汚水ます設置等に伴うものでございます。2目災害復旧費につきましては151万2,000円を計上しております。これも公共下水と同様に、中部地震に伴うマンホールの隆起、陥没の箇所、県道10カ所、町道10カ所程度を予定しているものでございます。  公債費につきましては、元金1億1,152万2,000円、利子2,021万円を予定しているものでございます。  給与費明細以下については省略させていただきます。  続きまして、議案第18号、平成29年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算を説明させていただきます。  予算書に入る前に、概要書になりますが、概要書1ページのほう、誤記載がありますので、削除のほうをよろしくお願いします。申しわけありませんでした。  予算書に返ります。予算書4ページをお願いします。(発言する者あり)  失礼しました。もとに返ります。概要書1ページのほうなんですが、消費税還付金という形で本年度要求額ゼロという形になっております。この分、記載等、事業費の説明等あるわけですけども、誤記載になっております。申しわけありませんでした。そのページをバツを書いていただければと。 ○議長(光井 哲治君) 概要書の1ページは要らないということですか。 ○建設水道課長(小林 長志君) そうです。 ○議長(光井 哲治君) 要らないということです。 ○建設水道課長(小林 長志君) そうしますと、予算書のほうで説明させていただきます。4ページをお願いします。第2表、地方債でございます。起債の目的で、簡易水道事業債、過疎対策簡易水道事業債、公営企業会計適用債ということで、合計額2,210万円を限度額として借り入れを予定するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法については記載のとおりでございます。  7ページをお願いします。歳入でございます。2款使用料及び手数料、1項使用料、1目水道料金で2,746万6,000円を計上しております。現年分と滞納分をあわせての計上となっております。  3款繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、65万3,000円を計上しております。  8ページをお願いします。4款諸収入、1項雑入、1目雑入でございます。説明欄、消費税還付金として964万4,000円を計上しております。これは平成28年度仮払い消費税額の額が仮受け消費税額を上回ったために計上するもので、還付を受けるものでございます。  続きまして、9ページ、歳出をお願いします。1款衛生費、1項上水道費、1目簡易水道費でございますが、経常経費で1,229万4,000円を計上しております。概要書につきましては2ページのほうになります。光熱水費としまして施設関係の電気代341万5,000円、施設関係の修繕費としまして273万円を計上しております。委託料につきましては392万3,000円を計上しておりまして、主なものは水質検査関係でございます。石脇地内町道浜田線配水管支障移転工事に伴う工事費130万円を計上しておるものが概要書3ページの図面でございます。  続きまして、地方公営企業法適用移行事業でございます。概要書につきましては4ページ、5ページで、5ページのほうにはロードマップをつけさせていただいております。委託料631万8,000円を計上しております。内容としましては、公営企業法適用化の検討に向けた整備、調査を行い、平成30年4月に向け統合準備をするものでございます。  引き続き、配水管改良工事でございます。概要書につきましては6ページと7ページに図面等をつけております。委託料、工事請負費275万3,000円を計上するものでございます。泊の石脇地内の配水管を布設するものでございます。  続きまして、予算書10ページのほうをよろしくお願いします。筒地地区飲料水供給施設拡張事業でございます。概要書につきましては8ページと9ページに記載しております。1,316万8,000円を計上しております。内容につきましては、鳥取市上水道区域から筒地地区へ給水供給するための測量設計の委託料を計上するものでございます。  2款公債費につきましては、元金1,373万円、利子572万3,000円を計上するものでございます。  給与費明細以下について省略をさせていただきます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、長瀬、橋津、宇野、舎人、東郷、花見の各財産区特別会計予算について、企画課長に説明を求めます。 ○企画課長(森 輝信君) それでは、議案第19号、長瀬財産区から議案第24号、花見財産区までの特別会計予算でございますが、歳入につきましては、各会計とも財政調整基金からの繰り入れが主なものでございます。また、歳出につきましても、各会計とも例年どおりの管理会の報酬、区への運営費補助及び管理施設の消耗品等の管理経費でございまして、特段詳細な説明をする事項がございませんので、各会計の補足説明を省略させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。議案第19号から議案第24号までの6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第19号から議案第24号までの6議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することに決定しました。  続いて、国民宿舎事業特別会計予算について、水明荘支配人に説明を求めます。 ○水明荘支配人(中山 明君) それでは、議案第25号、平成29年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算について、補足説明を申し上げます。  予算書の1ページをお願いします。第2条の業務の予定量でございますが、(1)宿泊者数を1日平均35人とし、年間の宿泊予定人員、前年比300人減の1万2,900人、(2)休憩者数を1日平均93人とし、年間の休憩予定人員、前年比でございますが、1,700人減の3万4,100人としております。  次に、収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入では、第1款の事業収益を3億1,514万5,000円にいたしております。支出でございますが、第1款の事業費用を2億9,878万6,000円と予定し、資本的支出の予定額は第1款の資本的支出8,413万9,000円で、これは前年比32万2,000円の増額でございます。  次に、第7条の職員の給与費でございますが、2,178万1,000円としております。  2ページから14ページを省略しまして、15ページをお願いします。損益勘定の費目明細について御説明をいたします。収入ですが、1目利用収益で、前年度の実績ベースでの予算といたしました。予定額は2億8,213万6,000円で、前年度予定額より589万3,000円減額をしております。2目の売店収益ですが、予定額を1,975万円とし、121万6,000円の減額。よって、1項営業収益の予定額は3億1,426万9,000円とし、762万7,000円減額をした予算といたしました。  営業外収益でございますが、2目の雑収益ですが、こちらは温泉源泉用地貸付料15万3,000円、児童手当、これが一般会計からの繰入金30万円等で、125万円の減額でございます。  16ページをお願いします。16ページの支出の1目施設経営費としましては、給料、手当が209万2,000円減額でございます。これは正職員の異動によるものが主なものでございます。賃金については26万5,000円の減額。  17ページの食事材料費でございますが、前年度の実績ベースで232万4,000円の減額としております。備消品費でございますが、消防設備等の120万3,000円の増額予算であります。  18ページをお願いします。18ページは燃料費、送迎車の経費とか軽油、ガソリンに12万円の増額をいたしました。修繕費では空調関係の取りかえ、それから館内の換気扇、車両関係で30万円の増額といたしました。  19ページをお願いします。広告宣伝費でございますが、ホームページ、パソコン、それからスマホ対応型構築費用といたしまして、追加で71万6,000円の増額としております。  20ページをお願いします。20ページに移りまして、委託料53万4,000円の減額でございます。よって、施設経営費の本年度の予定額は2億5,503万7,000円とし、260万7,000円の減額としております。  21ページの2目の減価償却費でございますが、本年度の予定額を2,816万8,000円としておりまして、12万6,000円の減額でございます。よって、1項の営業費用としましては、本年度予定額を2億8,320万5,000円とし、273万3,000円の減額としております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、水道事業会計予算について、建設水道課長に説明を求めます。 ○建設水道課長(小林 長志君) それでは、議案第26号、平成29年度湯梨浜町水道事業会計予算の補足説明をいたします。  1ページをお願いします。収益的収入及び支出で、3条でございます。収入で、第1款事業収益1億9,203万円を予定しております。支出で、第1款事業費用1億9,175万5,000円を予定しておるものでございます。  資本的収入及び支出につきましては、4条でございます。2ページをお願いします。収入で第1款資本的収入3,000円を予定しております。支出でございます。第1款資本的支出1億1,422万6,000円を予定しております。資本的収入が資本的支出に対して不足している額につきましては、1億1,422万3,000円でございますが、1ページ、4条で記載しております。もとに戻っていただけたらと思います。過年度損益勘定留保資金1,138万1,000円、建設改良積立金3,000万円、当年度損益勘定留保資金6,583万7,000円、当年度分消費税資本的収支調整額700万5,000円で補填するものでございます。  続きまして、予算書17ページをお願いします。収益的収入でございます。1款水道事業収益、1項営業収益、1目給水収益でございますが、1億7,880万円を予定しております。水道料金として実績の97%を予定しております。3目その他営業収益で618万4,000円を予定しております。2項営業外収益、4目長期前受金戻入で671万9,000円を予定しております。  続きまして、めくっていただいて、18ページになります。収益的支出です。1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費ですが、こちらのほうは概要書1ページに記載しております。水源地の維持管理として4,168万円を予定しております。主なものにつきましては手数料で、水質検査に349万8,000円、動力費で、電気代でございますが、2,274万円を予定しております。2目配水及び給水費で、こちらのほうにつきましては概要書2ページのほうに記載しております。通常の配水管等維持管理費といたしまして、2,979万4,000円を予定しております。主なものにつきましては委託料で、漏水調査に148万5,000円、検針に460万1,000円を予定しております。  予算書19ページをお願いします。修繕費としまして、配水管及び給水管の修繕で1,976万2,000円を予定しております。4目総係費で、概要書は、これは3ページになります。4,168万9,000円を予定しております。内容につきましては、職員の給与費等でございます。  予算書、めくっていただいて、20ページをお願いします。委託料としまして、予算書中ほどでございますが、水道ビジョン業務に1,050万を予定しております。  続きまして、21ページ、下のほうになります。5目減価償却費で6,512万7,000円を予定しております。2項営業外費用、1目支払利息で373万2,000円を予定しております。  続きまして、22ページ、めくっていただけたらと思います。1款資本的収入で3,000円を予定しております。  続きまして、1款資本的支出、1項建設改良費、1目原水施設工事費で2,000万1,000円を予定しております。概要書につきましては4ページのほうに記載しております。新水源地の調査に委託料としまして2,000万円を計上しております。  続きまして、2目配水施設工事費で8,070万3,000円を予定しております。こちらのほうにつきましては、概要書5ページ、その裏に図面を添付させていただいております。総額7,020万円を予定しております。工事費としましては、配水管等の改良、湯梨浜と倉吉間の緊急連絡管の管路布設などでございます。委託料のほうにつきましては、管路更新計画策定ということで委託料に1,050万円を計上させていただいております。  2項企業債のほうにつきましては、企業債償還金で1,332万2,000円を予定しております。  注記につきましては説明は省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 以上で平成29年度各会計予算の提案理由の説明を終わります。  続いて、議案第9号から議案第26号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。個別質疑はしないようにお願いをします。  なお、質疑は簡潔明瞭かつ要点を絞って発言をお願いします。  議案第9号、平成29年度湯梨浜町一般会計予算を議題とします。
     総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。  7番、酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 29年度の予算、全体的に見てみると、地方創生を中心に積極的な予算を組まれておるわけですね。このまち・ひと・しごと創生総合戦略というのは2019年までですね。基本的な考え方としては。その中である程度形をつくってやらないけん事業でして、実質的にはあと3年で方向性がきちんと住民の中に根づいていなければならないわけでして、このまち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標というのは、一つは、地方における安定した雇用を創出する。それから、2番目に、地方への新しい人の流れをつくる。それから、3番目に、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる。そして最後、4番目に、時代に合った地域づくり、安心して暮らす、そういう地域づくりをやるのが目標なんですね。そのためには住民がこのことをしっかり知らにゃあ意味がないわけでして、それで、住民に担っていただかないけん役割っちゅうのも当然あるわけですね。町長は所信表明で述べられて、最後に言われておりますけど、それぞれの分野で町民の皆さん、あるいは地域ぐるみの活動が不可欠、これが絶対不可欠なんですね。どういうぐあいに住民の人に呼びかけていくのか。私もいろんな方に聞かれる。参加してもええな思うだけど、どうしたら参加できるだらあかと、何も言ってこんけえ、俺らは参加するなっちゅうことだろうかとかね。  今、いろんなところでいろんな取り組みをされておるわけです。例えば小さな拠点づくりやなんかでもね、委員をつくっておられて議論されとるけえ、その中身というのは住民はほとんど知らんわけでしてね、松崎の問題でもそうです。一部の委員だけが知っとったって、これは形として根づいていかないわけでして、全て、今、介護保険のほうでも言われてたけど、健康づくりにしても、何だらしどういう形でそれぞれが参加する、ボランティアとして参加していくのか、その形っちゅうのが住民のサイドに見えてこないわけです。  前にも言ったと思いますけど、住民の皆さんにお便り方式で出されたらどうなんですか。それぞれの、何っちゅうか、年齢や、それから健康像、特に団塊の世代、いろいろ頑張ってこられた部分もある程度行政は情報を持っとんなるでしょう。この人は団塊の世代だけどまんだ元気な人だとか、そういうようなのはアンケートでしっかりとつかんでおんなるわけです。それぞれの人に合った役割を担っていただく。そういう形をつくるには、やっぱしきちんとお便りを出されたらどうなんです。そしたら、なら参加してみようかとか、そういう方も出てくると思います。特に女の人は、団塊の世代の、子育て手伝いたいだけどとか、そがな話も聞くわけですが。住民の人が果たさないけん役割というのはいっぱいあるけど、なら何があるだいや。その辺を住民にきちっと知らせていくっちゅう形、それと住民の方にお願いしていく、そういう形っちゅうのを行政は持っておられないんですか。その辺、お聞きしておきたいな。このままいったら、まち・ひと・しごと創生総合戦略が終わって、それでなんやったら、今までのいろいろやってきた部分と同じパターンになって、何もなくなってしまうんじゃないか。基本目標である雇用が創出できたのか。新しい人たちの流れができたのか。それから、結婚、出産、子育てに希望が持てる町になったのか。それから、その時代に合った地域づくりがそれぞれの地域でできたのか。そこなんですよね。それをどうやって実現するのかを私はきちんと聞いておきたいな、そのように思うわけですね。  国の予算措置で交付税で後から戻ってくるとか、地方創生分の補助金がこれだけあるとか、財源については確かにあるでしょう。その部分は聞かされたけど、さっき言った基本目標に向かって本当に着実に歩いているのかっちゅうのがちょっと疑問を感じるもんで、その辺、伺っておきたいな。 ○議長(光井 哲治君) 宮脇町長、答弁。 ○町長(宮脇 正道君) おっしゃいましたように、ことしの予算あたりでは、特に福祉の認知症とか、あの辺のあたりのことについても地域の中でということをできるように、わざわざ人を置いて、その人と地域の人とかかわってみたいな格好で進めるようにしてますけども、なかなか参画ということが必ずしもこれまで十分うまくいってないということがあっていると思ってます。  この間も町長と語る会なんかしたんですけれども、それは何かというと、やっぱり今町がやっていること、CCRCでどんなことをやっているかとか、そういうことをきちんと知って意見を言ってほしいと、さらには参画してほしいと、そういうような観点から設けているわけですけども、なかなか出席者は30名だ、20数名だというような格好で推移しておるというような現状があります。  泊の小さな拠点あたりでもそうですけど、それから松崎のとりあえずCCRCの一番最初にやる部分についても、集落の方たちに委員会みたいなものをつくってもらって、いろいろ検討してもらって意見をもらうようにしていると。それは担当課のほうも頑張って、一生懸命テープ起こしして、ホームページには載せておるわけですね。でもその内容をどれだけの人が見てくださっているかというと、本当に多分ほとんど御存じないとかいう格好じゃないかと思っております。  小まめに情報を発信していくことが大事だと思っておりまして、酒井議員おっしゃいましたように、この地方創生、時間のあることですから、ある程度成果、KPI、あれを定めてますので、その目標に向かって達成状況はどうかというのは毎年年度末といいますか、その翌年の最初に確認をするようにしているんですけども、その際に、おくれていることとおくれていないこととあろうかと思っております。まち・ひと・しごとに掲げておりますのは、事業的には大方のことは取り組んでおります。ただ、本当に仕事の部分でどれだけ人がふやせれるか。きょうのお話聞いてもらえば、農業の新規就農あたりも大分イチゴづくりとかなんとかでまた広がってきつつはあるんですけれども、それから、大きな話としては、去年、この場で質問いただいたんですけど、企業誘致あたりについてどう考えておるかっちゅうようなことがあります。それらあたりもこのたびの中学校統合の関係で、現有の中学校をどうするかという検討を29年度するようにしておりますので、そういったものの中から、働きかけの中からまた人を雇用する場所というのは生まれてくると思ってますけども、いずれにしても、いろんな分野で町民の方が知って参画していただくことがないと本当に地に足のついたものができんで、さっきおっしゃったように、行政がそれを黙っておったら終わっちゃうちゅうようなことがありまして、いろんな支援員とか、ゆりりんメイトあたりもそうですけども、そういう気持ちを持ってやっている人がたくさんでもいらっしゃって、ゆりりんメイトあたりはこの3年間で、実はこの間修了式が終わったんですけど、63人の方が10回の講座を受けて資格を取得しておられると。そういう方たちがおられると本当に頼もしいなと実は思っておりまして、というのも特定健診なんかの受診率が二十七、八%台でずっと低迷しておると、幾ら頑張ってもなかなか上がってこんというようなことで、ある岡山県の町長さんにちょっと聞いたんですけど、そこはもう70%近い受診率がありまして、町長さん、どうやられたの、それと、うちは担当課長が宣伝カーに乗ってやったりもしとるだけど、とてもとても30に届かんということを話ししたら、やっぱりマンパワーでやりましたっちゅうことを言っておられました。それはやっぱり地域の中で健診あるだけど受けなったかえというような格好を推進していって、そのおかげでできたっちゅうことを言っておられまして、そういう観点からすれば、やっぱり今そういう、保健推進委員の方にしてもそうですけども、このたびちょっと額をふやすって言ってましたが、活躍してもらえる場というのをきちんと提供して、行政のほうも声かけするということが大切かなと思っております。そのような気持ちでおります。 ○議長(光井 哲治君) 酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 確かに職員の皆さん、頑張っておれると思う。ただね、優秀な職員さんになっちゃって、なかなか直接住民に語りかけるっちゅう部分は、何っちゅうかな、苦手なのかなと思ってみたりね。語らんでもええけえ、さっき言ったようにお便りだったら出せれるわけですので、その辺を含めてやっぱし住民の皆さんに、さっきも言ったように、住民一人一人の情報っちゅうのはある程度行政は持っとるわけですので、それを有効に生かしながら対応していくっちゅうのとね、教育委員会とうまく連携できとるんかなっちゅうぐあいに思うわけですね。教育委員会、いろんな場所で住民の人たちと語る機会っちゅうのを事業として持っとるわけなんですね。その辺が畑違いだけできんのか、ようわからんけど、行政サイドの連携というのをもうちょっととっていかな、やっぱし一つになって向かっていくっちゅう方向は見えませんよ。そういう部分をしっかり考えて、本気でこの地域に雇用を創出してやる。それから、人の流れをつくっていく。それから、若い世代、結婚、出産、子育てに希望が持てるようにしてやる。それからもう一つは、時代に合ったそれぞれの地域をそれぞれの部落でつくっていくっちゅう形を形としてつくり上げる。そういう部分がないと、いつまでたっても行政が頑張っとる割には結果がついてこないんじゃないかな、その心配をしておるわけでして、せっかくええ補助制度があるだけ、それ実らせましょいな。そういう考え方を強くお願いしておきたいなと思います。  6次産業化っちゅうことで去年の所信表明で大々的に言われて、その部分も不満はあるけどちいとずつ頑張りよんなるなっちゅう部分がありますので、例えば漁師の人たちがとってきたのが最終的に販売まで地域の人らでやれるようになる。そこに雇用の部分は生まれてくるだし、農業だってしかり。本気でその辺を、あなた方の役割としてこういう部分があるんですよというのを行政がお便りで教えてあげることによって、なら若い連中が働ける場所をつくるためにもこういう部分で頑張ってみようかとか、出てくるんじゃないでしょうか。何かやっとるけど、ようわからんなとか、そういうことがないように、住民の皆さんと一緒になってやっていくっちゅう、まずその姿勢だけを今早急につくり上げにゃあ、あと今年度入れて3年ですので、失敗に終わっちゃうな。そのことを言っておきたいと思います。 ○議長(光井 哲治君) 宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) おっしゃるとおりだと思います。住民情報の活用というような点からいえば、かねてからいろいろ御意見いただいているんですが、このたびの例えば跡地の活用の検討委員会あたりにしても、都市の企業におられてこっちに帰っておられる方とか、そういうような人材、いらっしゃるわけですから、役場の狭い範囲じゃなくって、そういう方たちに積極的に参画いただいて、検討していただこうかなということを思ったりしております。  それから、さっき話に出ておりましたように、なかなか横串を刺して全庁が一体となってこのことはやっていくということにならないという現状があります。ありていに言えば、例えば男女共同参画のことなんかでも、本当はどっこの課もかかわっている、やるべきことはあるはずですけども、それがなかなか一緒になって出てきて、これをやろうということで積極的な施策が出てこないというような悩みも抱えておりまして、この間、実は、きのうですか、防災の研修会があったんですが、鳥大の先生を迎えて、中央公民館でやったんですが、あのとき割と人が来ていただいてまして、ふっと聞いてましたら、中央公民館長が東郷地域の方たちに声をしてくれてたと、集落でなるだけ出てくれっちゅうのか、それでああいう格好になったと。それは自分の事務としての担当じゃないけども、公民館であることだから、そうやって頑張ってくれたり、そういうことがやっぱり、みんながそれをすればもっとうんと強くなるなっちゅうこともちょっと感じたところでございまして、酒井さんのおっしゃることとちょっと通ずるところがあるなというふうに思っております。  それから、それぞれの希望のある部落をつくるっちゅうことで思いましたのは、この間の除雪のときに、実は泊の中の道のところですが、5区の人が一生懸命自分の駐車場のところから道に出れるようにかいておられた。女の人が一人で。気の毒で、手伝おうかなと言ったんですけど、ええです、ええですっていって言われてしなかったんですが、ところがそこをかいても、肝心の道路のほうが除雪がこれはひょっとしたらあすも無理かもしれんなと思ってたりしたもんで、そのときにちょっとやっぱりそういうことがそこに住むことのマイナス要因としてなっちゃやせんかなと思って、やっぱりそこのところに行政がある程度の尺度を持ってきちんと除雪機を備えていくとか、そういうことも必要だろうなということを感じたところでして、その辺ちょっとこれから考えてみたいなと除雪担当課長と話しているところです。  それから、6次産業化もなかなか自分たちでやっていこうと思ったって難しい面もありますので、吉本のこと、きょう話にも出てましたけども、あれをしていただいて進めるということの一つに商品をつくるということも上げておりまして、目的の一つに、吉本ですからパロディー風につくるわけです。それで、二十世紀梨を栽培して、その情報を吉本を通じて発信したりして、特に二十世紀梨のブランド力を高めたりしようというのが目的なんですけども、吉本では北海道で「白い恋人」というチョコレートをつくっているんですが、あれをもじって「面白い恋人」というようなチョコレートをつくってまして、それはそのまま同じ品物をつくるっちゅうことじゃなくって、多少加工してつくったりということもあって、二十世紀梨についても実はそれを活用してできることはないかっちゅうことも考えたいということをプロデューサーの人は話しておられまして、この間お話ししたときに、東郷二十世紀梨はブランドですから、そのブランドを使って何かもじったような商品を出すことがブランドを傷つけりゃせんでしょうかねと、住民の皆さんの意識がマイナスにならせんでしょうかねということをおっしゃいましたけども、東郷の二十世紀梨は選果機なんかもきちんとした酸度もはかれるようなものを持っておられるし、商品として間違いない品物ですから、それをもじられても、日本一の東郷二十世紀梨を使ってつくっておりますと言ってもらやあそれでええですといって返事して帰ったんですけども、いろんなところでそのような町のものを使ったものを売り出して、それでメジャーになるものをつくれれば、それまたそこに雇用が生まれてくると。ゆりはまゆうゆうも、課長が説明しましたけども、同じような考え方で、町内で頑張っておられるいろんな女性を紹介して、その女性が携わっておられる後ろにある産業を強くしたいというような思いでやっているものでございまして、そのあたりは一生懸命頑張ってまいります。 ○議長(光井 哲治君) 酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) わかりました。ただね、これだけは29年度はやってほしいなっちゅうのは、さっき言った住民への直接的な呼びかけ。それと横の連携。あのね、行政の今までの取り組み見とると、何か行政に都合が悪いことは隠そう、隠そうってされとる部分があるでないだらあかいと思って、前にも一遍議場で言っただけど、例えば介護保険受けられて、在宅で生活しようかと思っとった人が相談して、結果的には入院されちゃって、修理はされたけど、そういう落ち度があったときにでもね、きちんと住民の人に謝って、行政の落ち度を認めて、住民責任にしないっちゅう、行政の落ち度が住民責任になっちゃったらね、住民の人は絶対信用しませんよ。きょうのニュースになっとるプールのあの問題なんかでも、やっぱしね、きちんと行政が住民の人を何とか支えるんだ、支える側なんだっちゅう形がありさえすれば、住民の人も行政がもっと近くなる。だけ、しっかりとその辺を職員が基本に置いて、横の連携も、あれは教育委員会がやったことだけえ、あれは建設課がやったことだけえじゃなしに、やっぱし連帯して、行政には責任があるんだという考え方で、何だらあし住民に寄り添っていく。そういう姿勢を何とか29年度は見せてほしいな。再度そのお願いだけをしておきたいと思います。やってごしなるでしょうか。 ○議長(光井 哲治君) 答弁はよろしいですか。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 頑張ってまいります。 ○議長(光井 哲治君) そのほか総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 以上で総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第10号、平成29年度湯梨浜町住宅新築資金貸付事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第11号、平成29年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第12号、平成29年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑は終結します。  議案第13号、平成29年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第14号、平成29年度湯梨浜町介護保険特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。  7番、酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 介護保険特別会計、この会計で体力づくりとか、健康寿命を延ばそうっちゅうことで、事業がふえてきたというのは大変喜んでおるわけですけど、ただね、いろんな項目で健康づくり事業をやられとるだけど、気になるのはね、保険料からもこれやっとるですね。それで負担金も払う、参加したら。こんな二重取りやったらいけんじゃないかなと。参加した人は負担金払うだけえ、保険料の部分は一般会計から出すとかね、町にとって住民が健康なことは喜ばしいことで、さっきの創生事業にもつながってくるわけでしてね、だけ、この考え方というのを改めた、このままいったら事業をやりゃやるほど介護保険料が上がっていく、そういう形になりますね。例えば筋力トレーニング事業、介護保険料から172万4,000円出しとるわけなんですけどね、こがなんは一般会計から出すべき財源だというぐあいに私は思うわけですね。参加される方はそれに負担金も払うわけでしてね、その辺を改める考え方はないのかちょっと伺っておきたいな。こういう形になると、体力づくり事業、まんだどんどんふやしてこられたら、介護保険料が上がってしまうな、そういう心配もするわけでして、本来下がってこないけん。健康寿命がふえてくればね。長くなってくれば介護保険下がってこないけんだけど、その効果が出てこな、住民の人もなかなか参加していくっちゅう格好にはならん。これだけ保険料が下がってきたんだよっちゅう形を示すためにもその辺は改善されませんか。 ○議長(光井 哲治君) 宮脇町長、答弁。 ○町長(宮脇 正道君) 確かに考えてみると理屈としてはそうなるかなとちょっと思いました。同じ健康づくりでも、何ていうですか、例えば積立貯筋運動とか、ああいう取り組みなんかについては一般会計で事業を実施してますから、そういう二重というようなことはないわけですよね。その辺は要するに介護保険のある意味メニュー化されとって、それを実施するようなことだからというようなことで取ってるかもしれませんけども、ちょっとそのあたり、制度的にどんなか、勉強させてください。 ○議長(光井 哲治君) 担当課長のほうで補足的に説明することはありませんか。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) はっきりわからな、特別委員会で質疑するでしょう。そのときに教えてください。今、曖昧なことを言われたっていけりゃあせんけえ。 ○議長(光井 哲治君) どうですか。今答えれる範囲で説明がつきますか。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) 筋力向上トレーニング事業、それからミニデイサービス事業、ずっと継続して取り組んでいる事業でございます。酒井議員さんがおっしゃったように、二重取りになるというちょっと考え方はしてなかったものですから、これまでの経過に基づいて負担金をいただいているところがございます。これ以上のことは今は申し上げられませんので、町長のほうも先ほど申しましたように、調べさせていただきます。 ○議長(光井 哲治君) 酒井議員。 ○議員(7番 酒井 幸雄君) 私がさっき言いましたけど、何だらあし皆さんが健康づくり事業、体力増進事業に参加していただきゃあ保険料も下がりますよっちゅう、そういう考え方をきちんと目標として持たないけん。そうでないと住民の人はなかなか理解しにくいし、わかってこない。そのためには、財源内訳があるわけですので、ただ、介護保険から出すっちゅう部分を一般会計から出しさえすればいいわけでして、その辺を行政サイドで、これは完全な分権事業ですのでね、行政がその判断をされりゃあできるわけですので、国が認めてくれんとか、そういう問題ではないと思います。あんまり国に頼らずに、自分たちの力でやるんだという気構えをぜひ見せてほしいな、このように思います。国民健康保険とは基本的に違うわけでしてね。 ○議長(光井 哲治君) この後、特別委員会、提案を諮っていくことになっておりますので、それまでに今言われたことは宿題といいますか、どういう方法があるのか、あるいは法の状態の中で今までやってきたことを精査をまずしていただいて、報告可能な状態をつくっていただければと思いますので、宿題として捉えておきます。  そのほか総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 以上で総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第15号、平成29年度湯梨浜町温泉事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第16号、平成29年度湯梨浜町下水道事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第17号、平成29年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第18号、平成29年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第19号、平成29年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第20号、平成29年度湯梨浜町橋津財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第21号、平成29年度湯梨浜町宇野財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第22号、平成29年度湯梨浜町舎人財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第23号、平成29年度湯梨浜町東郷財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第24号、平成29年度湯梨浜町花見財産区特別会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第25号、平成29年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計予算を議題とします。
     総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第26号、平成29年度湯梨浜町水道事業会計予算を議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  お諮りします。議案第9号から議案第26号までの18議案については、議長を除いた議員全員で構成する平成29年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号から議案第26号までの18議案については、平成29年度予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  この特別委員会の委員長及び副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いをします。  暫時休憩をいたします。再開を10分後。               午後4時09分休憩     ───────────────────────────────               午後4時18分再開 ○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告します。  委員長に米田強美議員、副委員長に河田洋一議員が選任されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第27号 から 日程第36 議案第40号 ○議長(光井 哲治君) 日程第23、議案第27号、平成28年度湯梨浜町一般会計補正予算(第10号)から日程第36、議案第40号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第5号)までの補正予算に係る14議案を一括議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第27号、平成28年度湯梨浜町一般会計補正予算(第10号)から議案第40号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第5号)までの14会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。  まず、議案第27号、平成28年度湯梨浜町一般会計補正予算(第10号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6億3,650万6,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ110億7,942万8,000円にするものです。  補正の共通の内容といたしましては、工事及び委託料等の請負差額等による減額補正、各種負担金の確定に伴う増減補正、事業費の確定、見直しによる増減補正、国県事業の補助金等の確定に伴う補正、財源の変更などからなっております。  今回の補正予算は、そのほとんどが減額補正ですが、その中で増額または追加補正するものの主なものを申し上げてみますと、大雪被害による雪害園芸施設等復旧対策事業1,603万7,000円、諸支出金では、土地開発公社への貸付金2,630万円を計上いたしました。  なお、今回の補正では、総額の補正と同時に継続費の年割り額変更による補正、平成29年度への繰り越しのための繰越明許費の追加、債務負担行為の追加及び変更、事業費の最終確定等に伴う地方債補正もあわせて提案しています。  次に、議案第28号、平成28年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ26万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ698万3,000円とするものでございます。  次に、議案第29号、平成28年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ400万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4万3,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、高齢者及び障がい者住宅整備資金の貸し付けの見込みのないことから、貸付金の減額を行うものでございます。  次に、議案第30号、平成28年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,199万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億350万8,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、歳入では、国庫支出金及び共同事業交付金の減額、歳出では、保険給付費及び共同事業拠出金の減額補正です。  次に、議案第31号、平成28年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ464万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,954万4,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、歳入では、被保険者数の増に伴う保険料の増額、歳出では、広域連合納付金の増額でございます。  続いて、議案第32号、平成28年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ923万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ19億2,195万1,000円とするものでございます。  主な補正内容は、歳入につきましては、第1号特別徴収被保険者見込み数の増加による保険料の増額と、保険給付費等の実績見込みに合わせて国庫支出金や県支出金を増額、支払基金交付金を減額するものでございます。歳出につきましては、介護サービス給付費、介護予防事業費の実績見込みに合わせ、保険給付費の増額、地域支援事業費の減額を行うものでございます。  続いて、議案第33号、平成28年度湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ31万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ909万1,000円とするものです。  補正の主な内容は、歳入において、東郷温泉管理組合から水明荘並びに龍鳳閣へ温泉を送るためのポンプの電気使用料が想定より少なかったことによる雑入の減額と、これに伴い、歳出において光熱水費を減額するものなどでございます。  次に、議案第34号、平成28年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第7号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,942万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,732万7,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、歳入につきましては、下水道長寿命化に基づく社会資本整備交付金の額の確定に伴う国庫補助金、事業債の減額、流域下水道整備事業の額確定に伴う流域下水道債の減額、一般会計繰入金の減額などでございます。歳出につきましては、流域下水道建設費の額の確定に伴う事業費の減額、中部地震に伴う不明水の増大に対し、県が前年同期と比較して被災に伴う増加分を減額したための負担金の減、管渠更生工事に伴う社会資本整備交付金の額の確定に伴う公共下水道事業の減額、災害復旧事業初動の被災調査や設計の額の確定に伴う減額、公債費や長期債償還利子の減額などです。また、流域下水道建設負担金、流域関連公共下水道事業変更認可業務委託や社会資本整備交付金事業の繰越明許費の追加や災害復旧事業の変更もあわせて計上いたしております。  次に、議案第35号、平成28年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ309万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,848万8,000円とするものです。  補正の主な内容は、歳入につきましては、農業集落排水処理施設災害復旧債の追加、一般会計繰入金の減額などです。歳出は、維持管理費の実績見込みによる減額、公債費の長期債償還利子の減額などを計上しております。また、災害復旧事業の繰越明許費もあわせて計上いたしております。  続いて、議案第36号、平成28年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,952万8,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,687万円とするものでございます。  補正の主な内容は、歳入では、石脇配水池更新事業の額の確定に伴う簡易水道事業債、過疎対策事業債の減額、あるいは一般会計繰入金を減額するものでございます。歳出では、経常経費の実績見込みによる減額、公債費の長期債償還利子の減額などを計上しております。  次に、議案第37号、平成28年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ97万6,000円とするものでございます。  続いて、議案第38号、平成28年度湯梨浜町東郷財産区特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ44万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ444万円とするものでございます。  主な補正の内容は、歳入では、平成16年12月27日以降、未契約となっていた国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターと東郷財産区との方面捨石堆積場の土地賃貸借契約について、精算に伴う土地建物貸付収入の増、43万円余りなどでございます。歳出では、土地貸付収入の財政調整基金への積立金などでございます。  次に、議案第39号、平成28年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出の予定額、事業費用を28万6,000円減額して、補正後の総額を3億303万4,000円とするものでございます。資本的支出では107万8,000円を減額して、補正後の総額を8,381万7,000円とするものです。  最後に、議案第40号、平成28年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第5号)につきましては、収益的収入及び支出の予定額の収入につきましては、水道事業収益を969万3,000円増額し、合計2億434万3,000円とするものであります。補正の内容は、災害復旧事業費補助金の増額などであります。また、支出につきましては、水道事業費用を616万2,000円減額し、2億287万1,000円とするものでございます。補正の内容は、原水及び浄水費の配水及び給水費の確定見込み額による減額などでございます。  資本的収入及び支出の予定額の収入につきましては、資本的収入を6,050万円減額し、1,655万8,000円とし、支出については、資本的支出を9,220万3,000円減額し、4,350万1,000円として、実績見込み額により減額するものでございます。  以上、いずれも地方自治法96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。議案第27号を除く議案第28号から議案第40号までの13議案につきましては、担当課長の補足説明を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第27号を除く議案第28号から議案第40号までの13議案につきましては、担当課長の補足説明を省略することに決定しました。  それでは、議案第27号について、担当課長より補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第27号、平成28年度湯梨浜町一般会計補正予算(第10号)の補足説明をさせていただきます。  予算書の6ページをお願いいたします。第2表の継続費補正です。変更です。9款教育費、3項中学校費、事業、新中学校・学校給食センター建設事業、総額については変更はございません。年割り額でございますが、平成28年度、4,994万5,000円減額の12億7,640万2,000円に、平成29年度が6,279万9,000円増額の32億8,464万8,000円に、平成30年度が1,285万4,000円減額の3億9,571万3,000円にそれぞれ変更するものでございます。  7ページの第3表、繰越明許費の補正です。追加です。2款総務費、1項総務管理費の事業名、新エネルギー施設管理経常経費の38万9,000円から一番下の11款災害復旧費、3項その他公共施設等災害復旧費の事業名、観光施設等災害復旧事業761万7,000円まで19事業、合計3億5,246万8,000円の繰り越しの御承認をお願いするものでございます。  めくっていただきまして、8ページ、第4表、債務負担行為補正です。1の追加です。平成28年度企業拡充奨励金から三世代同居世帯等支援事業補助金まで、期間、限度額はそれぞれ記載をしているとおりでございます。  2の変更です。集会所等災害復旧事業補助金から被災者住宅支援補助金まで、補正前、補正後、それぞれ期間を変更するものでございまして、限度額については変更はございません。  第5表の地方債補正です。1の追加です。起債の目的、緊急防災・減災事業債、限度額2,330万円、起債の方法、利率、償還の方法は記載しているとおりです。  2の変更です。起債の目的、公共事業等債から、めくっていただいて10ページの一番下、過疎対策事業債まで8本の起債につきまして、それぞれ変更前の限度額から変更後の限度額へ増額あるいは減額をお願いするものでございまして、起債の方法、利率、償還の方法に変更はございません。  めくっていただいて、13ページからが歳入と歳出になりますが、町長の提案理由にありましたように、ほとんどのものが決算見込み額によります増額あるいは減額でございますので、主なもののみを説明をさせていただきます。  ずっとめくっていただいて、歳入の18ページの中ほどをお願いいたします。14款県支出金、1項県負担金、2目民生費県負担金の4節の災害救助費負担金375万9,000円を計上しております。これは10月31日までの避難所運営等の応急救助業務に要した職員の時間外勤務手当ですとか避難所の物品、光熱水費などについて手当てされるものでございます。  それから、2枚ほどめくっていただきまして、23ページの下のほうをお願いいたします。19款諸収入、5項雑入の説明欄の下から3つ目、鳥取県中部地震義援金189万9,000円、その次の鳥取県中部地震見舞金420万円を計上しております。この義援金のほうにつきましては、直接町の口座のほうへ振り込まれたり、あるいは義援金箱に入っていたり、そういったものを集計したものでございますし、それから、見舞金のほうは、直近の状況で、企業、団体などから37件の見舞金を頂戴したものでございます。  なお、この震災関連の見舞金、寄附金の状況でございますけれども、ふるさと湯梨浜応援基金のほうに、決算見込み額ですが、現在のところ1,200万円を見込んでおります。それから、このたび計上いたしました義援金、見舞金、それから予算のほうは通っておりませんが、県のほうを通じていただいた義援金を半壊世帯16世帯と、それから屋根の作業中に転落されて重傷を負われた方お一人、合計17世帯に各10万円を既に配賦をしております。それから、約1週間ほど前に中部町村会のほうの義援金の配分が決定になりまして、湯梨浜町のほうに約220万円頂戴することが決まっておりますが、これの配賦の方法はこれから検討するところでございます。  それから、めくっていただきまして、今度は歳出のほうになりますが、ずっと飛びますが、38ページのほうをお願いいたします。3款民生費、2項児童福祉費の説明欄の一番上から1つ目、2つ目です。太養保育園の委託料とながせこども園の委託料、それぞれ増額を計上しております。これはゼロ歳児を初めといたします園児数の増加と、それから公定価格の改定に伴う支弁額の増額によるものでございます。  それから、ちょっと飛びますが、42ページをお願いいたします。町長の提案理由にもありましたが、5款農林水産業費、1項農業費の3目の農業振興費の説明欄の上から3つ目、雪害園芸施設等復旧対策事業1,603万7,000円を計上しております。1月と2月の豪雪で被災しましたブドウやホウレンソウなどのビニールハウスの復旧を支援するものでございまして、産地としての維持、拡大を後押しするものでございます。  1枚めくっていただきまして、44ページをお願いいたします。中ほどでございます。5款農林水産業費、3項水産業費の1目の水産業振興費、説明欄の一番上、雪害漁船等復旧対策事業11万1,000円、これも大雪関連でございまして、被災した漁船の引き上げなど復旧に要する経費に対して支援を行うものでございます。  それから、一番最後になりますが、ずっとめくっていただきまして、一番最後、56ページをお願いをいたします。12款諸支出金、2項第三セクター等貸付金、1目の土地開発公社貸付金、町長の提案理由にもありましたが、2,630万円を計上しております。これは当初予算の際にもちょっと申し上げましたけれども、違法ではありませんが、オーバーナイトではないかという御指摘を受けて、これを解消するために、土地開発公社への長期の、具体的に申し上げますと3年間の貸付金を計画をいたしました。一般会計からこの2,630万円と、それから後ほど申し上げますが、土地開発基金からの直接の貸し付け1億3,000万円を計画をいたしておりまして、合計で1億5,630万円の貸し付けを計画したところでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 以上で各補正予算の提案理由の説明を終わります。  ここで議員の皆さんにお諮りいたします。本日の会議時間は、予定された日程を終了するまであらかじめ延長したいと思いますが、御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議は、予定された日程を終了するまであらかじめ延長することといたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第37 議案第41号 から 日程第50 議案第54号 ○議長(光井 哲治君) 日程第37、議案第41号、湯梨浜町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定についてから日程第50、議案第54号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例についてまでの14議案を一括議題とします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第41号、湯梨浜町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定についてから議案第54号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例についてまで、一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第41号、湯梨浜町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について、提案理由を申し上げます。  国では、平成15年2月に行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律、いわゆる行政手続オンライン化法を施行し、法令に基づく行政手続について、書面による方法に加え、インターネットを活用したオンラインでも行えるようになっております。本条例は、行政手続オンライン化法が適用されない町の条例等に基づく手続もオンラインで行えるようにするためのものです。  次に、議案第42号、ゆりはま暮らしお試し住宅の設置及び管理に関する条例の制定につきましては、湯梨浜町では、移住定住の促進による活力に満ちた地域づくりを推進しており、県外から本町への移住を希望される方に対し、本町の暮らしが体験できる施設として空き家を改修したお試し住宅を設置し、移住促進を図るため、管理運営基準を定めようとするものでございます。  次に、議案第43号、天女のふる里・東郷湖「花」基金条例の制定につきましては、町の総合的な振興策であります天女のふる里づくりの一環として、町民や来町者の方に安らぎの場を提供することにより地域の活性化を図るとともに、すぐれた自然環境を次世代に引き継ぐために花と緑の空間の整備に取り組むため、その財源として基金を設けようとするものでございます。  次に、議案第44号、湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例を廃止する条例につきましては、鳥取県町村職員退職手当組合が鳥取県町村総合事務組合に名称変更されて、平成29年4月1日から議会議員その他非常勤職員の公務災害補償に関する審査、補償の手続が共同処理されることになったのに伴い、条例を廃止するものです。  続いて、議案第45号、湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、鳥獣被害対策実施隊の活動に伴う報酬、費用弁償の金額を改正するのに伴い、他の委員と区分し、明文化する必要があり、所要の改正を行おうとするものでございます。  続いて、議案第46号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、平成28年の人事院勧告に基づき、平成29年度から配偶者の扶養手当額を引き下げ、子に係る扶養手当額の引き上げを行う見直しを平成29年度から段階的に実施するとともに、平成29年度から新たに土木技師、主任介護支援専門員を採用するのに伴い、行政職給料表に職名を追加するものでございます。  次に、議案第47号、湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例については、地方公務員の育児休業法等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律が改正され、平成29年1月1日から施行されたことに伴い、介護を伴う職員の職業生活と家庭生活の両立を容易にするため、所要の改正を行うものです。また、平成29年4月1日から鳥取県町村職員退職手当組合が鳥取県町村総合事務組合に名称変更されるのに伴い、所管する条例名が変更になることによる一部改正もあわせて行うものでございます。  続いて、議案第48号、湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、地方公務員の育児休業法に関する法律が改正され、育児休業等の対象となる子の範囲が拡大されたことに伴い、所要の改正を行うものです。  次に、議案第49号、湯梨浜町土地開発基金条例の一部を改正する条例につきましては、湯梨浜町土地開発基金の設置の目的に応じた運用に湯梨浜町土地開発公社への貸し付けを加えるための改正を行うものです。  続いて、議案第50号、湯梨浜町税条例等の一部を改正する条例につきましては、このたびの条例改正は、平成28年11月28日に社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律が公布されたのに伴い、所要の改正を行おうとするものです。  主な改正内容は、消費税率の引き上げの実施時期が変更になったことに伴い、軽自動車税の環境性能割の導入時期及び法人町民税の法人税額の引き上げ実施時期を変更するものです。  次に、議案第51号、湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例につきましては、鳥取県特別医療費助成条例の一部が改正され、特定疾病、ひとり親家庭、小児の助成対象となる経費に新たに訪問看護に係る経費が追加されることに伴い、所要の改正を行うものです。これまでの訪問看護経費は、身体障がい者、重度障がい者、精神障がい者の方のみが対象でしたが、このたびの改正で全ての特別医療対象者の方に給付できるようになります。
     次に、議案第52号、湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例につきましては、平成28年12月28日に行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部の施行期日を定める政令が公布され、平成29年5月30日に施行されることに伴い、条例の定義や個人情報の訂正等の実施について、これに対応した所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第53号、湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、光ファイバーネットワーク施設、CATV線への接触、切断の可能性のある作業などを行う場合の防護措置について、原因者負担の原則に基づき、工事発注者等に当該費用の負担を求めるよう改正を行うものでございます。  最後に、議案第54号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例につきましては、平成31年4月1日に開校予定の新中学校及び学校給食センターの名称を定めようとするものでございます。  以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものです。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、順次担当課長より補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第41号、湯梨浜町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について、補足説明をさせていただきます。  制定の理由、背景につきましては、町長の提案理由のとおりでございます。  議案書をめくっていただきまして、1ページの目的、定義のあたりは省略をさせていただきます。  2ページの上のほうです。第3条、電子情報処理組織による申請等というところでございます。町の機関は、申請等のうち当該申請等に関する他の条例等の規定により書面等により行うこととしているものについては、当該条例等の規定にかかわらず、町の機関が定めるところにより、電子情報処理組織を使用して行わせることができるとしたものでございます。平たく言いますと、要は、現在書面等により行われております申請等におきまして、電子情報処理組織、いわゆる住民の皆さんと町のコンピューターシステムとをオンラインで結んだ状態で行わせることができると、もう少し平たく言いますと、インターネット等を使用して行うことができるという改正でございます。  それから、3ページのほうの第4条のほうです。これをお返しするほうの規定でございまして、例えば第3条で仮に体育館の申し込み申請があったとしますと、第4条の規定で許可のほうも町のほうから申請者の方へオンラインで行うことができると、こういった規定を設けたところでございます。  そのほかにつきましては省略をさせていただきまして、4ページのほうに第7条に適用除外、それから第8条のほうでは使用に関する状況の公表などの規定を設けたところでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成29年4月1日から施行するものでございます。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、みらい創造室長。 ○みらい創造室長(岩﨑正一郎君) 続きまして、議案第42号、ゆりはま暮らしお試し住宅の設置及び管理に関する条例の制定について、補足して説明をさせていただきます。  中を開いていただきまして、条例のまず第1条に設置規定を定めております。ここにおきまして、湯梨浜町の移住定住の促進による活力に満ちた地域づくりを推進するため、ゆりはま暮らしお試し住宅を設置するものでございます。  第2条では、名称及び位置を定めております。名称につきましては、ゆりはま暮らしお試し住宅、位置につきましては川上836番地でございます。  第4条で、利用者の資格を定めております。ここでは県外に住所を有し、本町への移住を検討している方を対象としております。  第5条では、利用期間を定めております。利用できる期間は3日以上1カ月以内としております。  次のページをお願いいたします。第7条から第10条におきましては、利用者の義務や行為の制限、利用許可の取り消し等を定めております。  第11条では、月額の利用する料金を3万円とし、利用日数が1カ月に満たない場合はそれぞれの利用日数に対応した利用料金を別表に定めております。別表につきましては、4ページをごらんいただきたいと思います。3日から7日までは1日当たり2,000円を加算していき、8日から22日までは1万4,000円に1日当たり1,000円を加算するものであります。23日を超えて1カ月以内の場合には、月額の料金とするものであります。  3ページに戻っていただきたいと思います。12条以降では、利用者の費用負担義務等を定めております。  4ページをお願いいたします。附則でございます。施行期日、第1項、この条例は、平成29年4月1日から施行いたします。ただし、次項の規定は公布の日から施行ということで、準備行為を第2項で定めております。ゆりはま暮らしお試し住宅の設置及び管理に関する条例第6条の規定による利用許可及びこれに関する必要な手続その他の行為はこの条例の施行前においても行うことができる。いわゆる準備行為といたしまして、利用者の募集等を施行前に行うことができるといたしておる規定でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(森 輝信君) 議案第43号、天女のふる里・東郷湖「花」基金条例の制定についての補足説明をさせていただきたいと思います。  議案、はぐっていただきまして、本条例は、町の総合的な振興策として取り組んでおります天女のふる里づくりの一環として、花と緑のおもてなし空間の整備に取り組み、その財源としての基金を造成するために制定するものでございます。  第1条の設置につきましては、東郷湖周に花と緑の空間を創出することで、町の魅力を高め、町民や来町者への親しみや安らぎの場の提供、また、すぐれた自然景観を次世代に引き継ぐことを目的として、地方自治法第241条の規定に基づきまして、特定目的基金を設置するものでございます。  第2条の事業の区分でございますけれども、植栽事業、保全、再生事業など、基金の目的に資する事業区分を掲げております。  それから、第3条、積み立てでございますが、寄附金その他の歳入を財源として一般会計歳入歳出予算で定める額としております。  次に、第4条、管理でございます。基金に属する現金を最も確実、有効な方法による管理を明記しているものでございます。  第5条、運用収益の整理につきましては、予算に計上して事業経費の財源に充てるほか、基金に積み立てることといたしております。  第6条は、繰りかえ運用することができる規定を定めたものでございますし、第7条の処分につきましては、事業実施に伴い財源として取り崩すことができる規定でございます。  第8条、委任として、基金の管理に関し必要な事項は町長が別に定めるといたしております。  なお、附則としまして、この条例は、公布の日から施行するといたしておるところでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第44号から議案第49号までの6議案の補足説明をさせていただきます。  最初に、議案第44号、湯梨浜町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例を廃止する条例についてでございます。  町長提案理由のとおりでありまして、町議会議員及びその他非常勤職員の公務災害補償に関する審査、補償に関する手続につきまして、平成29年4月1日から鳥取県町村総合事務組合、現在の鳥取県退職手当組合でございますが、この組合が一元的に共同処理を行うことに決定したために、条例を廃止するものでございます。  附則といたしまして、この条例は、平成29年4月1日から施行するものでございます。  次に、議案第45号、湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明をいたします。  議案書をめくっていただきまして、改正後の別表のほうに鳥獣被害対策実施隊員、日額5,000円、半日額3,000円を追加をするものでございます。報酬の額につきましては、鳥取県の最低賃金が時間額715円となっていることから、その額を下回らないように設定をしたものでございます。日額のほうにつきましては7時間、半日のほうにつきましては4時間を想定したものでございます。  なお、この額につきましては、中部の市町の申し合わせとなっております。  附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。  次に、議案第46号、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明です。  背景につきましては、町長の提案理由のとおりでございます。  議案書をめくっていただきまして、1ページの扶養手当のところをごらんいただければと思います。下のほうの3項でございますが、配偶者に関する扶養手当を現行1万3,000円から6,500円に、一方、子どもさんの扶養手当を6,500円からそれぞれ1万円に改正をするという内容でございます。  それから、10条からでございますが、実は現行では配偶者がある場合とない場合で子どもさんや父母等の扶養手当に現在では差がありますけれども、改正後は配偶者がなくてもある場合の手当額と同額となるために、その要件に該当したり、あるいは該当しなくなったりとした場合の届け出などを削除をするものでございます。  3ページもただいま申し上げた理由と同様でございます。  4ページの別表第2の改正でございます。行政職給料表級別標準職務表の改正でございます。平成29年度から土木技師と主任介護支援専門員の採用を予定しておりまして、職務の級の1級と2級に土木技師、主任介護支援専門員の追加を行うものでございます。  めくっていただきまして、5ページ、附則といたしまして、施行期日でございます。この条例は、平成29年4月1日から施行するものでございます。  附則の2項でございますが、先ほど申し上げました手当の変更でございますが、29年度に限っては経過措置が設けられておりまして、配偶者手当は1万3,000円から1万円に、子どもさんの扶養手当は6,500円から8,000円に、配偶者がない場合の子どもさんは1万1,000円から1万円に、配偶者がない場合の父母等につきましては1万1,000円が9,000円にそれぞれ経過措置が設けられておりまして、このことの記載がされているものでございます。  次に、議案第47号、湯梨浜町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。  議案書をめくっていただきまして、育児または介護を行う職員の早出、遅出勤務の規定でございます。早出、遅出勤務の対象となります子の範囲に特別養子縁組の監護期間中の子どもさんと、それから養子縁組を前提とした里親に委託されている子どもさんなどを加える規定を設けるものでございます。  めくっていただきまして、下のほうの第9条の4項の変更でございますが、職員の請求により、災害等の場合を除き、時間外勤務をしないことを承認しなければならないという規定を要介護者を介護する職員にも適用するものでございます。  めくっていただきまして、3ページの第12条、休暇の種類に介護時間を追加をいたしました。  それから、第16条の介護休暇の変更でございますが、現在は介護休暇の期間を連続する6月の期間となっておりますが、改正後は3回を超えず、かつ通算して6月を超えない範囲内で指定する期間と改正するものでございます。  4ページでございます。第16条の2、介護時間でございます。連続する3年の期間内において1日につき2時間を超えない範囲で取得できることとし、取得した場合には給与条例に基づいて時間当たりの給与を減額するとしたものでございます。  5ページの施行期日でございますが、この条例は、平成29年4月1日から施行するものでございますし、2項は経過措置の規定を設けたものでございます。  次に、議案第48号、湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。  議案書をめくっていただきまして、第2条の2です。育児休業法第2条第1項の条例で定める者でございますが、養子縁組里親になることを希望している者の親、親権者などの意に反するため、児童を委託することができない職員に監護されている児童を育児休業法第2条第1項で定めるその他これらに準じる者として、対象となる子どもさんに含むこととしたものでございます。  それから、2ページのほうでございますが、こちらは取り消された育児休業の再取得が認められる特別な事情について追加の規定を設けたものでございます。  それから、2ページの下のほうの第10条につきましては、先ほど申し上げました第3条の再取得が認められる特別な事情を育児短時間休暇に適用するものでございます。  それから、3ページの一番下のほうです。部分休業の承認でございますが、部分休業の承認について、1日2時間から減じられる特別休暇に介護時間を加える改正でございます。  附則といたしまして、この条例は、平成29年4月1日から施行するものでございます。  議案第49号、湯梨浜町土地開発基金条例の一部を改正する条例についてでございます。  現在、本町では、土地開発公社に貸し付けを単年度で行っております。このため、土地開発公社は、年度末に1営業日のみ金融機関から融資を受けて町に借入金を返済した後、新年度、町から新たに単年度の借り入れを行ういわゆるオーバーナイトが発生している状況でございます。ただ、この当該処理につきましては、総務省から、違法ではないものの、性質的には長期貸し付けであるため、長期での貸し付けを行うことが望ましいとの見解が示されているところでございます。この現行の短期貸し付けを長期貸し付けに切りかえて、公社のオーバーナイトを解消するために、貸付金の財源といたしまして、土地開発基金の活用を可能にするべく、本条例の改正をお願いするものでございます。  議案書をめくっていただきまして、改正後の適用のところです。第3条の2項に、町長は、必要があると認めるときは、基金に属する現金を湯梨浜町土地開発公社に貸し付けて運用することができるという規定を設けたものでございます。  附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、町民課長。 ○町民課長(重松 雅文君) 議案第50号、湯梨浜町税条例等の一部を改正する条例について、補足の説明をいたします。  今回の改正は、昨年9月の条例改正の一部改正によりまして、平成29年4月1日から軽自動車税の環境性能割の導入でありますとか、法人町民税の税率の変更等を行う内容の改正をしておったところでございますが、消費税の導入時期が29年4月1日から平成31年10月1日、2年半延期になったということによります改正が今回の主な内容になっております。  なお、今回の条例改正は、第1条から第4条の4つの条建てとしております。第1条から第3条までは昨年9月に改正いたしました平成28年湯梨浜町条例第24号の一部改正であります。それから、第4条は、税条例、大もとの改正というふうになっております。  そうしますと、議案をめくっていただきまして、1ページ、第1条でございます。これは1ページから4ページまでが第1条となってございます。平成28年の湯梨浜町条例の第24号、昨年9月に改正したものでございますけども、その改正内容から、平成29年4月1日に施行を予定しておりました、先ほど申しました軽自動車税の環境性能割の導入でありますとか法人町民税の税率の変更、この内容をこの第1条で1回削除するというのがこの第1条の内容でございます。  それから、何枚かはぐっていただきまして、4ページでございます。第2条でございます。同じように昨年9月に改正しました平成28年湯梨浜町条例第24号の一部の改正でございます。第1条の次に次の1条を加えるということで、1条の2を加えるものでございますが、先ほど申しましたように、1条で削除した規定につきましては、平成31年10月1日に施行すべき内容であるために、新たに第1条の2を新設して規定するものでございます。第1条で削除した内容とほぼ同じものを第1条の2として規定するものでございます。それが4ページからページ18まであります。  18ページでございます。第3条、これも昨年9月に改正しました平成28年湯梨浜町税条例第24号の一部の改正でございます。内容は、改正の附則の施行日でありますとか経過措置を改正するものでございます。これが21ページまでにわたっております。  それから、21ページでございます。これは第4条ということで、湯梨浜町税条例(平成16年湯梨浜町条例第48号)の一部改正ということで、これは税条例、大もとの一部改正になってございます。改正の内容は2点でございます。21ページの附則の第7条の3の2ということでございます。これは住宅ローン減税の内容でございます。個人住民税におけます住宅ローン減税について、適用年限を2年半延長して、33年の12月31日までに延長するものでございます。これも先ほどの消費税の延期に伴うものでございます。  それから、22ページ、最後のほうのページでございますが、10条の2ということで、2項、3項、4項、5項、6項を加えております。これも、税条例の一部改正が昨年ございました。内容につきましては、太陽光でありますとか電力、水力などの再生可能エネルギーの発電設備を導入した電気自動車に係るところの固定資産税の特例ということの内容を追加するものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行いたします。それから、一部の内容につきましては、経過措置を設けております。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、健康推進課長。 ○健康推進課長(瀬戸 隆行君) 議案第51号、湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明をさせていただきます。  はぐっていただきまして、特別医療では、対象となられる方によりまして、御本人に支払っていただく一部負担金の計算方法が異なります。身体障がい者、重度障がい者、精神障がい者の方は第4条第1項で説明しておりまして、1行目に、前条第2項第2号と書かれていますが、これがこの方々のことを指しております。対象医療費としましては、保険医療機関の医療に加えまして、訪問看護事業所の費用もここに記載されております。負担割合につきましては、中ほどに書かれております100分の10、1割ということになっております。限度額につきましては、第2項に記載しておりまして、医療を受けられる方の区分に応じてそれぞれ定めております。  はぐっていただきまして、このたびの改正となる特定疾病、ひとり親家庭、小児の区分の方の一部負担金につきましては、第3項で定めております。前条第2項第3号と記載していますのは、この方々のことを指しております。2行目に訪問看護事業所を追加し、この区分の方々も訪問介護が受けれるようにいたします。一部負担金につきましては、中ほどの下線部分を追加しておりますように、外来と同じく1日につき530円とし、5回目以降は無料とし、4回までの負担となっております。  また、限度額につきましては、第4項で定めておりまして、一番下の下線部分にありますように、費用額に社会保険各法で定める被保険者負担割合、1割から3割ですが、これを掛けて上限といたしております。  次に、第5条、助成方法のところでは、右側の改正前の欄で下線部分ですけども、訪問看護事業を行う事業所(別表第1号から第3号に掲げる者が療養を受けた場合に限る)と身体障がい者の方々等に限定して訪問看護、療養給付費を行っていましたが、これを削除することで全ての特別医療対象者の方が訪問看護が受けれるようになります。  附則といたしまして、施行期日は、この条例は、平成29年4月1日から施行します。経過措置といたしましては、改正後のこの条例の規定は、4月1日以降における医療に係る医療費の助成について適用し、3月31日までのものにつきましては、なお従前の例によるものといたします。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(森 輝信君) そうしますと、議案第52号と53号を続けて説明をさせていただきます。  議案第52号、湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例についての説明をさせていただきます。  改正部分を改正後、改正前で表記をしております。今回の一部改正は、国や県との情報系のネットワーク、いわゆる情報提供ネットワークを利用したマイナンバーの独自利用事務が可能となるというものでございます。番号法の附則によって施行日を別に定めることとされている条項の施行の日が政令の公布によりまして5月30日に確定し、これに伴いまして、個人情報保護法と改正法の規定で、番号法の第19条に新たに第8号が追加され、この8号といいますのが、地方公共団体が独自にマイナンバーを利用する場合においても情報提供ネットワークシステムを利用した情報連携を可能とするものでございますが、その規定により、特定個人情報を提供できる場合として、地方公共団体が条例で定める独自利用事務、例えば特別医療なんかが該当しますが、これにつきましても情報提供ネットワークシステムを用いた情報連携を行うことが可能となるというものでございます。これが第27条の第2項の3行目、当該個人情報の提供先、これに第6行目からの下線が引かれた部分を追加するというものでございます。  また、同時に追加される番号法の第26条によりまして、独自利用事務における特定個人情報の条例事務関係情報照会者による提供の求め及び条例事務関係情報提供者による提供について準用するとされておりまして、これによりまして、第2条の第4号、それと第27条の第2項の下から4行目からの下線の部分の括弧書きが追加をされるものでございます。  なお、附則としまして、この条例は、平成29年5月30日から施行するものでございます。  続きまして、議案第53号、湯梨浜町光ファイバーネットワーク施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。  これにつきましても改正部分を改正後、改正前で表記しています。改正後の太線枠で囲ったところを追加するものでございます。  今回の一部改正ですが、国土交通省の土木工事安全技術指針によりますと、建設機械等のブーム、ダンプトラックのダンプアップ等により架空線等上空施設への接触、切断の可能性があると考えられる場合には、必要に応じて架空線上空施設への防護カバー等の保安措置を行うこととされているところでございまして、西日本電信電話株式会社におきましても自社が管理する各ケーブル線等への防護措置経費について、原因者負担の原則に基づいて、平成28年10月1日受け付け分からその原因工事の発注者等に求めることとしたことを受けて、町の光ファイバーネットワーク施設におきましても同様の取り扱いをしようとするものでございます。建設工事等による伝送路の防護措置に係る工事について、費用負担区分を明記するものでございます。  なお、附則としまして、この条例は、平成29年4月1日から施行するもので、北栄町、琴浦町とも歩調を合わせるものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、教育総務課長。 ○教育総務課長(西原 信男君) 議案第54号、湯梨浜町立小学校及び中学校設置条例等の一部を改正する条例について、補足説明をさせていただきます。  めくっていただきまして、第1条と第2条の条建てとしております。
     初めに、第1条でございます。湯梨浜町立小学校及び中学校の設置条例の一部改正でございます。湯梨浜学園との名称譲渡の協議が調ったということで、別表、中学校の名称を改正前の「湯梨浜町立統合中学校(仮称)」から改正後「湯梨浜町立湯梨浜中学校」とするものでございます。  第2条は、湯梨浜町立学校給食センターの設置条例の一部改正でございます。給食センターの名称及び位置、第2条でございますが、ここの名称を改正前の「湯梨浜町立学校給食センター(仮称)」から改正後「湯梨浜町立学校給食センター」と変更するものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 以上で条例関係の提案理由の説明を終わります。  ここでしばらく休憩しますが、最後の休憩をとりますか。あと5議案あります。そのまま走りますか。1回とりますか。(発言する者あり)行っちゃうですか。いいんですか。               午後5時22分休憩     ───────────────────────────────               午後5時22分再開 ○議長(光井 哲治君) それでは、再開をいたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第51 議案第55号 から 日程第53 議案第57号 ○議長(光井 哲治君) 日程51、議案第55号、湯梨浜町と鳥取県との間の地方公共団体における情報通信技術の共同化に関する事務の委託に関する規約に関する協議についてから日程第53、議案第57号、町道の路線認定についてまでの3議案を一括議題とします。  順次提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第55号、湯梨浜町と鳥取県との間の地方公共団体における情報通信技術の共同化に関する事務の委託に関する規約に関する協議についてから議案第57号、町道の路線認定についてまでの提案理由を一括して申し上げます。  最初に、議案第55号、湯梨浜町と鳥取県との間の地方公共団体における情報通信技術の共同化に関する事務の委託に関する規約に関する協議について、提案理由を申し上げます。  この協議は、鳥取県と県内自治体が連携しながら情報システムの標準化や共同化、運用上の安全性の確保などを進めるために、その事務を鳥取県に委託して行うためのもので、地方自治法第252条の14第3項において準用する同法第252条の2の2第3項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第56号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の変更につきましては、安心・安全の水道水を安定的に供給するための石脇地内の既存配水管の移設整備及び簡易水道事業会計を水道事業会計へ統合するための地方公営企業法適用移行事業を追加し、過疎地域の生活環境の整備と地域活性化を図ろうとするものでございます。過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により準用する同条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  最後に、議案第57号、町道の路線認定につきましては、はわい長瀬地内の上村後5号線を町道認定するものでございます。道路法第8条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものです。  詳細につきまして、いずれも担当課長が御説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 担当課長から補足説明の前に、先ほど一括議題のときに協議というところを協定というぐあいに読み上げましたので、協議のほうに訂正しておきます。  それでは、続いて、順次担当課長より補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第55号、湯梨浜町と鳥取県との間の地方公共団体における情報通信技術の共同化に関する事務の委託に関する規約に関する協議についての補足説明をさせていただきます。  現在、鳥取県と、それから県内の自治体で鳥取県自治体ICT共同化推進協議会を組織しておりますが、これの平成28年度の第2回の総会におきまして、地方自治法第252条の14に基づく事務の委託制度を活用して、平成29年度からICT共同化に関する事務の一部を鳥取県に委託することが決定され、事務の委託に関する規約について、議会の御承認をお願いするものでございます。  議案書をめくっていただきまして、第1条の委託事務の範囲でございます。湯梨浜町は、地方公共団体における情報通信技術の共同化に関する次に掲げる事務の一部を鳥取県に委託する。1といたしまして、情報システムの標準化及び共同化に関する事務、2といたしまして、情報システムの運用上の安全性の確保に関する事務、3といたしまして、情報通信技術に関する業務に対応できる職員の育成に関する事務。第2条以降は、経費の負担及び予算の執行などの規定を設けたものでございますので、説明は省略をさせていただきます。  裏の2ページの一番下です。附則といたしまして、この規約は、平成29年4月1日から施行するものでございます。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(森 輝信君) それでは、議案第56号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の変更についての補足説明をさせていただきます。  議案書をめくっていただきまして、1ページでございます。変更後、変更前で表記させていただいております。下線を引いたところを追加、改正するものでございます。  1ページの変更前の欄、4、生活環境の整備、①水道施設、(1)現況と問題点、後段のなお書きでございます。下線で表記しております。簡易水道事業の上水道事業への会計的な統合につきまして検討から、変更後、会計統合(公営企業法適用化)を平成30年4月を目途に移行を図ると改正するものでございます。  次に、(2)その対策ですが、変更後、⑥として「水道事業会計統合に向け、資産調査及び整理を行い、簡易水道事業を地方公営企業法適用化へ移行します。」を追加し、前後しますけども、⑤として「石脇地内配水管改良工事を実施します。」を追加するもので、内容としましては、石脇地区の既存配水管の移設整備を盛り込むものでございます。  裏面をちょっと見ていただきたいと思います。変更後の(3)の事業計画、平成28年度から32年度の上のほうの表でございます。事業名、(1)水道施設簡易水道の事業内容に石脇地内配水管改良工事、これを追加し、下の表に新たに過疎地域自立促進特別事業分として、事業名、(9)過疎地域自立促進特別事業、事業内容に地方公営企業法適用移行事業として資産調査及び整理を追加し、計画の一部変更を行うものでございます。以上でございます。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(小林 長志君) 続きまして、議案第57号、町道の路線認定について、補足して説明させていただきます。  議案の資料の次のページ、位置図、平面図を添付させていただいております。この路線につきましては、民間の宅地造成に伴い整備された区域内の道路でございます。全長54.35メートル、道路幅員6メートルの道路を新たに町道認定するものです。  議案のほうに移ります。路線番号1866、路線名、上村後5号線、起点、湯梨浜町はわい長瀬字高浜1541-35番地先、終点、湯梨浜町はわい長瀬字高浜1541-31番地先でございます。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第54 議案第58号 ○議長(光井 哲治君) 日程第54、議案第58号、工事請負契約の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第58号、工事請負契約の変更について、提案理由を申し上げます。  平成28年8月18日の第5回臨時会で御議決をいただきました石脇配水池築造工事について、その内容の一部を変更するため、平成29年2月20日に仮変更契約書を取り交わしましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び湯梨浜町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(光井 哲治君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。  建設水道課長。 ○建設水道課長(小林 長志君) そうしますと、議案第58号、工事請負契約の変更について、補足して説明させていただきます。  議案をめくっていただくと、建設工事請負仮変更契約書(第1回)を添付させていただいております。平成28年8月18日に議会議決をもって工事契約をしたもので、平成29年2月20日に仮契約を締結しましたので、本議会の議決を求めるものでございます。  1、契約の目的、石脇配水池築造工事。2、契約の金額、変更前1億2,765万6,000円、変更後1億2,916万8,000円。3、契約の相手方、鳥取県東伯郡湯梨浜町大字久見178番地の2、石脇配水池築造工事、有限会社前嶋組、有限会社中本建設特定建設工事共同企業体代表構成員、有限会社前嶋組代表取締役、前嶋定男。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。                 〔討論なし〕 ○議長(光井 哲治君) 討論がないようですから、討論を終結します。  これより採決します。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第55 諮問第1号 ○議長(光井 哲治君) 日程第55、諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案理由を申し上げます。  現在、本町では、7名の人権擁護委員が法務大臣から委嘱され、基本的人権の擁護活動に携わっていただいております。そのうち1名の方の任期が平成29年6月末日をもって満了となることから、その後任として次の方を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  推薦候補者は、住所、湯梨浜町大字泊、氏名、敬称は略させていただきます。小泉信子、再任でございます。以上です。 ○議長(光井 哲治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 討論がないようですから、討論を終結します。  お諮りいたします。本案は、適任であるとの意見を付したいと思いますが、御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は、適任であるとの意見を付すことに決定しました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。議案第9号から議案第57号までの審議は、16日に行いたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号から議案第57号までの審議は、16日に行うことに決定しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  7日の本会議は、午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席をしてください。  御苦労さまでした。               午後5時36分散会     ───────────────────────────────...